この記事では
ゆうメール基本料金の改訂について
解説しています。
ゆうメール基本料金の改訂について
解説しています。
葉書野 ウラ
2025年11月1日から実施される「ゆうメール基本料金の改訂について元郵便局員が解説します。
ゆうメール基本料金の改訂
ゆうメールの運賃が、2025年11月より値上げされます。燃料価格や人件費の高騰を理由としています。
ゆうメールとは
1kgまでの冊子とした印刷物やCD・DVDを「安価」にお届けできるサービスです。
送料比較
値上げ後の送料を比較してみます。※いずれも税込価格
商品 | 重さ | 現運賃 | 新運賃 |
ゆうメール (基本運賃) ※全国一律 | ~150g | 180 円 | 190 円(+5.5%) |
~250g | 215円 | 230 円(+6.9%) | |
~500g | 310 円 | 320 円(+3.2%) | |
~1 ㎏ | 360 円 | 380 円(+5.5%) |
サイズによりけりですが、概ね5~6%の値上げ幅になっています。
背景および目的
日本郵便公式見解は以下の通りです。
燃料価格をはじめとする物価や人件費などのコスト上昇は、日本郵便の経営にも大きな影響を与えております。
日本郵便では引き続き、デジタル技術も活用しつつ、業務の効率化などを進め、生産性の向上に取り組んでまいりますが、将来にわたって安定的かつ高品質の物流サービスを展開するため、今回、ゆうメール基本運賃の改定を実施することとしたものです。
今後も持続的な成長に向けて、設備投資や人的資本投資を進め、お客さまサービス向上に取り組んでまいります。お客さまにおかれましては、ご理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
昨今の労務費単価を見ると、広い職種で5%程度の単価向上しており、至近のコスト増加を反映させた単価であることがわかります。
参考 【令和7年最新】労務単価表まとめ!過去からの推移や令和8年の予測を解説実施日
2025年11月1日からの適応となります。
まとめ
郵便料金に限らず食品や電子機器などあらゆる商品の価格高騰が続いています。
この記事では労務費の推移を紹介しましたが、資機材については前年比20%以上の高騰が生じているものもある中では、比較的良心的な値上げ幅ともいえます。
ご不明な点などがありましたら、お問い合わせください。
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