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葉書野 ウラ
郵便局留めとは?読み方・手続き・手数料
郵便局留め(ゆうびんきょくどめ)は、自分で指定した郵便局の窓口で郵便物や荷物を受け取れるサービスです。日本郵便の公式ページには、次のように記載されています。
全国約24,000局の郵便局でお受取りいただけます。
利用手続きは必要ございません。受渡し手数料は無料です。
※出典:日本郵便「郵便局留・郵便私書箱」(2026年9月時点)
ポイントは3つです。申し込みも登録も要りません。受け渡しの手数料もかかりません。全国約24,000局のどこでも受け取れます。やることは、宛名を決められた形で書くことだけです。
読み方は「ゆうびんきょくどめ」です。表記は場面によって変わり、日本郵便のサービスページは「郵便局留」、よくあるご質問では「留置(局留め)」と書かれていますが、保管期間などの案内は同じ内容です。
郵便局留めの宛名の書き方【書くのは4項目だけ】
宛名に書く内容は、日本郵便の公式ページ「ご利用方法」の「宛先を記入する」に4つ挙げられています。手紙(封筒)でも、ゆうパックの送り状でも、この4つが揃っていれば同じです。
宛名に書く4つの項目
| 書くもの | 内容 |
|---|---|
| 1 郵便番号 | 受け取りたい郵便局の番号 |
| 2 局留の表示 | 「〇〇郵便局留」と書く |
| 3 受取人 | 受取人の住所と氏名 |
| 4 電話番号 | 荷物のときだけ必要 |
※出典:日本郵便「郵便局留・郵便私書箱」の「ご利用方法」>「宛先を記入する」(2026年9月時点)
まず押さえたいのが1です。ここに書くのは受け取りたい郵便局の郵便番号であって、受取人の自宅の郵便番号ではありません。郵便局の郵便番号は、公式ページでも「***-8799等」と表記されています。実際の番号は日本郵便の「郵便局をさがす」で調べられます。
2の「〇〇」には、受け取りたい郵便局の名前が入ります。たとえば渋谷郵便局で受け取るなら「渋谷郵便局留」です。4は荷物のときだけで、公式の記入手順にも「(ゆうパック等の場合、受取人さまのお電話番号も記入してください)」と書かれています。
封筒に横書きで書く場合の記入例
横書きの封筒でも、書く項目は上の4つで変わりません。上から順に、受け取りたい郵便局の郵便番号 → 〇〇郵便局留 → 受取人の住所 → 受取人の氏名と並べます。ゆうパックなど荷物のときは、最後に受取人の電話番号を足します。
封筒に縦書きで書く場合の記入例

縦書きの場合は、右から「〇〇郵便局留」→ 受取人の住所 → 受取人の氏名の順に並びます。上部の郵便番号枠に書くのは、横書きと同じく受け取りたい郵便局の郵便番号です。
ゆうパックの送り状(伝票)の書き方

ゆうパックの送り状も考え方は同じです。お届け先の郵便番号欄に受け取りたい郵便局の郵便番号を書き、住所欄に「〇〇郵便局留」と受取人の住所・氏名を書きます。公式の記入手順には「(ゆうパック等の場合、受取人さまのお電話番号も記入してください)」と明記されているので、電話番号の記入も忘れないでください。
郵便局留めの送り方(差し出し方)
宛名さえ書けたら、あとは普通に出すだけです。送る側に特別な手続きはありません。公式ページの案内は「郵便ポストや郵便窓口、ゆうパック取扱所からお出しください。」「特別なお手続きや手数料は不要です。」です。「代金引換や着払いも対応可能です。」とも記載されています。
「ただし、コンビニエンスストアに差し出す場合は、郵便局の郵便番号(***-8799等)ではなく、郵便局の“所在地域の”郵便番号を記入し、また、△△郵便局留の前に郵便局の所在地域の都道府県名および市町村名を記入してください。」
つまりコンビニから出すときは、郵便番号をその郵便局がある地域の郵便番号にしたうえで、「〇〇県〇〇市 △△郵便局留」のように都道府県名・市区町村名を局名の前に付けます。
参考
受け取りたい郵便局を決めるときは、下記の記事も参考にしてください。
全国の集配郵便局一覧(地方別)
ハガキのウラの集配局情報
偽名やハンドルネームでの局留めについては、下記の記事にまとめています。
元郵便局員が教える!郵便局留めの「偽名」や「匿名」での受け取りについて
