切手を使ってゆうパックを送る方法を元郵便局員が紹介します。
半端な額しかなくても、古くても全く問題ありませんので、切手を有効活用しましょう!
切手を使ってゆうパックを送る方法
切手を使ってゆうパックを送る方法としては、「別納(切手払い)」と「切手貼付」という2つの方法があります。
いずれの方法も「窓口」「集荷」で使えますので、お年玉切手などが余ってる場合などにご活用ください。
別納(切手払い)
別納(切手払い)とは、現金の代わりに切手でゆうパックの送料を支払う方法です。
現金との併用が可能ですので、切手が半端な額しかない場合、別納(切手払い)がオススメです。
箱に切手を張り付けるのが面倒であったり、箱に大量の切手が貼られて見た目が嫌な場合などは別納(切手払い)がいいと思います。
利用方法は、支払い時に現金じゃなくて切手を出すだけなので、特に難しく考える必要はありません。
特別な契約も条件も必要なく、誰でも利用できるサービスです。
切手貼付
下記のように荷物に直接切手を貼る事を切手貼付といいます。
ゆうぱっく代金が切手でも支払えると聞いて余っていた2円切手を持ち込む→郵便屋さん快くOK→切手を金額分のシールかなんかに換算して貼ってくれるのかな?お任せして帰宅→後日長女から「郵便局にご迷惑おかけするな!」と怒メール→ワイびっくり pic.twitter.com/YJLPXfw8bl
— みんく🐶 (@moemoekohu) April 2, 2016
箱に切手が貼れるのであれば、引受そのものは問題ありません。
どうしても箱に直接貼り付けるので、フリマとかだと受取人によっては評価に影響するかもしれません。
貼付する場合、途中で剥がれ落ちたりしないようにしっかりと貼り付けてください。
利用方法は、料金分の切手を箱に貼って「切手貼付でお願いします」と伝えるだけで大丈夫です。
特別な契約も条件も必要なく、誰でも利用できるサービスです。
注意点
コンビニエンスストアで差し出す場合、現金のみでのお支払いとなります。
仮に箱に切手を貼付してても、コンビニでは対応できません。
「別納(切手払い)」と「切手貼付」を利用される場合は、郵便局の窓口か集荷をご利用ください。
参考
全国の集配局については、下記の記事を参考にしてください。
全国の集配郵便局一覧(都道府県別) ハガキのウラの集配局情報
まとめ
年賀はがきのお年玉切手シートなどを活用すればいいですし、古くても額面部分が判別できれば問題なく使えます。
利用したことと躊躇してしまいがちですが、局員からしたら「別納(切手払い)」も「切手貼付」よくある事なので、せっかく切手があるなら是非有効活用してください。
ただし、切手貼付だと送料より貼付した切手の額面が超過してもおつりが出せません。
額面を合わせる事が出来ない場合、切手と現金を併用して支払いすれば超過分は現金でおつりがでます。
ちょっとしたことですが、どうしても端数が合わない場合は遠慮なく現金と切手を併用してください。
現場経験者としては、「別納(切手払い)」か「切手貼付」を選べるとしたら、内務の処理的な問題で迷わず「切手貼付」一択です。
ただむちゃくちゃな枚数だったり、バラバラに貼付されていると額面を計算するのが難しいので、できれば額面だけでも揃えていただけると助かります。
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