教えて郵便屋さん!?郵便局や配達員に関する素朴な疑問を解決!

この記事では
郵便局や配達員について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]実際にお問い合せいただいた質問と回答を紹介してます。
少しでも郵便局や配達員のことを知っていただけるキッカケになれば嬉しいです。[/prpsay]

佐川さんやヤマトさんとの仲は?

配達区や人それぞれだと思いますが、どの会社も共通していることは「担当者が担当エリアを集配している」ので、ほぼ毎日のように顔を合わせています。
 
私の場合、会釈から始まり、挨拶になって、日常会話という風になりました。
私は台車やペンを貸していただいたりと、ヤマトさんや佐川さんには大変お世話になったタイプの人間です。
 
同業者だからギスギスしてるという感じはありませんし、正直に言うとお互い時間に追われているので、ゆっくり話し込む時間はありません。


1日の配達通数はどのくらいですか?

郵便物は1000通以上、荷物は1日に100個が限界のボーダーラインです。
農村部か都市部にもより配達数は大きく左右されますし、書留などの受領印が必要な物数にも左右されます。


何故?郵便局だけバイク?

1日の配達件数と配達するものが影響していると思います。
荷物だと1日に100件前後が限界だと思いますが、郵便物はその数倍は配達しなければなりませんので、車だと狭い路地の配達が難しいです。
 
バイクの”機動力”あっての郵便配達だと言っても過言ではないです。


商品の種類が多すぎてわかりません

日本郵便の場合、「郵便」「荷物」「切手類」「国際関連」だけでも種類が多く、その他も合わせれば物凄い数の商品やサービスがあり、通数で料金が変動したりもしますので、本当に覚えるだけでも大変です。
 
特に郵便関係は特殊なサービスも含めるとかなりの数ありますので、窓口にお問い合せいただけるとすぐ解決できると思います。


配達しながら集荷とかやるんですか?

局の規模や局の方針により、業務内容は大きく異なると思います。
小さい局は「配達」「集荷」「収集」をやらないといけないと思いますし、大きい局だとそれぞれを分担してやっている局もあります。


地図は何を使ってます?

基本はゼンリンを使いますが、局によっては郵便地図というもので配達するエリアを覚える事があります。


冬場のバイクは指大丈夫ですか?

あまり知られてないと思いますが、郵便バイクのグリップの部分は暖房がでる仕様です。
全てのバイクがそうなのかはわかりませんが、真冬は本当に助かります。


バイク乗ってて危ないと思う事は?

危ないと思う事はたくさんありますが、特に夏場の蝉アタックは危険です。
クマゼミやアブラゼミなどは凶器だと認識してます。


一日の移動距離は?

一日の走行距離や移動距離は、担当エリアや物数により大きく異なります。
過疎部だと一軒一軒の距離がありますので、だいたい100km以上バイクで走る事が多いです。
逆に都心部で団地やマンションが多いエリアでは、徒歩で10km以上は歩いたり走ったりしてます。


書留とか速達の出し方がわかりません

郵便の特殊取扱については、下記の記事を参考にしてください。
郵便の特殊取扱サービスガイド


品名におもちゃと書いたらダメですか?

品名の重要性については、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパックを早く届けるには品名が大事!元郵便局員が教える正しい品名の書き方


JPCCとは?

日本郵便のお客さん相談センターです。
あんまり詳しくは書きませんが、該当局に直接クレーム入れるかJPCC経由でクレームを入れるかで対応が大きく違います。


日曜日も配達します?

通常の郵便物は配達しておりません。
書留、速達、ゆうパケット、ゆうパック、EMSなどは配達しております。
年に数回ですが日曜日に「さっき普通郵便がきたんですが誤配です」っていうクレームがきます。
日曜日の誤配はブラックキャットのメール便というのは、郵便局あるあるです。
 
日曜日や祝日に配達される郵便物と荷物については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!日曜日や祝日にも配達される郵便物と荷物