ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトを比較|専用箱のサイズ・料金の違いを元郵便局員が解説

ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトを比較|専用箱のサイズ・料金の違いを元郵便局員が解説

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ゆうパケットプラス専用箱と宅急便コンパクト専用BOX(箱型)は、底面は宅急便コンパクトが大きく、厚みと外寸容積はゆうパケットプラスが大きいという関係です。メルカリ経由なら送料と箱代の合計はどちらも520円(2026年9月時点)。 この記事では2つの専用箱のサイズ・厚さ・料金・買える場所・組み立て方の違いについて解説しています。

葉書野 ウラ

元郵便局員として、ゆうパケットプラス専用箱と宅急便コンパクト専用BOXの違いを整理します。サイズ・重さ・箱代・注意事項は記憶ではなく、日本郵便とヤマト運輸が公表している数値と文言に当たって確認しました。宅急便コンパクトはヤマト運輸(クロネコヤマト)のサービスなので、箱とサービスの数値はヤマト運輸の公表値を、メルカリでの送料はメルカリの公式ガイドを、それぞれそのまま使っています。

ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトの違いを一覧で比較

ゆうパケットプラスとは、日本郵便が「フリマの取引などにおいて、厚みのある商品を送る場合に、専用箱を使用して発送ができます。」と案内しているサービスです。宅急便コンパクトはヤマト運輸のサービスで、「60サイズよりも小さな荷物を手軽にオトクに送れます。」とされています。どちらも専用の箱を買って使うことが利用の条件という点は共通しています。

まず、2つの専用箱そのものの違いです。数値はすべて公式の公表値(2026年9月時点)です。

運営している会社
ゆうパケットプラス:日本郵便
宅急便コンパクト:ヤマト運輸
専用箱の外寸
ゆうパケットプラス:24cm×17cm×7cm
宅急便コンパクト(箱型):縦20cm・横25cm・高さ5cm
専用箱の内寸
ゆうパケットプラス:日本郵便は外寸だけを公表
宅急便コンパクト(箱型):
縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cm
重さの上限
ゆうパケットプラス:2kg以下。郵便局のネットショップには「重さ2㎏以下(本商品を含んだ重量)」と注記=箱の重さも含む
宅急便コンパクト:「特に規定はございません。」
専用箱の値段
ゆうパケットプラス:65円(税込・郵便局の販売価格)
宅急便コンパクト:70円(税込み)
箱の種類
ゆうパケットプラス:1種類
宅急便コンパクト:箱型と薄型の2種類
箱を留めるテープ
ゆうパケットプラス:公式の手順は「テープ等で留めます。」=テープを用意して留める
宅急便コンパクト:メルカリ公式が「付属の貼り付け用テープをご利用ください」と案内=箱に付いている
専用箱の再利用
ゆうパケットプラス:日本郵便のページに再利用の可否の記載なし
宅急便コンパクト:「一度限りのご利用をお願いします。」

※出典:日本郵便「ゆうパケットプラス」/ヤマト運輸「宅急便コンパクト」(いずれも2026年9月時点)。

 

次に、送り方と料金の違いです。

使える場面
ゆうパケットプラス:「対応アプリ・サイト以外ではご利用いただけません。」=フリマアプリなどの取引専用
宅急便コンパクト:フリマアプリ以外でも、宅急便と同じように誰でも使える
配達のされ方
ゆうパケットプラス:「郵便受箱への配達またはご指定の場所への置き場所配達(置き配)となります。」
宅急便コンパクト:「お届けは手渡しとなります。」
メルカリでの送料
ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便):全国一律455円(税込)
宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便):全国一律450円(税込)
送料+箱代の合計
ゆうパケットプラス:455円+65円=520円
宅急便コンパクト:450円+70円=520円

※出典:メルカリ「小〜中型サイズ – ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)」「小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」(2026年9月時点)。金額は改定されることがあるため、発送前に取引画面の表示で確認してください。

ここが結論
メルカリ経由で送るかぎり、送料と箱代の合計はどちらも520円で同額です。選ぶ基準になるのは金額ではなく、入れたい物の形(平たいか/厚みがあるか)受け取られ方(置き配か手渡しか)の2つです。
 

