そのリサイクルダンボールは大丈夫?箱の外装にある「危険物ラベル」「マーキング」の一覧と外装トラブルの対処方法を元郵便局員が解説します。

そのリサイクルダンボールは大丈夫?箱の外装にある「危険物ラベル」「マーキング」の一覧と外装トラブルの対処方法を元郵便局員が解説します。

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ゆうパック等を発送する際に「中身」と「外装」確認を重点的にチェックしますが、リサイクルダンボールを使用する際には、「危険物ラベル」「マーキング」の表示の有無注意が必要です。
一般的に多い「危険物ラベル」「マーキング」の一覧と、外装トラブルの対処方法を元郵便局員が解説します。

外装マーク

リサイクルダンボールを使用する際に、以下に該当するマークが表示されていたり、シールが貼付されていた場合、内容品が危険物に該当しなくても、「外装上、危険物の包有されているかどうかの判断が出来ない」事から、引受拒否・航空搭載ができずに到着が遅れる場合があります。

中には商品番号のような表示もありますので、リサイクルダンボールを使用する際にはご注意ください。

 

火薬類

危険物ラベル「火薬類」。オレンジ色のひし形に「1.4」と数字の1が書かれている
理由
火薬類は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

引火性ガス・液体

危険物ラベル「引火性液体」。赤いひし形に黒い炎のマークと数字の3が書かれている
理由
引火性ガス・液体は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

毒性ガス

危険物ラベル「毒性ガス」。白いひし形に黒いどくろマークと数字の2が書かれている
理由
毒性ガスは、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

非引火性・非毒性ガス

危険物ラベル「非引火性・非毒性ガス」。緑のひし形に黒いガスボンベのマークと数字の2が書かれている
理由
非引火性・非毒性ガスは、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

可燃性物質

危険物ラベル「可燃性物質」。赤と白の縦縞のひし形に黒い炎のマークと数字の4が書かれている
理由
可燃性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

自然発火性物質

危険物ラベル「自然発火性物質」。上半分が白、下半分が赤のひし形に黒い炎のマークと数字の4が書かれている
理由
自然発火性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

水反応可燃性物質

危険物ラベル「水反応可燃性物質」。青いひし形に黒い炎のマークと数字の4が書かれている
理由
水反応可燃性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

酸化性物質

危険物ラベル「酸化性物質」。黄色いひし形に円の上に炎のマークと「5.1」の数字が書かれている
理由
酸化性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

放射性物質

危険物ラベル「放射性物質」。上半分が黄色、下半分が白のひし形に放射能マークと数字の7が書かれている
理由
放射性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

腐食性物質

危険物ラベル「腐食性物質」。上半分が白、下半分が黒のひし形に、液体が金属と手に滴り落ちる腐食のマークと数字の8が書かれている
理由
腐食性物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

少量危険物マーク

少量危険物マーク。黒い三角と白いひし形を組み合わせた図形の中央に「Y」の文字が入っている
理由
量に限らず危険物に該当する品目の場合、日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

微量危険物マーク

微量危険物マーク。黒と白の斜線の枠の中に記号が描かれ、下部に等級(CLASS)と荷送人の氏名または名称の記入欄がある
理由
量に限らず危険物に該当する品目の場合、日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

磁器物質取扱ラベル

磁性物質取扱ラベル。青地に磁石と方位磁針のイラストがあり「MAGNETIZED MATERIAL」「KEEP AWAY FROM AIRCRAFT COMPASS DETECTOR UNIT」と書かれている
理由
業務用等の磁器の極めて強い物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。
一般的に家庭で使われているレベルであれば問題ありません。

 

極低温液体ラベル

極低温液体ラベル。緑地に、容器から液体が手にかかる様子のイラストと「CONTAINS CRYOGENIC LIQUID」の文字
理由
極低温液体は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

熱源からの隔離取扱ラベル

熱源からの隔離取扱ラベル。太陽の光が荷物に当たっているイラストと「keep away from heat」の文字
理由
熱源からの隔離を必要とする物質は、危険物に該当する為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。

 

UNマーク

UNマーク。円の中に小文字の「u」と「n」を組み合わせた国連の危険物容器認証マーク
理由
UNマークが表示されている場合、危険物に該当する品目である為に日本郵便では引受または航空搭載する事ができません。
また、国連番号(UN番号)が表示されている場合も同様の扱いとなります。

 

その他

他にも色々な種類があると思いますし、「伝染性のある物質」「その他有害物質」「放射性物質」「適用除外輸送物」「貨物機専用取扱ラベル」など、一定条件下でのみ郵送が可能な種類もあります。

 

対処方法


リサイクルダンボールの外装に上記の表示がある場合、ガムテープなどで完全に抹消する必要があります。
マジックなどで、ラベルや表示に訂正線を引いただけでは不十分な対応です。

ラベルや表示完全に抹消する必要があります。

 

まとめ

何気なく使っているリサイクルダンボールも、外装を注意して見てみると色々な情報が表示されている事があります。
UN番号など商品番号みたいでわかりにくいですし、一見、危険物マークと判断するのが難しいです。

中身が危険物ではなくても、「外装上、危険物の包有されているかどうかの判断が出来ない」という理由で引受拒否・航空搭載できないという事になります。

特に海外のリサイクルダンボールを使用される場合、外装には注意が必要となります。

 

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この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手