生きた動物や昆虫をゆうパックで送る方法

この記事では
生きた動物の発送方法について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]魚介類、は虫類、昆虫類、小鳥、小動物については、一定条件を満たせばゆうパックで送ることができます。
発送時の条件や注意点について、元郵便局員が解説します。[/prpsay]

輸送条件

生き物をゆうパックで発送する際、下記の条件を満たす必要があります。

  • 健康体であると認められるもの
  • 輸送中にえさ、水の補給等特別の手当てを要しないもの
  • 悪臭を発しないもの
  • 特別な取扱い(温度(気温、水温)の調節、換気(通風の確保)等)をしないため、死亡するおそれがあることについて、ご承諾していただけたもの
  • 脱出や排せつ物等の漏出を防ぐ包装をしているもの
  • 人に危害を与えるおそれのないもの

 

生き物リスト

下記にゆうパックで送ることのできる生き物を例として紹介します。
ご不明な場合、最寄りの集配郵便局にお問い合わせください。

種類動物
魚介類伊勢エビ、活車エビ、活鯛、活毛がに、あわび、かき、帆立貝、金魚
は虫類かめ、すっぽん、とかげ
昆虫類かぶと虫の幼虫及び成虫、くわがた虫の幼虫及び成虫、きりぎりす、鈴虫
鳥類鳩、インコ

注意
小型の鳥類のみ近距離(運送経路上他の統括郵便局を経由しないものや同一道府県内のもの)あてのものに限ります。

 

魚介類と魚貝類

魚介類と魚貝類、読み方は似てますが意味合いが違います。

魚貝類とは、「介」の字は堅い甲羅を持つ生き物「貝、エビ、カニなど」を指す言葉ですが、現在は魚類、貝類、エビ、カニ、イカ、タコ、ウニ、ナマコなども含めた水産物全般(ワカメなどの海藻は除く)の「総称」です。

魚貝類とは、魚類と貝類のみでエビやカニは含まれません。

日本郵便の場合、「魚介類」なのでワカメなどの海藻を除く魚類、貝類、エビ、カニ、イカ、タコ、ウニ、ナマコなども含めた水産物全般が対象となります。

 

発送時の注意点

品名欄に種類(「昆虫」ではなく「スズムシ」など、種類が分かるもの)及び数(概数で構いません)が明確に記載されていない場合、航空機への搭載ができないため、配達が1~4日程度遅れることがありますので、ご注意ください。

 

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