その価格で大丈夫?メルカリやラクマに多い送料赤字の原因と対処方法を解説

この記事では
送料赤字の対処方法について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]メルカリやラクマに多い送料赤字の原因と対処方法を解説を元郵便局員が解説します。[/prpsay]

送料赤字とは?

送料赤字とは、販売価格より送料のほうが高くなり、結果的に損した状態をいいます。
通常であれば考えられないのですが、メルカリやラクマなどでは多発しています。


原因

送料赤字になる原因として多いのは、発送方法を考えずに出品・販売するケース梱包後にサイズアップして発送方法の変更せざるを得なくなったケースがほとんどだと思います。

他にも「送料を販売価格に入れてなかった」「販売価格の入力ミス」などが考えられます。

そもそも販売価格を設定する際、通常であれば事前に送料を調べ、送料を販売価格に上乗せすると思いますが、メルカリBOXを見てもわかるように、どうやって発送するかを決定せずに販売している猛者がたくさんいるのも事実です。

梱包後に予定のサイズより大きくなってしまって、予定してた発送方法を変更し、送料赤字になってしまったケースは多くの方が経験していると思います。

もともとゆうパックでの発送を予定し、梱包後にサイズが大きくなり「60サイズ」から「80サイズ」に変更する分は大したことじゃないですが、もともとゆうパケットでの発送を予定し、梱包後に厚さが3cmオーバーして「ゆうパック」に変更しなきゃならない場合は、送料が跳ね上がりますので注意してください。

売れた後に「販売価格より送料が高くなったのでキャンセルしたい」は論外だと思います。


送料赤字の対処方法


送料赤字にならない為には、商品が売れた際の発送方法と送料を先に計算してください。

  • 梱包したら思ったより大きくなった
  • ゆうパケットを予定してたけど、梱包したら厚みが3cmを超えた
  • 重さを考えてなかった
  • ラクマパックに利用価格の設定があったのを忘れてた
 
理由を挙げればキリがないですが、どれも事前に確認しておけば防げるケアレスミスです。

箱物の場合はサイズの計測と重量、薄物の場合は厚みの計測と重量、ラクマの場合はラクマパックを利用できる販売金額など、最低限でもこのくらいは事前に調べた上で販売価格を決定すれば、商品を販売しても「利益なし」または「送料赤字」になる事はないと思います。

梱包前でギリギリのサイズであれば、ワンサイズ上で計算したほうがいいです。
 

補足
メルカリ便であれば、不足分の送料はメルカリ側が補填してくれますが、何度も繰り返すとペナルティが課せられます。
ラクマパックであれば、ラクマパックを利用でいる最低価格が設定されていますので、販売価格を設定する前にラクマパックが利用できる販売金額に達しているかを確認してください。


追記:メルカリ便の価格変更

変更点の詳細については、下記の記事を参考にしてください。
メルカリ便の一部料金変更及びネコポスの取り扱いサイズ変更について