後納郵便物等差出票の書き方・記入例|様式ダウンロードも元郵便局員が解説【2026年最新】

記入前の「後納郵便物等差出票」の用紙

本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト等)が含まれます。

後納郵便物等差出票の書き方と記入例、日本郵便の様式ダウンロード先を元郵便局員が解説します。
先に結論(後納郵便物等差出票とは)
後納郵便物等差出票とは、料金後納で郵便物・荷物を差し出すときに添える書類です。差出人情報・郵便種別・通数・料金などを記入します。日本郵便は様式4としてPDF・Excelを公開していますが、様式を自作しても差し支えありません。後納の利用には毎月50通(個)以上の差出と事前の承認が前提です(2026年9月時点・料金後納|日本郵便)。

後納郵便物等差出票とは?

後納郵便物等差出票とは、料金後納で郵便物・荷物を差し出すときに、その中身を明細として書いて添える書類です。1回の差出でどの種類の郵便物を何通出し、料金がいくらになるかを差出人が申告するための票だと考えてください。 日本郵便の公式ページでは、料金後納の差出方法について次のように案内されています。
郵便物・荷物に後納郵便物等差出票を添えて、料金後納の承認を受けた郵便局が指定する郵便局に差し出してください。(料金後納|日本郵便・2026年9月時点)
つまり差出票は差出人が用意して、郵便物と一緒に持って行くものです。料金後納そのものを使うには、毎月50通(個)以上を差し出すことと、事前に承認を受けていることが前提です。 なお、この書類は料金後納郵便物等差出票料金後納郵便物差出票料金後納郵便差出票料金後納差出票後納郵便等差出票など、呼び方にゆれがありますが、いずれも同じ書類です。日本郵便が定める様式名は「後納郵便物等差出票」(様式4)です。

参考

後納料金については、下記の記事を参考にしてください。 「料金後納郵便」の青い円形スタンプが押された封筒 元郵便局員が教える!料金後納の審査条件と失敗しない申請方法 記入前の「料金後納承認請求書」の用紙 元郵便局員が教える!料金後納関連の各種申請書類と記入例  

後納郵便物等差出票の書き方

後納郵便物等差出票は自作しても差し支えないため、書式が1つに統一されていません。ただし記入する中身は決まっています。日本郵便が公開している様式4を基準に、欄ごとの書き方を元郵便局員として解説します。

後納郵便物等差出票の記入例(記入見本)

定形郵便物(50g以内・1通110円)を200通、料金後納で差し出す場合の記入例です。
記入欄記入例
差出人情報〇〇株式会社
札幌市中央区〇〇1-2-3
ビズ番号・二次元コード
差出年月日2026年9月15日
(差し出す当日)
郵便物等の
種類
定形
特殊取扱等の
種類
(無記入)
重量・
サイズ別
50gまで
通数200通
1通の料金110円
合計料金22,000円

※料金は2026年9月時点(定形郵便物50gまで110円・国内の料金表|日本郵便)。「地帯」「概要」の欄は無くても差し支えありません。速達や書留をつける場合の書き方は、次の項目で解説します。

 

速達・書留など特殊取扱があるときの書き方

速達や書留をつけて差し出すときにつまずきやすいのが、「特殊取扱等の種類」と「1通の料金」の2つの欄です。押さえるポイントは次の2つだけです。
  1. 特殊取扱がつく分は、通常の分とは行を分けて書く
  2. 「1通の料金」には、基本料金と加算料金を合計した金額を書く
加算料金は特殊取扱の種類ごとに決まっています。
特殊取扱1通あたりの
加算料金
速達
250gまで
+300円
速達
1kgまで
+400円
簡易書留+350円
一般書留+480円
現金書留+480円
特定記録+210円

※加算料金は2026年9月時点(オプションサービスの加算料金|日本郵便)。書留は損害要償額を上げると、さらに加算されます。

定形郵便物(50g以内)を50通、速達で差し出す場合の記入例です。
記入欄記入例
郵便物等の
種類
定形
特殊取扱等の
種類
速達
重量・
サイズ別
50gまで
通数50通
1通の料金410円
(110円+300円)
合計料金20,500円
補足
同じ日に「通常の定形200通」と「速達の定形50通」を出すなら、この2つを別々の行にして、票の下部で合計します。1行にまとめて書くと、加算料金がいくら含まれているのかが引受側で分からなくなります。
 

差出人情報

後納郵便物等差出票の上部。日付印欄と、赤枠で示された差出人氏名・お客様番号の記入欄
注意
後納票は差出票を自作できるので、差出人部分はほとんど印字されています。印字内容は「差出人名」「住所」「ビズ番号」「二次元コード」で、引受を行う郵便局員としては「二次元コード」が印字されていると助かります。 同じ会社でもビズ番号を使い分けされることがありますし、履歴がない端末で集荷を行うこともありますので、「二次元コード」が後納票に印字されていると引受がスムーズです。 ビズカードの紛失などでご自身の二次元コード(QRコード)が不明な場合、集荷担当者に「うちの二次元コードを出してくれる?」と尋ねてください。データがあれば顧客情報(二次元コード)を印字することができます。
 

郵便種別(明細欄)

後納郵便物等差出票の明細欄。郵便物等の種類・特殊取扱等の種類・重量サイズ別・地帯等・通数・1通の料金・合計料金・摘要の列が並ぶ
注意
後納票は差出票を自作できるので、ほとんど印字されています。Excelで作って合計料金を自動計算にしておけば、計算ミスや記入ミスを減らせます。 日本郵便の様式4には「郵便物等の種類」「特殊取扱等の種類」「重量・サイズ別」「地帯」「通数」「1通の料金」「合計料金」「概要」の欄がありますが、「地帯」「概要」の項目は無くても差し支えありません。
 

