2019年度しらせ船内分室および昭和基地内分室における風景入日付印などの押印サービスの実施

毎年この時期限定で行われる「しらせ船内分室及び昭和基地内分室における風景入日付印等の押印サービス」。
今年は、2018年10月8日（火）～ 2019年11月5日（火）の受付となります。（当日消印有効）

記念押印

毎年この時期になると、第61次南極地域観測隊が乗船する南極観測船「しらせ」に開設される「しらせ船内分室」及び昭和基地に所在する「昭和基地内分室」において、郵便申込みによる風景入日付印及び普通日付印の押印サービスの受付が期間限定で行われています。

1年間でこの時期のみに受付となりますので、風景印を集めている方にとっては絶対にスルー出来ないという感じです。

概要

※図案的は去年と同じです。

注意点

記念押印の申込みは、各分室別（しらせ線内分室・昭和基地分室）毎に行う必要があり、希望分室の明示のない場合、しらせ船内分室で押印されます。
また押印日の日付や引受時刻の指定ができません。

引受消印済みの郵便物や記念押印済みの台紙やハガキは、南極観測船「しらせ」が東京港に帰港（2020年4月10日（金）帰港予定）後に順次発送されますので、手元に届くまでに少し時間がかかります。

去年は4月9日に帰港し、手元には4月12日には届きましたので、今年は気候予定が4月10日なので、12日～17日くらいには手元に届くのではないかと思います。

郵頼による申込方法

「しらせ線内分室」「昭和基地分室」の記念押印は、郵頼による申込みしかありません。
引受消印か記念押印によって若干申込み方法が異なりますので、それぞれのケースに合わせて申込方法を解説します。
 

参考

風景印や郵頼による押印の申込み方法については、下記の記事を参考にしてください。
2018年10月21日全国の風景印を集めよう！初めての方でもできる風景印の集め方を解説

引受消印を希望する場合

引受消印とは、押印した郵便物をそのままあて先にお届けする方法となります。
引受消印を希望する場合、以下のものが必要となります。

記念押印を希望する場合

記念押印とは、押印した台紙又はこれに類するものを別の封筒に納め、あて先にお届けする方法となります。

押印依頼状

押印依頼状の書き方が不明な場合、以下の記事に例文や印字用のPDFファイル、編集用のwordファイルをご用意しておりますのでお役立てください。
2018年10月21日全国の風景印を集めよう！初めての方でもできる風景印の集め方を解説

よくある質問と回答

局留でも問題ありませんか？

「しらせ船内分室留め」及び「昭和基地内分室留め」はできませんので、そのまま返送されてきます。

記念押印と引受押印を同時に押印してもらえますか？

記念押印と引受消印を同一の封筒で押印依頼する事はできませんが、それぞれの封筒に63円以上の郵便切手が貼付されていれば可能です。

記念押印をハガキの料金額に被らないように押してほしいのですが、押印依頼状にその旨を記載すれば対応してもらえますか？

記念押印も消印の一種なので、必ず切手等の料額印面上に風景印が押す必要があります。
ですから、料金額に被らないように押印する事はできません。

返送先を海外の郵便宛にしても大丈夫ですか？

返送は、日本国内に限ります。
海外の友人に送付したい場合、一度ご自身で受け取った後に国際郵便などで友人に送付してあげてください。
手間と時間がかかるかもしれませんが、それしか方法がありません。

62円の葉書には、1円切手を貼れば大丈夫ですか？

はい、大丈夫です。

参考記事

去年の「昭和基地」と「しらせ船内」の風景印です。
2019年4月12日昭和基地内郵便局の風景印 2019年4月13日しらせ船内郵便局の風景印 2018年10月23日しらせ船内分室及び昭和基地内分室における風景印の押印について