クリックポスト2026年10月1日改定|240円・窓口は例外時のみ利用可を元郵便局員が解説

2018年9月1日から「ゆうメール規格外の廃止」「配達時間帯の細分化」の実施

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この記事では2026年10月1日に変わったクリックポストの運賃と出し方、そして代わりに何で送ればよいのかについて解説しています。

葉書野 ウラ

クリックポストが2026年10月1日から240円になり、差し出し方法は原則として郵便ポストへの投函になりました。何がどう変わったのか、窓口が使えるのはどんなときか、代わりに何で送ればよいのかを元郵便局員が解説します。

2026年10月1日に変わった4つのこと

日本郵便は2026年7月3日に、クリックポストの運賃と引き受け条件を2026年10月1日(木)から変更すると発表しました。変わったのは次の4点です。

項目2026年9月30日まで現在(2026年10月1日から)
運賃全国一律185円全国一律240円
重さの上限1kg2kg
大きさの上限長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm3辺の合計60cm・長辺34cm、かつ郵便差出箱(郵便ポスト)に投函できるもの
差し出し方法郵便ポストへの投函/郵便局の窓口原則として郵便ポストへの投函
(満杯・故障・数量が多い・投入口の横幅が狭い場合は窓口も可)

※運賃・条件は2026年10月1日改定後(2026年10月時点)の情報です。出典は日本郵便「ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などの改定」(2026年7月3日発表)、「2026年10月1日(木)以降のクリックポストの差出方法について」(2026年8月21日発表)と、改定後の運賃を掲載する「クリックポスト」です。

値上がりは55円ですが、実務のうえで影響が大きいのは下の2つ(差し出し方法と大きさの決まり方)です。順番に見ていきます。

いちばん影響が大きいのは差し出し方法が「原則ポスト投函」になること

2026年10月1日から、クリックポストの差し出し方法は原則として郵便差出箱への投函になりました。郵便差出箱とは、街なかにある赤い郵便ポストのことです。「まず郵便局の窓口へ持って行く」という出し方は、原則としてできなくなりました。

ただし日本郵便は2026年8月21日のお知らせで、次のいずれかに当てはまる場合は10月1日以降も郵便局の窓口から差し出せると案内しています。

  • 郵便差出箱が満杯または故障などの理由で使えない場合
  • 差し出したいクリックポストの数量が多く、郵便差出箱に一度に投函できる量を超えると見込まれる場合
  • 3辺合計60cm以内・長辺34cm以内の条件は満たしているが、郵便差出箱の投入口の横幅が小さいため投函できない場合

あわせて、郵便局の窓口で預かってもらえるクリックポストは厚さ3cm以下のものに限るともされています(日本郵便「2026年10月1日(木)以降のクリックポストの差出方法について」2026年8月21日発表)。日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)では、上の3つの場合を並べたあとに、別の1文として「郵便局窓口でお預かりすることができるものは、厚さ3cm以下のクリックポストに限らせていただきます。」と記載されています。3cmを超えるものを窓口へ持って行く予定があるときは、事前に最寄りの郵便局でご確認ください。

変わったのは順番です。10月1日からは、厚みを見てもらうためだけに窓口へ寄る、という使い方はできなくなりました。まずポストに入るかどうかをご自分で確かめて、入らないとき(上の3つの場合)に窓口を頼る、という順番になりました。

注意
郵便ポスト以外の差出先には、使えないものがあります。日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)の「ご利用上の注意」には、「郵便局窓口カウンター併設の差入口、ローソン店内等に設置のスマリボックスおよびファミリーマート店内のファミロッカーから発送することはできません。」と記載されています。迷ったら通常の郵便ポストに投函してください。
補足
クリックポストの申し込みからラベル印刷までの手順は、元郵便局員が教える!初めての方でも失敗しないクリックポストの送り方で解説しています。

