切手の正しい貼り方と用途に合わせたマナーを解説

この記事では
封筒に貼る切手の正しい位置や用途に合わせた切手の選び方について
解説しています。

葉書野 ウラ

切手の正しい貼り方については意外と知らない方が多いと思いますが、元郵便局員が詳しく解説します。

郵便物に切手を貼る際のマナー、用途に合わせた切手の選び方、意外と知られていない切手の貼り方に関する豆知識を元郵便局員が解説します。

切手を貼る時のマナーについて

切手は基本的には「縦長にしたときに左上」になる位置に貼ります。
横に長いものは、下記のように右上部に貼ることで「縦長にしたときに左上」に切手の位置がきます。

縦長の封筒は左上、横長の封筒は右上に切手を貼る事。

 

左上に切手を貼る理由

 

毎日大量にある郵便物の1つ1つに消印を押印する必要がありますが、全て手作業で行うわけではなく、一定の条件を満たす郵便物は機械により自動で消印を押印しております。

一定の条件というのは色々あるのですが、その1つが「切手の位置が左上にあり、なおかつ封筒の左上端から横3.5cm×縦7cm以内」ということになります。

郵便業務の効率化という点で、左上の切手を貼るのがマナーであって、決して義務ではありません。

用途に合わせた切手の選び方

日ごろから切手を収集されているなら季節などに合わせて選ぶことも可能ですが、なかなか一般の方には難しいかもしれません。
それでも大人のマナーとして「慶事用」「弔事用」くらいは使い分けが必要だと思います。

慶事用切手の貼り方

結婚式やおめでたい行事の時の郵便物に使われるのが「慶事用切手」です。
あくまで使わなくてもマナー違反ではありませんし、絶対に使用しなければならないということでもありません。

1つの習慣的な面ありますので、ご年配の方になどは気にされるかもしれません。

慶事用切手には、下記の種類があります。

弔事用切手の貼り方

基本的に弔事用切手の使用用途は「喪中はがき」だと思います。
喪中はがきとは、自分が喪中であることや、自分の家に不幸があったことを知らせる訃報のはがきと思っている方も多いですが、正式には「年賀欠礼状」と言い、喪中の期間のお正月に、新年を喜ぶあいさつを控えることを詫びるものです。

絶対に使用しなければならないということでもありませんが、一般的に使用される方が多いです。

弔事用切手には、下記の種類があります。

切手の貼り方に関する豆知識

切手を貼る時に一番多い間違いは、色々なネットの記事に書いてありますが「左上に切手を貼るのは、機械がハガキや封筒を正確に仕分けるため」とありますが、ほとんどの集配局では関係ないです。

テレビなんかで「全長10m!手書きの字も読める!向きも大きさも全て揃えてくれる郵便自動化機!」なんてありますが、あんなハイテクな機会が全ての集配局にあるわけがないですし、配達区内の区分機すら一般的な集配局にはないです。

一般的な集配局にある自動消印機で消印が押せるのは、左上に切手が貼ってある定形郵便とはがきのみであって、その他の郵便物はほとんどが手動で消印を押印またはローラーしておりますし、全ての集配局に自動消印機があるわけでもありません。

簡単に分かりやすく言えば、一定の種類や条件を満たす郵便物だと、左上に切手が貼ってあれば郵便業務の効率化ができるというだけの話です。

あくまで郵便業務の効率化の観点からの話ですが、マナーとして受け取った側が不快に思わないように心がけることも大切だと思います。

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