この記事では
2025年の元旦配達物数について
解説しています。
2025年の元旦配達物数について
解説しています。
葉書野 ウラ
日本郵便が毎年元日に公表している「年賀郵便物数(速報値)」を基に、2025年の年賀郵便物元旦配達物数を解説します。
2025年の年賀郵便物元旦配達物数
2025(令和 7)年年賀郵便物元日配達物数 補足
2025年の元旦に全国で配達する年賀郵便物数(速報値)は、4 億 91 百万通(一人当たり 約 4 通)となりました。参考
過去の年賀郵便物数(速報値)については、下記の記事を参考にしてください。
2024年の年賀郵便物元旦配達物数から分かる!年賀はがきの減少数
減少数の加速
年賀はがきの最盛期は1993年の約27億5500万枚でしたが、年々発行枚数は減り続け、今年は4 億 91 百万通(一人当たり 約 4 通)と大幅に減少しているのがわかります。
昨年比においても約34%減少しており、年賀状等の減少には歯止めがかかっていない状態です。
以前から続いていた年賀状離れだけでなく、昨年からのハガキ値上げが大きく影響したと考えられます。
年賀郵便物元旦配達物数(全国上位 20 郵便局)
0101_01_02-1 補足
2025年の元旦に配達物数が最も多かった郵便局は、昨年に引き続き、埼玉県の「さいたま新都心郵便局」でした。首都圏や関西圏の都市部に位置する郵便局が名を連ねています。郵便ハガキの値上げについて
「年賀状じまい」という言葉は以前から使われていましたが、今年は郵便ハガキの値上げが配達数の激減に大きく影響したものと考えられます。
2025年用の年賀はがきは63円から85円に値上がりしており、上昇幅としては約35%となっています。ここまでの値上げになると、「今年からはやめようか」という人も多くいるのではないでしょうか。
日本固有の文化でもある年賀状ですが、SNSの普及や配送料の値上げなどによって、減少のトレンドからは抜け出せそうにありません。
参考
郵送料の値上げについては、下記の記事を参考にしてください。
郵便料金の改定について元郵便局員が解説します
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