元郵便局員が教える!SAL便と航空便と船便の賢い使い分け方

この記事では
SAL便と航空便と船便の違いについて
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]「SAL便」と「航空便」と「船便」のサービスの違いと特徴について元郵便局員がわかりやすく解説します。[/prpsay]

サービスの特徴

「SAL便」「航空便」「船便」には、それぞれに異なる特徴がありますので解説します。
使用用途に合わせて発送方法を選択することで、送料を安く抑えることができます。

 

航空便

飛行機で空輸するため、料金は高めですが3~6日程度でお届けすることができます。
3日という日数は一番近い韓国辺りでの日数だと思いますし、海外は結構適当な感じなので正確な日数はわかりませんが「航空便」「SAL便」「船便」の中で一番早く配達されるのは間違いないです。

 

SAL便

船便より速く航空便より配達に日数がかかりますが、料金が航空便より安いというのが魅力です。
航空便と同じく飛行機で輸送されますが、航空便とは若干配送システムが異なる方法となりますのでお届けまで日数がかかります。
SAL便はお取り扱い国・地域が限られています。

 

船便

料金が安いというのが最も魅力的なサービスです。
配達までに1~3ヶ月かかりますが、急ぎでないものであれば他の2つに比べてもかなり安く発送できます。

 

航空便とSAL便の違い

航空便とSAL便は2つとも飛行機で輸送するにも関わらず、配達日数も料金も違います。
同じ空輸ですが、ちょっとしたサービスレベルの違いがありますので、わかりやすいように事例をあげて解説させていただきます。

 

航空便の輸送方法

海外に荷物を発送をする際、相手の住所に一番近い空港に行く飛行機に荷物を乗せて発送しますので、相手先の国についてからが早く配達されます。

 

SAL便の輸送方法

最寄りの空港などを一切考慮せず、とりあえず相手の国に荷物を輸送する為に飛行機に乗せて発送しますので、相手先の国についてから配達に時間がかかる事があります。

 

決定的な違い

航空便とSAL便の決定的な違いは、受取人の国内についてから輸送手段による配達日数の違いという事になります。

日本に送る場合は国自体が小さいのでそんなに大差はないと感じますが、アメリカなんかの大きい国だと相当数かかる事になります。
これが航空便とSAL便のサービスレベルと価格の違いになると思います。

 

船便のサービスレベル


日数は物凄くかかりますが、中国宛では圧倒的に利用者が多いサービスです。
船便の最大の魅力は料金が安いという点です。

正直言ってどのくらいで宛先に荷物が届くのかも全くわかりませんし、目安として1ヵ月~3ヵ月と言われています。
発送日数が不明かといいますと、該当国へ輸送するコンテナが満杯になって船に乗せるので、どのくらいかかるか不明という事になります。

配達までに相当数かかりますので、内容品にはくれぐれもご注意ください。

 

梱包に注意

海外宛ての荷物は梱包を頑丈にする必要があり、国内では考えられないような破損が海外では当たり前に発生します。
中身を抜かれたりするケースもありますので、下記のような梱包フィルム等で全体を包むと「破損防止」「盗難防止」「水濡れ防止」になります。

参考

ストレッチフィルムについては、下記の記事を参考にしてください。
今!売れている!使ってみて納得の安心感!ストレッチフィルム特集

 

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