2019年3月14日(木)から試験的に一部の郵便局で導入されている「つつメルすぽっと」について、元郵便局員が解説します。
つつメルすぽっと
つつメルすぽっととは、2019年3月14日(木)から、試験的に一部の郵便局内に無償で利用できる梱包資材を備えた梱包場所です。
フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品をそのまま郵便局に持っていくだけで、無償で梱包資材を利用することができます。
期間
2019年3月14日(木)から利用できますが、「つつメルすぽっと」が設置されている郵便局の梱包資材がなくなり次第終了となります。
設置場所
つつメルすぽっとは、以下の5局に設置されています。
利用条件
出品する際の配送方法に「ゆうゆうメルカリ便」を選択した商品のみが対象になりますので、他の発送方法を選択して出品した場合、「つつメルすぽっと」を利用することはできません。
注意点
無償で利用できる梱包資材は「ゆうパケット」用のみであって、「ゆうパック」用のサイズに関しては自分で準備するか、郵便局で購入する必要があります。
利用方法
PCからの出品だと「ゆうゆうメルカリ便」を選択することができませんので、くれぐれもご注意ください。
まとめ
今のところ地方の方には、全く無縁のサービスになります。
メルカリの梱包資材ですら、いまだに地方の郵便局では販売すらされていませんので、仮に実証実験が成功したとして地方では関係のない話に終わると思います。
梱包資材の管理、つつメルすぽっとの設置場所などの問題もあると思いますし、なかなか簡単に全国展開できないと思います。
つつメルすぽっとで利用できる梱包材を確認しましたが、レターパックみたいな厚紙系の梱包材でしたので、売れた商品をそのまま梱包するのは無理がありますし、破損や汚損防止の梱包は自身で行う必要があります。
見た感じ緩衝材などは置いてありませんでしたので、雨などに濡れない梱包や破損しない梱包は自分で行ってから、つつメルすぽっとを利用したほうが良いといえます。