郵便局留めの保管期間は10日間【過ぎると差出人へ返送】
局留めの保管期間は、郵便局に到着した日の翌日から起算して10日間です。到着した当日は日数に数えません。日本郵便のよくあるご質問にも、同じ答えが載っています。
A. 郵便局に到着した日の翌日から起算して10日間です。
※出典:日本郵便 よくあるご質問「留置(局留め)郵便物の保管期間は何日間ですか?」(2026年9月時点)
10日間を過ぎても受け取られなかった場合は差出人に返送されます。サービスページにも「10日間を経過しても受け取られない場合、差出人さまに返送いたします。」と記載されています。プレゼントや通販の荷物を局留めにしたまま忘れると、差出人の手元に戻ってしまいます。
「ただし、交通が不便であるため受取人が10日以内に来局できないと認められる地域にあてたものについては、留置期間を2か月まで延長することがあります。」
これは内国郵便約款=郵便物についての定めです。ゆうパックなどの荷物は「ゆうパック約款」が別にありますが、そちらのPDFを全文検索しても「留置」「局留」の語は1か所も出てきません(2026年9月時点)。
なお10日間という保管期間そのものは荷物も同じです。公式ページが「郵便物等」として案内しています。
※出典:日本郵便「内国郵便約款(PDF)」第78条(2026年9月時点)
郵便局留めの受け取り方と、窓口へ持っていくもの
受け取りは、指定した郵便局の郵便窓口で行います。郵便窓口の営業時間内であれば、いつでも受け取れます(日本郵便 よくあるご質問「留置(局留め)とした郵便はいつでも受け取ることができますか?」)。
窓口へ持っていくもの
| 持ちもの | 公式の説明 |
|---|---|
| 本人確認書類 | 受取人本人の氏名・住所が確認できる証明書 |
| 印鑑 | 用意できない場合は署名でもかまいません |
| 不在連絡票 | 不在留置きの場合だけ |
※出典:日本郵便 よくあるご質問「郵便局留や、不在時に受け取れなかった郵便物・荷物を郵便局の窓口で受け取る際に必要なものは何ですか?」(2026年9月時点)
本人確認書類として公式が例に挙げているのは運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)、パスポート等です。あわせて「マイナンバー(個人番号)の通知カードは、本人確認資料としてご利用いただけません。」とも明記されています。
不在連絡票は「不在留置きの場合に限ります」とあるとおり、不在で持ち戻りになった荷物を取りに行くときのものです。最初から局留めで送ってもらった荷物には要りません。
窓口で伝えること
公式ページの案内はこうです。「局留の受取であること、受取人さまのお名前、および、郵便物等の種類をお申し付けください。」「なお、お問い合わせ番号がある郵便物等で、その番号がおわかりの場合は、その番号もお申し付けください。」
つまり窓口で言うことは「局留めの荷物を受け取りにきました」+自分の名前+荷物の種類(ゆうパック・封筒など)の3つです。追跡番号が分かるなら、それも伝えてください(公式も「その番号もお申し付けください。」としています)。
窓口でのやり取り
受取人
郵便局員
受取人
(保管棚から該当する郵便物や荷物を探します)
郵便局員
受取人
間違いなければ、印鑑またはご署名をお願いします。
郵便局員
受取人
郵便局員
郵便局から到着の連絡は来ません
公式ページにはっきり「郵便局から、郵便物等到着の連絡はございませんのでご了承願います。」と書かれています。到着したかどうかは、追跡番号がある郵便物・荷物なら追跡サービスで自分で確認します。
ただし追跡の表示は年々変わっています。日本郵便は2025年10月1日から、レターパックライトとレターパックプラスについて、配達を担当する郵便局に到着したことを知らせる「到着」情報の表示を廃止しました(日本郵便 2025年9月30日お知らせ)。追跡の表示だけを当てにせず、差し出しからの日数も見て窓口へ行ってください。
追跡番号のある荷物であれば、日本郵便が提供する「LINEで郵便局」に登録しておくと、局留めの荷物が郵便局に到着したことを通知してもらえます。
あなただけの郵便屋さん「LINEで郵便局」の便利な機能と使い方を解説
ゆうパックは追跡できる?追跡する方法を解説します!