専用箱のサイズの違いを同じ縮尺で比べる

2つの箱は「どちらかが一方的に大きい」わけではありません。底面は宅急便コンパクトが広く、厚みはゆうパケットプラスが厚いという関係です。同じ縮尺で並べると次のようになります。

2つの専用箱の外寸を同じ縮尺で比較した図上から見た大きさは、宅急便コンパクト専用BOXが横25cm×奥行20cmで底面500平方センチメートル、ゆうパケットプラス専用箱が横24cm×奥行17cmで底面408平方センチメートル。横から見た厚みは、宅急便コンパクトが5cm、ゆうパケットプラスが7cm。寸法は日本郵便とヤマト運輸が公表している外寸で、底面積はその外寸から計算した値。上から見た大きさ(同じ縮尺)宅急便コンパクト横25cm × 奥行20cm底面 500cm²ゆうパケットプラス横24cm × 奥行17cm底面 408cm²横から見た厚み(同じ縮尺)宅急便コンパクト 5cmゆうパケットプラス 7cm

※図1:外寸は日本郵便とヤマト運輸の公表値(2026年9月時点)。底面積は外寸から計算した参考値です。

 

外寸

ゆうパケットプラス専用箱の外寸は24cm×17cm×7cm、宅急便コンパクト専用BOX(箱型)の外寸は縦20cm・横25cm・高さ5cmです。実物を重ねると、下に敷いた宅急便コンパクトのほうが底面がひとまわり大きいことがわかります。

ゆうパケットプラス専用箱(白と赤)と宅急便コンパクト専用箱(白と黄)を重ねて大きさを比べた写真
ポイント
底面(上から見た大きさ)だけを比べると、宅急便コンパクトのほうが大きいです。宅急便コンパクトは内寸でも24.7cm×19.3cmあるので、平たくて面積の要る物はこちらのほうが入れやすくなります。
 

厚さ

厚さは公表されている外寸でゆうパケットプラスが7cm、宅急便コンパクトが5cm。差は2cmです。日本郵便のページには専用箱の外寸について「製造過程において若干の差が生じる場合があります。」と注記されています。下の写真で計測している個体は6.8cmでした。

宅急便コンパクト専用箱(厚さ5cm)とゆうパケットプラス専用箱(厚さ6.8cm)を並べて厚みを比べた写真
ポイント
厚み(高さ)を比べると、ゆうパケットプラスのほうが2cm厚いです。厚みが5cmを超える物は、ヤマト運輸の案内では宅急便コンパクトとして預かってもらえません(宅急便扱いになります)。7cm以内に収まるなら、ゆうパケットプラスのほうに入ります。
 

内寸は公表されている?

宅急便コンパクト専用BOX(箱型)の内寸は、ヤマト運輸が縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cmと公表しています。薄型専用BOXは外寸が縦24.8cm・横34cm、内寸が縦24cm・横33.2cmです。

一方、ゆうパケットプラス専用箱の内寸は、日本郵便が公表していません。公式のサービスページにも郵便局のネットショップの商品ページにも、記載があるのは外寸(24cm×17cm×7cm)だけです。ネットショップ側には「※表記サイズは本商品の外寸です。製造の都合上、商品ごとに若干の誤差が生じる可能性がございます。」という注記が添えられています。入れたい物のサイズがぎりぎりのときは、外寸から段ボールの厚みぶんを差し引いて考えるのが安全です。

 

底面積・厚さ・外寸容積はどちらが大きい?

宅急便コンパクトとゆうパケットプラスのどちらが大きいかは、比べる軸で答えが変わります。公表されている外寸から3つの軸で並べると、勝ち負けが軸ごとに入れ替わります。

底面積・厚さ・外寸容積の3軸での比較底面積は宅急便コンパクトが500平方センチメートル、ゆうパケットプラスが408平方センチメートルで宅急便コンパクトが大きい。厚さは宅急便コンパクトが5cm、ゆうパケットプラスが7cmでゆうパケットプラスが大きい。外寸容積は宅急便コンパクトが2500立方センチメートル、ゆうパケットプラスが2856立方センチメートルでゆうパケットプラスが大きい。厚さは公表されている外寸そのもので、底面積と外寸容積はその外寸から計算した値。宅急便コンパクトゆうパケットプラス底面積(外寸から計算)500cm²408cm²厚さ(外寸)5cm7cm外寸容積(外寸から計算)2,500cm³2,856cm³