大きさの条件は「3辺の合計60cm」に変わりました

運賃と窓口の話に隠れていますが、大きさの決まり方も変わりました。9月30日までは3辺の合計に上限がなく、長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cmまで出せました。10月1日からは「3辺の合計が60cm以内」「長辺34cm以内」「郵便差出箱に投函できるもの」の3つが条件になり、短辺と厚さの個別の上限は示されなくなりました。

読み方はこうです。長辺に34cmを使い切ると、短辺と厚さの合計に使えるのは残り26cmです。したがって厚さ3cmを取りたい場合は、短辺を23cmまでに収めます(34+23+3=60cm)。長辺を32cmに抑えれば、短辺と厚さで28cm使えます。

最小サイズは、長さ×幅が14cm×9cm以上です(円筒形状の場合は、長さ14cm以上・直径3cm以上)。日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)に記載されています。

これまで上限いっぱいで出していた人は、短辺を詰めてください

9月30日までの上限いっぱいは、長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cmで合計62cmでした。これは10月1日からの「合計60cm以内」を超えるため、そのままではクリックポストで送れなくなりました。

処方は短辺を23cmに詰めるのが第一選択です。A4の書類が入る封筒でも、短辺を2cm縮めるだけで条件に収まります。厚さを削るのは最後の手段にしてください。厚みを潰すと中身が傷みますし、そもそも厚さ3cmは10月1日以降も使える範囲です。

注意
厚さについては、「郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3cmです」と示されています。日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)に記載されている文言です。サイズの条件の欄に厚さの数字は含まれておらず、代わりに「郵便ポストに投かん可能なもの」という条件が入っています。つまり、寸法の数字だけでなく実際にポストの投入口を通るかどうかが基準になります。

ポストに入るか、出す前に確かめる方法

窓口で見てもらえなくなった分、出す前の確認が大事になりました。次の3つをおすすめします。

  • 先に投函するポストを決めておく。日本郵便の「郵便局・ATM・ポストをさがす」で、自宅や職場の近くにあるポストの場所を先に調べておきます。ポストは型式によって投入口の大きさが違いますので、いつも使うポストを1つ決めておくと、次からは同じ感覚で判断できます。
  • 厚さ測定定規で測ってから家を出る。厚みは箱や封筒の「いちばん膨らんだところ」で決まります。平らな場所に置いて、いちばん高いところで測ってください。
  • 入らなかったときの持って行き先を決めておく。無理に押し込むと中身が壊れますし、途中で引っかかると取り出せなくなります。入らないと思ったら押し込まないでください。3辺合計60cm以内・長辺34cm以内の条件は満たしているのに投入口の横幅が小さくて入らない場合は、郵便局の窓口から差し出せます(この場合、窓口で預かってもらえるのは厚さ3cm以下のものに限られます)。条件そのものを超えている場合は、ゆうパケットやレターパックへの切り替えになります。
厚さ7cmまで投かんできる「大型投函口郵便ポスト」もあります
日本郵便は、厚さ7cm以内の郵便物等を投かんできる「大型投函口郵便ポスト」の設置場所を公開しています。大型投函口郵便ポスト設置場所(2026年1月現在)に掲載されているのは、埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫の13か所です(同社のゆうパケットポストの案内では「全国で14か所」と記載されており、掲載数と食い違っています)。なお、日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)には、「厚さ7cm以内の郵便物等が投かん可能な大型投函口郵便ポストをご利用の場合で、同ポストの正面に向かって右側の投かん口から発送することはできません。」と記載されています。このポストでは、正面に向かって右側の投入口からは発送できません。迷ったら通常の郵便ポストを使ってください。

葉書野 ウラ

ポストの投入口の大きさは型式によって違いますので、「何センチまで入る」と一律には言えません。ご自分が使うポストで一度試しておくのが、いちばん確実です。

240円より安く送れる方法はあるか

ここがいちばん知りたいところだと思います。結論から申し上げると、追跡が付いてポストから出せる送り方の中では240円のクリックポストが最も安くなります。ただし追跡をあきらめるなら、薄くて軽いものは240円より安く送れます。

