元郵便局員が教える!特定記録の郵送方法と料金について解説します!

この記事では
特定記録の郵送方法と料金について
解説しています。
葉書野 ウラ
特定記録の郵送方法と料金、注意点について元郵便局員がわかりやすく解説します。

特定記録とは?

特定記録とは、郵送した郵便物の配達状況を記録している郵便のことで、簡単に言えば追跡情報のある普通郵便です。
配達状況は記録されますが、郵便事故(紛失・破損・汚損など)の場合、一切保証はありません。

特定記録の料金は160円となります。

 

対応サービス

特定記録は全てのサービスで利用できるわけではなく、下記のサービスのみ利用可能です。

  • 定形郵便
  • 定形外郵便
  • ミニレター
  • 葉書
  • 第三種郵便
  • 第四種郵便
  • ゆうメール
  • 心身障がい者用ゆうメール

参考

郵便の特殊取扱については、下記の記事を参考にしてください。
郵便の特殊取扱サービスガイド

 

併用可能なオプション

特定記録と併用可能なオプションは、下記のサービスになります。

 

特定記録の郵送方法

お客さま

特定記録でお願いします
はい、かしこまりました。
〇〇〇円になります。

局員(窓口)

郵送したい郵便物をもって最寄りの郵便局の窓口に行き、「特定記録でお願いします」と伝え、その場で料金を支払えば完了です。
難しく考える必要はありませんし、誰でも利用できます。

引受された郵便物は、下記のようにスタンプが押印され、追跡用のバーコードシールが貼付されます。

レシートに追跡番号が記載されていますので、荷物の状況がいつでも確認できます。
局によっては手書きの「書留・配達記録郵便物等受領証」を渡される場合もありますが、現在はレシートが「書留・配達記録郵便物等受領証」になっています。

 

注意点

下記の「書留・特定記録郵便物等差出票」の記入を求められることがありますので、その場合、差出人と受取人の名前だけ記入してください。
局によっては、別の書式で控えを出してくれる場合もありますので、必ずしも記入を求められるわけではありません。

 

特定記録のよくある質問と回答

葉書野 ウラ
「特定記録」に関するよくある質問と回答です。

切手を貼ればポスト投かんによる差出しは可能ですか?

特定記録は、ポスト投かんによる差出しはできません。
仮に料金分の切手を貼付していたとしても、必ず窓口にて差出し手続きが必要となります。


特定記録は日曜日・祝日も配達されますか?

特定記録は、日曜日・祝日の配達はありません。
速達を併用することで、日曜日・祝日の配達も可能になります。


コンビニからも差出しできますか?

特定記録は、コンビニからの差出しはできません。


手渡しで配達されますか?

特定記録は、郵便受箱投かんによる配達になります。


窓口で郵送手続きを行う際、切手は貼付しててもいいですか?

どちらでも問題ありません。
仮に郵便料金分の切手を貼付していた場合、特定記録料金をその場で支払えば大丈夫です。


特定記録も割引などありますか?

一般的に使う事はないですが、単割300という割引があります。
同一差出人から取り扱いが同一の郵便物またはゆうメール(心身障がい者用ゆうメールを含みます。)を同時に300通(個)以上差し出すなど細かい条件がありますが、該当すれば1通あたり11円安くなります。

 

<関連記事>
ゆうパックは追跡できる?追跡する方法を解説します!