その他(郵便局使用欄)

後納郵便物等差出票の郵便局使用欄。通数検査・区分検査・広告郵便物の各欄と、集荷者印・検査者印・立会者印などの押印枠
注意
郵便局使用欄は差出人が記入する欄ではありませんが、自作する様式にこの欄があると郵便局側が助かります。郵便局から配布された後納票には、この欄が印字されています。
 

後納郵便物等差出票の様式(フォーマット)ダウンロード

後納郵便物等差出票は自作できますが、日本郵便が公式に様式を配布しています。料金後納のページから、PDFとExcelの両方をダウンロードできます。
様式ダウンロード
様式4
後納郵便物等差出票
PDF
Excel
様式5
後納郵便物等差出票
(他局差出し)
PDF
Excel

※リンク先は日本郵便公式(料金後納|日本郵便)。2026年9月時点で公開されている様式です。

ふだんの差出で使うのは様式4です。Excel(エクセル)版をダウンロードして、通数と1通の料金から合計料金を自動計算する形に作り替えておくと、記入ミスと計算ミスを減らせます。
補足
様式を自作しても差し支えありません。ネット上のフォーマットを使う場合も、公式の様式4と見比べて必要項目が欠けていないかだけは確認してください。
 

後納郵便物等差出票の注意点

一番の注意点は、差出票は差出人が用意して郵便物に添えるものだという点です。日本郵便の公式ページでも「郵便物・荷物に後納郵便物等差出票を添えて(中略)差し出してください」と案内されています。集荷担当者に記入を頼む前提で用意しないでください。 記入内容で特に確認したいのは次の3点です。
  • 通数と合計料金が合っているか(1通の料金×通数)
  • 速達・書留の分の行を分けているか
  • 差出人情報にビズ番号・二次元コードが入っているか
このうち合計料金は、差し出す前に「1通の料金×通数」で必ず検算してください。Excelで合計を自動計算にしておくのが確実です。  
補足
書留・特定記録をまとめて出すときは、書留・特定記録郵便物等差出票の書き方は?記入例と料金を元郵便局員が解説【2026年最新】もあわせてご覧ください。別納・後納とならぶ、会社の郵便実務でよく使う差出票のひとつです。

よくある質問と回答

葉書野 ウラ

「後納郵便物等差出票」に関するよくある質問と回答です。

後納郵便物等差出票の様式(フォーマット)はどこでダウンロードできますか?

日本郵便の「料金後納」のページで、様式4「後納郵便物等差出票」がPDFとExcelの両方で公開されています。Excel版をそのまま使えば、通数と1通の料金から合計料金を自動計算する形に作り替えることもできます。様式を自作しても差し支えありませんが、その場合も必要項目は省かないでください。

 

後納郵便物等差出票は自作してもいいですか?

自作して差し支えありません。差し出す内容(郵便物の種別)に合わせて作って構いません。ただし「郵便物等の種類」「特殊取扱等の種類」「重量・サイズ別」「通数」「1通の料金」「合計料金」と差出人情報は省かないでください

 

速達や書留をつけるときは、どう書けばいいですか?

通常分とは行を分けて書き、「特殊取扱等の種類」の欄に「速達」「簡易書留」などと記入します。「1通の料金」には基本料金と加算料金を合計した金額を書きます。たとえば定形50g以内を速達で出すなら、110円+300円で410円です(2026年9月時点)。

 

ビズカードをなくしたので、二次元コードもビズ番号もわかりません。カードの再発行など可能ですか?

再発行は、契約した郵便局にお問い合わせしてください。二次元コードとビズ番号のみであれば、データさえあれば集荷担当者でも発行できます。

 

後納でゆうパックを差し出す場合、領収証はもらえないのですか?

後納はその場で金銭のやり取りがありませんので「領収証」はありませんが、荷物を預かったということで「受領証」があります。引受入力前に「受領証をください」と伝えれば、その場で発行できます。

 

後納郵便物等差出票の書き方(記入例)を教えてください。

記入するのは主に「差出人情報(会社名・住所・ビズ番号・二次元コード)」「郵便物等の種類」「特殊取扱等の種類」「重量・サイズ別」「通数」「1通の料金」「合計料金」です。自作する場合も、これらの必要項目は省かないでください。「地帯」「概要」の欄は無くても差し支えありません。具体的な記入見本は、本文の「記入例(記入見本)」をご覧ください。

 

後納の料金はいつ支払うのですか?

一カ月分をまとめて、差し出した月の翌月末日までに指定口座へ振込で支払います(金融機関の休業日にあたる場合は前営業日まで)。口座振替を利用している場合の引落日は翌月20日です(2026年9月時点・日本郵便公式)。

 

後納郵便物等差出票のまとめ

  • 後納郵便物等差出票は、料金後納で差し出すときに郵便物・荷物に添える明細書類
  • 様式は日本郵便が様式4としてPDF・Excelで公開している(自作も可)
  • 記入するのは差出人情報・郵便物等の種類・特殊取扱等の種類・重量サイズ別・通数・1通の料金・合計料金
  • 速達や書留をつける分は行を分けて書き、1通の料金には基本料金+加算料金を書く
  • 差出票は差出人が用意して添えるもの

葉書野 ウラ

様式4のExcelをダウンロードして自社用に整えておくと、毎回の記入がかなり楽になります。わからないことがあれば差出し郵便局へ。参考になれば幸いです。
  <関連記事> 「料金後納郵便」の青い円形スタンプが押された封筒 元郵便局員が教える!料金後納の審査条件と失敗しない申請方法 レンガの壁の前に立つ「郵便 POST」と書かれた丸型の赤いポスト 元郵便局員が教える!後納ポストインの良い点と悪い点

この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手