同じ2026年10月1日に、ゆうパケットが厚さ区分をなくして全国一律360円に一本化されました。ゆうパケットは9月30日まで「1cmまで250円・2cmまで310円・3cmまで360円」でしたので、1cm以内で出していた方は110円の値上がりになりました。

サービス料金(2026年10月1日改定後)大きさ・重さ追跡窓口で出せるか
クリックポスト240円3辺の合計60cm・長辺34cm、ポストに投函できるもの/2kgまであり原則不可
(満杯・故障・数量が多い・投入口の横幅が狭い場合は可)
ゆうパケット360円(一律)3辺の合計60cm・長辺34cm・厚さ3cm/1kgまであり出せます
レターパックライト430円34cm×24.8cm(A4)・厚さ3cm以内/4kgまであり出せます
レターパックプラス600円34cm×24.8cm(A4)/4kgまで(3cmを超えても可)あり出せます
スマートレター210円25cm×17cm(A5)・厚さ2cm/1kgまでなし出せます
ゆうメール190円(150gまで)
230円(250gまで)
34cm×25cm・厚さ3cm/1kgまで
内容品は印刷物・CD・DVDなどに限られます
なし出せます
定形外郵便(規格内)180円(100gまで)
270円(150gまで)
長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm/1kgまでなし出せます
ミニレター(郵便書簡)85円厚さ1cm/25gまでなし出せます

※料金は2026年10月1日改定後(2026年10月時点)の情報と、2026年7月3日発表の改定内容にもとづいています。クリックポストとゆうパケット以外は、今回の改定の対象ではありません。スマートレターは土曜日・日曜日・休日の配達を行いません。定形外郵便・ミニレター・ゆうメールは、日本郵便の案内で「追跡可能」「毎日配達」はオプションサービスを利用した場合に限るとされています。出典は日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」「国内の料金表(荷物)」「スマートレター」です。

読み方はこうなります。

  • ポストから出せて、追跡が要るなら、クリックポスト(240円)。10月1日以降、クリックポストとゆうパケットは大きさの条件がほぼ同じになりましたが、クリックポストのほうが120円安く、重さも2kgまで入ります。今ゆうパケットを使っている方は、クリックポストに切り替えたほうが安くなります。
  • ただし厚さが3cm近い荷物は、ゆうパケット(360円)のほうが確実です。クリックポストは10月1日から、窓口へ持って行けるのが「ポストが満杯・故障のとき」「数量が多いとき」「条件は満たしているのに投入口の横幅が小さくて入らないとき」に限られています。厚みを見てもらうために窓口へ寄る、という使い方はできません。ゆうパケットは厚さ3cm以内と数字で決まっていて、いつでも窓口から出せます。差額の120円は「窓口で確認してもらえる安心料」だとお考えください。
  • 厚さ3cmを超えるなら、レターパックプラス(600円)。レターパックプラスは、A4サイズ・4kg以内であれば3cmの厚さを超えても使えます。
  • 薄くて軽く、追跡が要らないなら240円より安い方法があります。100gまでなら定形外郵便(規格内)180円、150gまでの本やCDならゆうメール190円、A5に収まるならスマートレター210円です。ただしいずれも追跡が付かず、土曜・日曜・休日の配達もありません。フリマアプリの発送のように「届いた記録」が要る場合には向きません。
補足
ゆうパケットの出し方や土日の扱いは、ゆうパケットは土日でも出せる?ゆうパケットの発送方法を解説します!で解説しています。
重さの上限が2kgに上がるのは、値上げの裏側で得になる点です
今回、クリックポストの重さの上限は1kgから2kgへ引き上げられました。これまで1kgを超えるために仕方なくゆうパケットプラスやレターパックを使っていた本・雑貨などは、10月1日からはクリックポスト240円で出せる場合があります。値上げの話に隠れていますが、使い方によっては安くなる変更です。出典は日本郵便「ゆうパックおよびゆうパケットの基本運賃などの改定」(2026年7月3日発表)です。

よくある質問

葉書野 ウラ

2026年10月のクリックポスト改定について、気になりやすい点を質問と回答でまとめました。
 

10月1日から厚さは何センチまでですか?