局留めにした後で、自宅への配達・転送を頼む方法
「局留めにしたけれど、やっぱり家に届けてほしい」というときは、1回に限り配達や転送を頼めます。日本郵便のよくあるご質問には、次のように書かれています。
なお、お電話での変更は承っておりません。
また、あて先に転送・配達先の記載がない場合は、差出人さまよりご本人さま確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)とお客様控え(控えがある場合のみ)をお持ちのうえ、最寄の集配郵便局にて「あて名変更請求」をする必要があります。
※出典:日本郵便 よくあるご質問「留置(局留め)の郵便物を、転送または配達してもらうことはできますか?」(2026年9月時点)
もとになっているのは内国郵便約款 第78条第3項の「留置郵便物の受取人は、その郵便物の交付前に限り、その転送又は配達を請求することができます。ただし、郵便物の転送の請求は、1回に限ります。」という定めです。注意点は2つで、電話では受け付けてもらえないことと、窓口で交付される前でなければ請求できないことです。
よくある質問
葉書野 ウラ
どの郵便物・荷物が局留めにできますか?
内国郵便約款 第78条は対象を「事業所留置の表示のある郵便物」とだけ定めていて、定形外郵便・書留・現金書留などを除く定めは置かれていません(PDFの全文を検索して確認しました)。荷物についても、公式ページが「代金引換や着払いも対応可能です。」としています。
逆に、約款ではっきり外されているのが本人限定受取郵便です。本人限定受取郵便とすることができる郵便物の条件に「第78条(留置郵便物の取扱い)第1項の事業所留置の表示をしないものであること。」とあり、局留めとの併用はできません。
局留めは何時まで受け取れますか?
郵便窓口の営業時間内であれば、いつでも受け取れます。日本郵便のよくあるご質問がそのまま「郵便窓口の営業時間内であれば、いつでもお受け取りいただけます。」と回答しています。営業時間は郵便局ごとに違うので、「郵便局をさがす」で確認してください。
受け取る郵便局の住所も書く必要がありますか?
要りません。公式の記入手順に挙がっているのは「受け取りたい郵便局の郵便番号」と「(受け取りたい郵便局名)留」、そして受取人の住所・氏名です。郵便局の所在地を書けという指示はありません(「ご利用方法」を全文確認しました)。宛名に書く住所は受取人自身の住所です。
ただしコンビニから差し出すときだけは例外で、局名の前に都道府県名・市区町村名を付けます(上の注意書きを参照)。
受取人の住所は必ず書きますか?
公式の記入手順は「受取人さまのご住所とご氏名を記入してください。」です。住所も書く前提の案内なので、書いてください。窓口では「氏名・住所が確認できる証明書」で本人確認をするので、宛名に住所がないと書類と照合できません。
差出人(依頼主)の記載は必須ですか?
書いてください。封筒なら裏面に差出人の郵便番号・住所・氏名を書きます。差出人の記載がないと、10日を過ぎて返送になったときに戻る先がなくなります。上で紹介した「あて名変更請求」も差出人が行う手続きなので、差出人が特定できることが前提になります。
代金引換や着払いも局留めにできますか?
