荷物の特殊取扱サービスガイド

この記事では
荷物の特殊取扱サービスガイドについて
解説しています。
葉書野 ウラ
日本郵便が定める荷物の特殊取扱ついて、一般的に知られていないサービスを含め、特殊取扱のサービス内容、利用条件などを元郵便局員が詳しく解説しています。

荷物の特殊取扱

特殊取扱とは、荷物の通常引受け、輸送、配達方法等について、特別な取扱いを付加してお客様の利用目的にあったサービスを提供するものの総称です。


ゆうパックの特殊取扱


セキュリティサービス

引き受けから配達までのゆうパックの送達過程を記録し、万一、ゆうパックが破損・汚損・不着・紛失した場合に、 原則として差し出しの際に申し出のあった損害要償額の範囲内で、実損額を賠償するサービスです。

  • 追跡は一般のゆうパックと同じですが、損害要償額が50万円まで。(内容品の時価を超えて申し出ることはできません)
  • 料金は通常運賃に +380円
  • コンビニエンスストア、ゆうパック取扱店から発送する事はできません。

参考

セキュリティゆうパックについては、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!セキュリティゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点


代金引換サービス

配達の際に郵便物や荷物と引き換えに、差出人の指定した代金を受取人からお預かりし、ゆうちょ銀行を含む日本国内の金融機関の口座に送金するサービスです。
引換金額が30万円を超える場合、必ずセキュリティサービスと併用する必要があります。

代金引換まとめ送金サービスは、事前に利用手続きが必要となりますので、最寄りの郵便局にお問い合わせください。
まとめ送金の手数料は、商品代金により異なります。
(通常の代金引換手数料は一律 265 円)

代金引換 まとめ送金
事前手続 不要 必要
限度額 200 万 50 万
送金手段 集金 集金 / 立替
商品金額 手数料
3 万円以内 330 円
10 万円以内 550 円
20 万円以内 880 円
30 万円以内 990 円
50 万円以内 1,430 円

参考

代金引換ゆうパックについては、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点


チルドゆうパック

温度管理が必要なゆうパックを引受~配達まで、冷蔵温度帯でお届けするサービスです。
一部の郵便局ではチルドゆうパックの差出しができませんので、基本的に集配郵便局にて差出しを行う必要があります。

チルドゆうパックは、サイズ別の基本運賃に下記のチルド料金が加算されます。

サイズ 手数料
60 サイズ 225 円
80 サイズ 360 円
100 サイズ 675 円
120 サイズ 675 円
140 サイズ 1,330 円
150 サイズ 2,100 円

参考

チルドゆうパックが発送できる集配郵便局については、下記の記事を参考にしてください。
全国の集配郵便局一覧(県別リスト)


冷凍ゆうパック

温度管理が必要なゆうパックを引受~配達まで、冷凍温度帯でお届けするサービスです。
冷凍ゆうパックに関しては、最寄りの郵便局にてお問い合わせください。


当日配達

下記の条件を満たすゆうパックで、基本的に午前中に差し出しすれば、当日中に荷物をお届けするサービス。
 

当日配達の対象エリア

  • 〒10~15で始まる地域(島しょ除く)あて、〒16~18で始まる地域あて、〒19~20で始まる地域あて、大阪府内あてのゆうパック。
  • 引受郵便局が自ら配達を行うエリア内あてのゆうパック。
  • 地域区分局が受け持つ地域内の集荷、配達を受け持つ郵便局の配達エリア内にあてたゆうパック。


本人限定受取

ゆうパックに記載されたあて名本人又は差出人の指定した代人(自然人1人)に限り、ゆうパックを配達するサービスです。
ゆうパックの場合、基本型・特例型の2種類から選択できます。


ゆうメールの特殊取扱


一般書留

引受けから配達までの郵便物の送達過程を記録し、万一郵便物が破損・汚損したり、不着・紛失した場合に、差出しの際に申出のあった損害要償額の範囲内でその実損額を賠償するサービス。

利用条件
  • 現金を内容とするものは、荷物としては引き受けられません。
  • 金、銀、ダイヤモンドなどゆうパケット便約款で定める貴重品を送付する場合、必ず一般書留とする必要があります。
損害要償額
  • 差し出しの際に、内容品の時価の範囲内で損害要償額の申出が可能。
  • 差し出しの際に申し出ることができる損害要償額は、500万円まで。
  • 差し出しの際に申出がない場合は、10万円までが損害要償額になります。


