料金受取人払と不足料金受取人払いの違いと注意点を解説

この記事では
料金受取人払について
解説しています。
葉書野 ウラ
意味合い的に似ているけど、全然違う「料金受取人払」と「不足料金受取人払い」の違いと注意点について元郵便局員が解説します。

決定的な違い

料金受取人払と不足料金受取人払いには、決定的な違いあります。
料金受取人払は日本郵便の正式なサービスですが、不足料金受取人払いは日本郵便の正式なサービスではありません。

言葉のニュアンスが似ているので、「料金受取人払」と「不足料金受取人払い」混同される事もありますが、上記のように決定的な違いがあります。


料金受取人払

料金受取人払を利用するには、あらかじめ郵便局の承認を受ける必要があり、誰でも承認なしに利用できるわけではありません。

参考

料金受取人払の承認方法については、下記の記事を参考にしてください。
料金受取人払関連の各種書類と記入例を元郵便局員が解説します(必要書類のダウンロード可)


不足料金受取人払い

「不足料金受取人払い」は、日本郵便の正式な制度としてあるわけではなく、ある意味仕方なく対応しているというのが現状です。


普通郵便の着払

不足料金受取人払いを悪用して「普通郵便の着払」という方法で郵便を送付してる方をメルカリなどで見かけますが、故意または常習性があれば郵便法84条1項により罰金刑に処せられる可能性もあります。

不法に郵便に関する料金を免れ、又は他人にこれを免れさせた者は、30万円以下の罰金に処する。


こういう不正行為関連の郵便物の特徴として「差出人を書かない」「ポスト投かん」というケースがほとんどです。
「差出人を記載せずにポスト投かんすれば、誰がどこから出した郵便物か分かるはずがない」という考えからくる行為だと思いますが、故意に回数を重ねて違法な差出しを行っていれば、どこから投かんされた郵便物かをある程度特定する事は比較的難しくはないです。

わざわざ時間と手間をかけて探さなくても「還付不能」という理由で郵便局で該当の郵便物を保管し、不着申請を待つだけでも送り主がわかるので、郵便局が本気で探そうと思えばいつでも対応はできるということは頭の隅に置いておいたほうがいいです

以前と比べたら郵便を利用した振り込め詐欺などが全国で多発したり、人手不足による業務内容の改善が行われていますので、局全体で厳しく対応するケースが増えています。

「普通郵便の着払」は、郵便局でも悪質な行為の1つという認識があります。


注意点

局により対応は異なると思いますが、以前に比べたら「不足料金受取人払い」の差出人返還率は高くなったと思います。
人手不足というのもありますが、そもそも正式なサービスではありませんし、必ずしも対応しなければならない郵便局の業務ではありません。


着払ができるサービス

ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメールが着払とすることが可能です。
郵便物は、着払することができません。
 

参考

ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメールの着払いについては、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパケットを着払いで発送する方法 ゆうメールを着払いで発送する方法 絶対に失敗しない!着払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点

注意
信書を送付する方法で、「着払」ができるサービスはありません。