できます。公式ページに「代金引換や着払いも対応可能です。」と記載されています。よくあるご質問でも「可能です。ただし、到着後も受取人さまに連絡は行いませんので、受取人さまにおいて郵便追跡サービス等で確認の上、ご来局いただく必要があります。」と回答されています。局留めそのものの受渡し手数料は無料ですが、公式ページに「代金引換料・送金手数料は別途、所定の料金をお支払いいただきます。」とあるとおり、代金引換の料金は別にかかります。
※出典:日本郵便 よくあるご質問「代金引換を局留めとして差し出すことはできますか?」
身分証は何を持っていけばいいですか?
公式が求めているのは「受取人ご本人様の氏名・住所が確認できる証明書」で、例として運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)、パスポート等が挙げられています。マイナンバー(個人番号)の通知カードは本人確認資料として使えませんと明記されているので、通知カードしかない場合は別の書類を用意してください。
未成年でも局留めは受け取れますか?
日本郵便が示しているのは本人確認書類の条件だけで、年齢の条件は示されていません。必要なのは「氏名・住所が確認できる証明書」なので、住所が記載されていない書類では条件を満たしません。マイナンバーカードなど、氏名と住所の両方が載っているものを持っていってください。
印鑑は必要ですか?
公式の案内では持ちものに「印鑑」が挙がっていますが、「印鑑が用意できない場合はご署名でもかまいません。」と続いています。印鑑がなくても署名で受け取れます。
偽名やハンドルネームでも受け取れますか?
受け取れません。窓口では氏名・住所が確認できる本人確認書類を確認するので、書類と宛名が一致しないものはお渡しできません。詳しくは下記の記事にまとめています。
元郵便局員が教える!郵便局留めの「偽名」や「匿名」での受け取りについて
メルカリの取引で局留めは使えますか?
メルカリは局留めを禁止行為にしています。ヘルプセンターに「商品の受け取りが遅延したり、受取人が分からないなどのトラブルを避けるため、商品の宛先を郵便局(営業所)留めにしたり、それを求める行為を禁止します。」と明記されています。ただし、ゆうゆうメルカリ便の「郵便局/コンビニ受取」を利用した場合は該当しないとも書かれているので、郵便局で受け取りたい場合はそちらを使ってください。
※出典:メルカリ「商品の宛先を郵便局(営業所)留めにすること(禁止されている行為)」(2026年9月時点)
冷凍・冷蔵(チルド)のものも局留めにできますか?
公式ページの注意点に「消費期限が短いなど、保管に適さないもののご利用はご遠慮ください。」「また、一部の郵便局では保冷サービスをお取扱いしていない場合がありますので、保冷サービスご利用の場合、あらかじめ、お受取りを希望される郵便局にご確認願います。」と記載されています。チルドや冷凍を局留めにしたいときは、受け取りたい郵便局に先に電話で確認してから差し出してください。
郵便局留めのまとめ
- 郵便局留め(ゆうびんきょくどめ)は手続き不要・手数料無料で、全国約24,000局の窓口で受け取れる
- 宛名に書くのは4項目だけ(受け取りたい郵便局の郵便番号/〇〇郵便局留/受取人の住所・氏名/荷物なら電話番号)
- 郵便番号は郵便局のもの。自宅の郵便番号を書かない
- コンビニから差し出すときだけ、地域の郵便番号+都道府県名・市区町村名を付ける
- 保管期間は到着日の翌日から起算して10日間。過ぎると差出人へ返送される
- 受け取りには氏名・住所が確認できる本人確認書類が必要(通知カードは不可)。印鑑がなければ署名でよい
- 郵便局から到着の連絡は来ない。追跡サービスで自分で確認する
- 局留めにした後でも、交付前なら1回に限り配達・転送を頼める(電話では不可)
- 本人限定受取郵便は局留めにできない(内国郵便約款で事業所留置の表示をしないことが条件)
葉書野 ウラ
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