簡易書留

荷物の引受けから配達までの荷物の送達過程を記録し、万一荷物が破損・汚損、不着・紛失した場合に、5万円までの実損額を賠償するサービスです。

利用条件
  • 現金、金、銀、ダイヤモンドなど、ゆうパケット約款で定める貴重品を内容品としない。
  • 一般書留、引受時刻証明、配達証明、特定記録、本人限定受取との併用はできません。


速達

速達としない他の同一種類の郵便物より優先して送達するサービスです。

利用条件
  • 表右上部に、朱色の横線を明瞭に表示してください。
  • 郵便物が横に長い場合、右側部に朱色で縦線を明瞭に表示してください。


引受時刻証明

荷物の差出時刻が権利の得失又は優先順に影響を及ぼす場合に、一般書留とした荷物の引受時刻(分単位、秒は切り上げ)を証明するサービスです。

利用条件
  • 一般書留としたゆうメールのみ。
  • 表面の見やすい所に「引受時刻証明」の文字を明瞭に記載する事。


配達証明

荷物の配達の事実を差出人が確認したい場合や、配達した証明が必要な場合に、一般書留とした荷物を配達・交付した事実を証明するサービスです。

利用条件
  • 一般書留としたゆうメールのみ。
  • 外装の見やすい所に「配達証明」の文字を明瞭に記載する事。
  • 差出し後の請求期限は荷物の差出日から1年以内、請求するときは、荷物の受領証の掲示が必要となります。


特定記録

荷物の引受けを記録するサービスです。
引受けの際に引受けの記録として差出人に受領証を交付しますが、配達の際は受取人の郵便受箱に配達し、配達の記録(受領印又は署名)は行いません。

利用条件
  • 速達及び配達日指定以外の特殊取扱と併用できません。
  • 外装の見やすい所に「特定記録」の文字を明瞭に記載する事。


本人限定受取

荷物に記載されたあて名本人又は差出人の指定した代人(自然人1人)に限り、荷物を交付するサービスです。
荷物を交付する際、あて人から本人確認ができる証明書を掲示していただいて上で、本人であることを確認します。
本人限定受取を差し出す際、本人確認レベル、配達サービスの有無により、基本型、特例型のいずれかを選択する必要があります。

利用条件
  • 一般書留としたゆうメールのみ。
  • 速達、一般書留、引受時刻証明、配達証明、代金引換以外の特殊取扱としない事。
  • 外装の見やすい所に「本人限定受取」(特例型は「本人限定受取(特)」又はこれに相当する文字を明瞭に記載する事。

参考

本人限定受取については、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!本人限定受取郵便等の「差出し方」と「受取り方」を元郵便局員が解説します


配達日指定

荷送人が指定した日に配達するサービスです。
配達日として指定できる日は、原則として差出日の翌々日から起算して10日以内の日

利用条件
  • 速達又は本人限定受取としないものに限ります。
  • 外装の見やすい所に「配達指定日:〇月〇日」と明瞭に朱記。
    配達日が日曜日又は休日の場合、「配達指定日:〇月〇日(日曜日)」と明瞭に朱記


ゆうパケットの特殊取扱

ゆうパケットの特殊取扱は、全て個別契約(特約を含む)のあるものに限ります。


翌配ワイド

翌配ワイドとしない他の同一種類の荷物より優先して送達するサービスです。

利用条件
  • 外装の見やすい所に「翌配ワイド」と明瞭に記載する事。


配達日指定

荷送人が指定した日に配達するサービス
配達日として指定できる日は、原則として差出日の翌々日から起算して10日以内の日

利用条件
  • 外装の見やすい所に「配達指定日:〇月〇日」と明瞭に記載する事。
    配達日が日曜日又は休日の場合、「配達指定日:〇月〇日(日曜日)」と明瞭に記載する事。


当日配達

概ね午前中に引き受けたものを、当日中に配達するサービスです。
ゆうパケットの特殊取扱は全て個別契約のみとなりますので、通常発送には適応されません。