日本全国の風景印を集めよう

じわじわと人気が高まってきた全国の風景印を集めよう!郵頼や窓口での集め方について元郵便局印が解説します

日本全国の郵便局には、そこだけにしかない風景印が多数あります。
じわじわと人気が出ているので、風景印種類や風景印の集め方(郵頼・窓口)について元郵便局員が詳しく解説します。

風景印とは?

正式名称は「風景入通信日付印」といい、郵便局で使われている消印の一種です。

さまざまな種類や形に特徴のある印があり、それぞれの郵便局が管轄する地域の風景や名所、特産物などがデザインされている事が多く、差出人が風景印を希望した場合にのみ押印されます。

現在、日本全国で11,000局以上で、風景印を押印してもらえます。
風景印のコレクターの方もたくさんいて、郵頼で頼んだり、旅の記念や思い出と利用される方も多く、昔から根強い人気があります。

風景印には「小型印(小型記念通信日付印)」や「ハト印(初日用通信日付印)」などの記念行事や期間限定の消印もあります。
コレクションとしても人気ですし、結婚式の招待状などに利用される事が多いです。

風景印の収集は、「郵頼(ゆうらい)」「窓口依頼」「特殊ポスト」の3つ方法がありますので、それぞれのやり方と注意点を解説します。


風景印の集め方


風景印は、直接窓口でも依頼できますし、郵頼(ゆうらい)といって郵送で依頼する事も可能です。

郵頼についてはネット上にもたくさん情報が紹介されてますが、中には少し間違った情報もありますので、実際に日付印を押してた元郵便局員が分かりやすく解説します。


窓口押印依頼

郵便局に出向いて押印依頼することを「窓口押印依頼」と言います。
窓口押印依頼にも、「記念押印」と「引受押印」の2種類があり、コレクションとして持ち帰る場合「記念押印」、風景印を押してそののまま郵便物を差出す場合「引受押印」になります。

郵便物を見て局員が判断するとは思いますが、局によっては一応確認される事もありますので、言葉の意味合いだけは知ってて損はないと思います。

窓口押印は、その場で押印してもらえますので、あらゆる収集方法の中で一番円滑に終わります。
最寄りの郵便局の風景印は、窓口押印で収集するとよいです。

 

依頼の手順

STEP.1
ハガキの購入
郵便局でハガキを購入します。
旅行先ではその場で購入する事が多いと思いますが、持参でも構いません。
STEP.2
押印依頼
「風景印を記念押印または引受押印してください」と伝えれば、その場で押印してもらえます。
注意
風景印を対応してる郵便局では、「風景印を記念押印してください」なんて毎日ある事なので全く気にする事でもありませんが、一般的に考えて常識的な枚数でお願いしてください。


郵頼(ゆうらい)

郵送で押印依頼することを「郵頼(ゆうらい)」と言います。
直接の行く事が難しい遠方の郵便局の風景印が欲しい場合、誰でも郵頼で風景印を収集する事ができます。


準備するもの

郵頼で押印をお願いする場合、窓口依頼と異なって下記のものが必要となります。

  • 郵送用の封筒
  • 返信用の封筒
  • 合計金額62円以上の切手を貼付した台紙や封筒、または郵便はがき
  • 押印依頼状
 
注意
郵送用の封筒の中に上記の全てを入れて送付しますが、返信用の封筒や押印用の台紙や封筒にもそれぞれ切手を貼付する必要があります。
稀に返信用の封筒に返信期日を指定されている場合がありますが、その場合「配達日指定」分の料金を返信用の封筒に貼付する必要があります。


依頼手順

STEP.1
押印依頼状の作成
郵頼で押印をお願いする場合、下記のような「押印依頼状」が必要となります。
押印依頼状は、ご自分で作成する必要がありますが、ハガキのウラの郵便情報でも見本をご用意しておりますので、必要個所を変更してご活用ください。
STEP.2
郵頼セットの封入
郵頼セットと勝手に名付けていますが、郵頼する際に必要な「返信用の封筒」「合計金額62円以上の切手を貼付した台紙や封筒、または郵便はがき」「押印依頼状」を該当局に送付する郵送用の封筒に封入します。
STEP.3
郵送
ポスト投かんでも窓口からでも全く問題ありません。
STEP.4
郵頼の完了
該当局に郵頼セットを送付したら郵頼は完了となり、後はひたすら待つしかありません。
場所にもよりますが、1週間前後で手元に届くと思います。


押印依頼状

補足
押印依頼状には、以下の点を必ず記載してください。
 
・押印の種類(風景印、小型印など)
・押印位置の指示(簡単に図示)
・自分の住所、氏名、電話番号
 
押印依頼状の文面は、自由に編集していただいて問題ありません。


注意点

押印する場所も好きな位置に押印してもらえますが、切手等の料額印面上に風景印が押されている必要がありますので、ハガキの裏面へに押印などは対応してもらえません。

稀に押印位置をミリ単位で指定されている場合もありますが、極端に細かすぎる指定は迷惑になるので控えるべきだと思います。

押印依頼状に電話番号は不要という情報もありますが、電話番号は必須です。
実際に何らかのトラブルが発生したときに電話連絡がありますし、実際に「風景印の一部が破損して新しいものに交換中なので2週間ほどかかります」という連絡をいただいたこともありますので、電話番号は必ず記載してください。


特殊ポストへの投かん

郵便物をポストへ投かんすると、風景印が押印されて宛先に届けられるというサービスを備えた特殊な郵便ポストが各地に存在します。
福島空港のウルトラマンポスト、東京駅・丸の内中央口のポスト、郵政博物館のスカイツリー型ポストなど、そんなに数は多くありますが、各地にあります。


よくある質問

 

窓口で依頼した際に「官白(かんぱく)で大丈夫ですか?」って言われましたが、どういう意味ですか?

記念押印で大丈夫ですか?という意味合いなので、記念押印で問題なければ「はい」と答えれば大丈夫です。

 

押印日を指定できますか?

指定はできますが、日付指定押印に対応していない局もあります。
基本的には該当局に到着した日から10日以内の日付であれば可能ですが、ある程度は差出人が差出しする日を調整したほうが良いと思います。
日付をさかのぼっての押印は絶対に無理ですし、1ヵ月先なども難しいと思います。

 

利用される方は多いですか?

実務経験上、意外と多いです。
ほとんどが郵頼となりますが、旅行の記念などにご利用される方も結構います。


お願い

現在、ハガキのウラの郵便情報では「平成最後に日本全国の風景印を集めようプロジェクト」を実施しております。
 
詳細は、下記の記事を参考にしてください。
平成最後「平成31年」の消印で日本全国の風景印「11,162種類」を集めようプロジェクト!  
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