コンビニ受取について
解説しています。
郵便局のルーティンワーク
郵便局の配達員が、コンビニ受取り用の荷物を各コンビニ店舗に配達する時間には、絶対に守らなければならない決まりがあります。
実際にその業務を行っていましたので、誰でも簡単に各コンビニ店舗ごとに異なる荷物の到着時間を知る方法を紹介ます。
郵便局がコンビニ行く理由
そもそも郵便局の配達員が、なぜ毎日コンビニ行くのかご存知ですか?
- メルカリの荷物を持って行くため??
- アマゾンや楽天の荷物を持っていくため?
- 郵便物を配達するため?
上記も大事な業務ではありますが、本来の目的はコンビニ内ポストの郵便物取集です。
メルカリやアマゾンや楽天のコンビニ受け取りの荷物がなくても、絶対にコンビニ内ポストの郵便物取集の為に、各コンビニ店舗には毎日行く必要があります。
局員が腰に付けている携帯端末により、ポストの収集状況も管理されてますし、ポストの取集漏れ等は絶対にあってはならない重大事故に該当します。
コンビニ内ポスト
ローソンに行った際、上記のポストをレジの所で見たことはありませんか?
これがコンビニ内ポストで、形状はコンビニにより異なる場合もありますが、一目でポストだとわかる形状になっております。
コンビニ内ポストの郵便物取集を行う為に、コンビニ受取り用の荷物を該当のコンビニ店舗に配達するというのが、本来のルーティンワークになっております。
コンビニ用の荷物は誤配防止の為に、配達完了を入力する際に該当店舗でしか配達完了の入力ができないシステムになっておりますので、追跡情報を確認して配達完了(店舗到着)になってる時点で、間違いなくコンビニに荷物は到着しております。
コンビニ到着のお知らせ
荷物の受取りが可能となった時点で、「コンビニ受取り可能」の通知あると思います。
郵便局側は各コンビニ店舗にコンビニ受取り用の荷物の配達を行いますが、その後の処理は全く行っていませんし、各コンビニ店舗に配達するまでが郵便局の仕事になります。
実際に各コンビニ店舗に荷物が到着しても、お客様に受取り可能通知が届くまでにタイムラグがあると思いますが、そのタイムラグの間にローソン側かECサイト側で処理しているのだと思います。
これは郵便局受取りでも同じで、該当局に荷物が到着した際の「到着」の入力は郵便局で行いますが、受取可能の入力は郵便局で行っておりません。
「郵便局に荷物があるのに、なぜ?渡せないんだ!!」というクレームも多々ありますが、郵便局にはデータ処理の権限がないので「渡さない」じゃなくて「渡せない」というのが現実です。
ご理解いただければと思います。
荷物の到着時間を把握する方法
各コンビニ店舗により荷物の到着時間は異なりますが、郵便局員はコンビニ内ポストの郵便物取集に行くわけですから、コンビニ内ポストの取集時間を見れば店舗ごとに異なる時間を簡単に調べる事ができます。
取集時間はコンビニ内ポストに必ず記載されておりますので、各コンビニ店舗のポストを見てください。
ポストの上面部分か、ポスト前面にある投函口の上下のどちらかに必ず記載されてます。
必ず午前1回、午後1回は、郵便物の取集する規定になっています。
郵便局の決まりで「ポストを規定時間前に開けて郵便物を取集する事は禁止」となっております。
郵便局員が勝手気ままにポストをあけてたらトラブルにしかならないので、記載されている時間以降にポストを開けて郵便物を取集するという決まりになっております。
これは絶対に厳守すべき事項なので、記載されている時間前に郵便局員がポストをあけたり、コンビニ受取り用の荷物を店舗に配達する事はありません。
一概に全郵便局に該当するわけではありませんが、基本的に17時以降に郵便局に到着したコンビニ受取り用の荷物は、翌日の午前中にコンビニ配達されます。
お昼に到着した分は午後から配達される仕組みになっていますので、コンビニ受取り用の荷物を夜間にコンビニ配達する事は絶対にありません。
郵便局に荷物が到着したのが夕方以降の場合、夕方以降にコンビニに荷物を配達する事はありませんので、明日のポスト取集時間にコンビニに配達されるという事になります。
(配達が遅延してる場合を除く)
<関連記事>
元郵便局員が教える!使って便利なコンビニ・郵便局窓口受取サービス