空港ゆうパック(片道)のラベル書き方・料金・注意点を元郵便局員が解説

飛行機の模型と、大小の紙袋・紙包み

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空港ゆうパック(片道)ラベルの書き方と、発送時の注意点を元郵便局員が解説させていただきます。

空港ゆうパック(片道)

空港ゆうパック(片道)とは、お客さまの荷物を、ご指定日の前日までにゴルフ場・スキー場の施設、空港内の指定カウンター又はホテル・旅館等に配達するサービスです。
お客さまは、配達先の施設・受付カウンターで荷物を受け取ることができます。

通常のゆうパックと異なり、荷物の長さ・幅・厚さの合計が 1.7mを超えるもの、又は重量が 30kg を超えるものであっても引き受けることができますが、持ち運びができるようにひもで適当に縛るなど、差出郵便局が必要と認める措置を講じる必要があります。

 

2026年10月1日から引き受け条件と運賃が変わります
日本郵便は、2026年10月1日(木)から空港ゆうパックについて荷物1個当たりの重量を30kg以下とする引き受け条件を設けると発表しています。上の「30kgを超えるものであっても引き受けることができます」という説明と、この記事の下にあるよくある質問の同じ説明は、いずれも2026年9月30日までの取り扱いです。あわせて、内容品がスキー板・スノーボードの場合は荷物1個につき合わせて2組までという条件も設けられます。

運賃も同じ日に変わります。現在は「ゆうパックの基本運賃+800円」ですが、10月1日からは改定後のゆうパック基本運賃+880円(140サイズを超えるものは160サイズの改定後基本運賃+880円)になります。もとになるゆうパックの基本運賃そのものも同じ日に改定され、改定幅はサイズとお届け先によって異なります。元郵便局員として補足すると、空港ゆうパックは搭乗日の前日までに届くよう逆算して差し出すサービスです。10月以降のご旅行で使う予定がある方は、新しい運賃で見積もっておくと安心です。出典は日本郵便「ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などの改定」(2026年7月3日発表)です。

 

差出し時の注意点

専用ラベルに、必要な事項(特に空港名・受付カウンター名・搭乗便名・搭乗日時は必須)を明瞭に記載してください。
空港ゆうパックには「片道用」と「往復用」がありますので、用途に合わせて専用ラベルを選択してください。
チルドサービス、セキュリティサービス、本人限定受取サービス、代金引換および着払のお取り扱いとすることはできません。
内容品が旅行かばん、ゴルフ用具、スキー用具だと容易に認定できるよう包装してください。

最も注意すべき点は、航空搭載禁止または引受不可の物品をいれたまま発送しないでください。
輸送先が航空輸送エリアの場合、荷物の中に航空搭載禁止物が入っていると引受不可や陸送となりますので、指定日に間に合わなくなる可能性があります。

スーツケース、バッグ等旅行かばん又はこれに類するもののほか、ゴルフ用具及びスキー用具以外をバッグ等に入れて差し出された場合は、空港ゆうパックの対象にはなりませんのでご注意ください。

 

受取り時の注意点

荷物を受け取る際は、専用ラベルの「ご依頼主控」とパスポート・運転免許証など、本人であることを確認できる資料を必ず持参してください。

 

空港ゆうパックの指定受付カウンター

空港ゆうパックは、日本郵便が指定する空港ゆうパックの指定受付カウンターでのみ荷物の受取ができます。
指定カウンターには受付時間もありますので、下記のデータを参考にしてください。

 

空港ゆうパックの種類

空港ゆうパックには「片道用」と「往復用」があります。
ゴルフ・スキー・空港ゆうパックの片道用ラベル(水色)。種類欄・お届け先・ご依頼主・サイズ欄が並ぶ

ゴルフ・スキー・空港ゆうパックの往復用ラベル(薄紫)。「往」の透かしとお問い合わせ番号が入っている

 

空港ゆうパックラベルの見分け方

ゴルフゆうパック片道用ラベルの下部。ラベル左下の記号「ユ00726(22-DNP)ゴルフ片道」が赤枠で示されている
ゴルフゆうパック往復用ラベルのご依頼主控。「往路 往復便」の赤い表示が赤枠で強調されている
補足
片道用のラベルは、鮮やかな水色なラベルで、左下に「ゴルフ片道」と記載されています。
往復用のラベルは、分かりやすく「往路」や「往復便」と記載されています。

 

空港ゆうパックラベル(片道)