ポストに投函する場合、厚さは「郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3cmです」と示されています。条件は「3辺の合計が60cm以内」「長辺34cm以内」「郵便差出箱に投函できるもの」の3つで、厚さの数字は含まれていません。長辺34cmを使い切る場合、短辺と厚さに使えるのは残り26cmですので、厚さ3cmを取るなら短辺は23cmまでになります。日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)には、この「郵便ポストに投函可能な厚さの目安は3cmです」に加えて、窓口については「郵便局窓口でお預かりすることができるものは、厚さ3cm以下のクリックポストに限らせていただきます。」と記載されています(2026年8月21日発表も「厚さ3cm以下のものに限る」としています)。

 

郵便局に持って行ったら、本当に断られるのですか?

いつでも断られるわけではありません。2026年10月1日からの差し出し方法は原則として郵便差出箱(郵便ポスト)への投函ですが、日本郵便は「ポストが満杯・故障などで使えない場合」「数量が多く一度に投函できる量を超えると見込まれる場合」「3辺合計60cm以内・長辺34cm以内の条件は満たしているのに投入口の横幅が小さくて入らない場合」の3つについては、窓口から差し出せると案内しています。窓口でお預かりできるのは厚さ3cm以下のクリックポストに限る、と日本郵便の「クリックポスト」のページ(2026年10月時点)に記載されています(上の3つの場合を並べたあとの、別の1文として書かれています)。これら以外の場合の窓口での扱いは、日本郵便の案内には書かれていませんので、持って行く前に最寄りの郵便局へご確認ください。いつでも窓口から出したい場合は、ゆうパケット(360円)やレターパックに切り替えることになります。

 

値上げ後もクリックポストがいちばん安いですか?

重さと、追跡が要るかどうかで変わります。追跡が付いてポストから出せる送り方の中では、240円のクリックポストが最も安くなります。同じ日にゆうパケットが全国一律360円に一本化されたため、10月1日以降はクリックポストのほうが120円安くなっています。一方、追跡を付けない前提なら、100gまでの定形外郵便(規格内)180円、150gまでのゆうメール190円、A5サイズのスマートレター210円のほうが安く送れます。ただしこの3つは追跡が付かず、土曜・日曜・休日の配達もありません。

 

これまで上限いっぱいのサイズで出していましたが、10月からどうなりましたか?

長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cmは3辺の合計が62cmになり、10月1日からの「合計60cm以内」を超えるため、そのままではクリックポストで送れなくなりました。処方は短辺を23cmに詰めるのが第一選択です(34+23+3=60cm)。厚さを削るのは最後の手段にしてください。それでも収まらない場合は、ゆうパケットやレターパックに切り替えてください。

 

まとめ

  • 2026年10月1日から、クリックポストは185円から240円になりました。
  • 差し出し方法は原則として郵便ポストへの投函になりました。ただしポストが満杯・故障のとき、数量が多いとき、条件は満たしているのに投入口の横幅が小さくて入らないときは、窓口から差し出せます(窓口で預かってもらえるのは厚さ3cm以下のものに限るとされています)。
  • 大きさは3辺の合計60cm以内・長辺34cm以内・ポストに投函できるものに変わりました。これまでの上限いっぱい(合計62cm)は送れなくなりましたので、短辺を23cmに詰めてください。
  • 重さの上限は1kgから2kgへ引き上げられました。
  • 同じ日にゆうパケットが360円へ一本化されたため、10月1日以降はクリックポストのほうが120円安くなっています。厚さが3cm近い荷物や、いつでも窓口から出したい場合はゆうパケットかレターパックに切り替えてください。
  • 追跡が要らない薄くて軽いものは、定形外郵便(規格内)180円・ゆうメール190円・スマートレター210円のほうが安く送れます。

葉書野 ウラ

10月1日から新しい条件になっています。窓口で出す習慣のある方は、近くのポストを1つ決めておくと慌てずに済みます。参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手