空港ゆうパック(片道)のラベルは、5枚綴りになっています。

(1枚目)
ゴルフ・スキー・空港ゆうパックの片道用ラベル(水色)。種類欄・お届け先・ご依頼主・サイズ欄が並ぶ

補足
1枚目は伝票記入用です。
荷物を発送する際に必要な情報を全て記載し、引受入力後に控えとしてお客様にお渡しします。
片道用の場合、荷物の受取りに控えが必要となりますので、くれぐれも破棄しないようにしてください。

(2枚目)
空港ゆうパック片道用ラベルの2枚目(取扱所控)。青色で印刷され、個人情報保護のため複写部分が限定されている

補足
2枚目は取扱店の控え用です。
コンビニで引受けした際は、郵便局がコンビニから荷物を預かる際に控えとしてコンビニに渡します。

(3枚目)
空港ゆうパック片道用ラベルの3枚目(受付店控)。緑色で印刷された複写伝票

補足
3枚目は郵便局の控え用です。
この伝票は、引受日から7年間も保管されています。

(4枚目)
空港ゆうパック片道用ラベルの4枚目(ちょう付用兼配達証)。受領印または署名をもらう欄が赤枠で示されている

補足
4枚目はちょう付用兼配達証で、空港等の指定カウンターに郵便局員が配達した際に受領印または署名をいただきます。
ちょう付用兼配達証は、配達局にて保管されます。

(5枚目)
空港ゆうパック片道用ラベルの5枚目。赤ラインで切り離せるちょう付用とお届け先控になっている

補足
5枚目は荷物の貼付用です。
1枚目の伝票に記入する際に、筆圧が弱いと貼付用の伝票が全く見えないので、強めに書くことをお願いします。
このラベルは赤ラインの部分でカットすることができ、右側の部分は「お届け先の控え」になります。

 

ラベルの書き方

空港ゆうパック片道用ラベルの記入例。①〜⑦の番号で、種類(空港)の丸囲み・お届け先の空港名・ご依頼主・使用日・内容品を書く位置を示している

  1. ご利用のゆうパックの種類(「空港」に丸をつけてください。)
  2. お届け先の郵便番号・ご住所・電話番号・空港名・ターミナル名・カウンター名・受取人さまのおなまえ
  3. ご依頼主さまの郵便番号・ご住所・おなまえ・電話番号
  4. プレー日時欄に斜線を引いてください
  5. 搭乗日時・航空会社名・便名
  6. 内容品
  7. ご依頼主さまのおなまえ

 

専用タグの書き方

空港ゆうパックの引受けには、必ず専用タグを作成が必要となり、お客さまが記入してください。
ゴルフゆうパック専用タグの記入例。ご依頼主の氏名・住所・電話番号と、専用ラベルのお問い合わせ番号を書く位置を吹き出しで示している

補足
以前は、片道用と往復用で専用タグが異なっていましたが、現在は上記のタグで統一されています。

 

よくある質問と回答

 

ラベルはどこでもらえますか?

基本的に郵便局でもらえます。
集荷も可能ですので、集荷を依頼する際に「空港ゆうパックの片道用のラベルもお願いします」と伝えるともってきてくれます。

 

サーフボードはダメですか?

原則的には「スーツケース、バッグ等旅行かばん又はこれに類するもののほか、ゴルフ用具及びスキー用具を内容とするもの」です。
サーフボード、釣り竿、自転車等は、きちんと包装されて差し出された場合でも、旅行かばん又はこれに類するものに該当しないので対象にはなりません。

 

スーツケースのケースカバーってクロネコヤマトのでも問題ありませんか?

全く問題ありませんし、わざわざ買いなおす必要もないです。
郵便局側も「専用カバーは、他運送事業者が販売したものでもかまいません」と周知されています。

 

最大どのくらいのサイズまで大丈夫ですか?

空港ゆうパックは、原則として荷物の長さ・幅・厚さの合計が 1.7mを超えるもの、又は重量が30kgを超えるものであっても引き受けることができます。

 

空港にしか配達していただけないですか?

空港ゆうパックの場合、原則として日本郵便が指定している空港等の指定受付カウンターへのみ配達が可能です。

 

追記

現在、ラベルのサイズを記入する部分のデザインが変更されています。
空港ゆうパックラベルのサイズ記入部分のデザイン変更。変更前と変更後を矢印で並べ、該当箇所を赤枠で示している

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