※図2:棒の長さは軸ごとに大きいほうを基準にそろえています。底面積と外寸容積は公表されている外寸から計算した参考値で、内寸ではありません。ゆうパケットプラスの内寸は公表されていないため、実際に入る容積どうしの比較はできません。

つまり「どっちが大きいか」は入れたい物の形で答えが変わります。平たくて面積の要る物なら宅急便コンパクト、厚みの要る物ならゆうパケットプラスです。外寸から計算した容積では、ゆうパケットプラスが約14%大きくなります。

 

料金の違い|箱代を含めるとどちらも520円

日本郵便はゆうパケットプラスの配送料そのものを公表しておらず、公式ページには「配送料は別途発生します。」「配送料等については、下記対応アプリ・サイトに掲載されている情報をご確認ください。」と書かれています。送料はサービス側ではなく、利用するアプリ・サイトごとに決まるということです。

対応アプリ・サイトのうち、メルカリの公式ガイドに載っている金額は次のとおりです(2026年9月時点)。

ゆうパケットプラス(ゆうゆうメルカリ便)
送料 全国一律455円(税込)+ 専用箱 65円(税込)
= 合計 520円
宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)
送料 全国一律450円(税込)+ 専用BOX 70円(税込)
= 合計 520円

※料金は2026年9月時点です。送料はアプリ側、箱代は日本郵便・ヤマト運輸側でそれぞれ改定されます。発送前に取引画面の表示で確認してください。

送料だけを見ると宅急便コンパクトが5円安く、箱代を含めると同額の520円になります。金額で選び分ける差はありません。

葉書野 ウラ

なお、フリマアプリを通さずに自分で送る場合は事情が変わります。ゆうパケットプラスは対応アプリ・サイト以外では使えないので、この2つのうち選べるのは宅急便コンパクトだけになります。
 

専用箱はどこで買える?値段はいくら?

どちらの箱も、発送を受け付ける窓口とは別に「箱そのものを先に買う」必要があります。

ゆうパケットプラス専用箱
値段:65円(税込・郵便局の販売価格)
買える場所:郵便局、ASKUL、LOHACO、ローソンなど
まとめ買い:郵便局のネットショップに25個セット(1,625円・送料別)あり
注意:郵便局で買った専用箱は、郵便局の窓口で交換や返品はできません
宅急便コンパクト専用BOX
値段:70円(税込み)
買える場所:ヤマト運輸営業所、取扱店、コンビニエンスストア(一部取扱店・一部店舗を除く)
注意:専用BOXは事前に購入し、コンビニの店頭で梱包しないよう案内されています

※出典:日本郵便「ゆうパケットプラス」/郵便局のネットショップ「ゆうパケットプラス専用箱(25個セット)」/ヤマト運輸「宅急便コンパクト」(いずれも2026年9月時点)。一部のローソン店舗ではゆうパケットプラス専用箱を販売していません。

注意
ヤマト運輸は「宅急便コンパクト専用BOX以外の、量販店等で販売されているBOXは同等サイズであっても、宅急便コンパクトとしてお預かりできません。」と案内しています。同じ大きさの箱を自分で用意しても代わりにはなりません。これはゆうパケットプラスも同じで、専用箱を使っていない荷物は取り扱いの対象外です。
 

専用箱の組み立て方

組み立て方は2つの箱で違います。どちらも箱に手順が印刷されています。

 

宅急便コンパクト専用BOXの組み立て方

宅急便コンパクト専用箱に印刷された組み立て方。側面①を立ち上げる→②を内側に折り込む→お品物を入れた後⑥の扉まで穴に差し込む→⑦のテープをはがし貼り付ける、の手順が図で示されている
STEP.1
サイド部分を立てる

折りたたまれている箱を開いて、サイド部分を立てます。

宅急便コンパクト専用箱の組立途中。底面を組んで側面を立ち上げたところ
STEP.2
前面を内側に折る

サイド部分を立てたら、前面部分を内側に折ります。内側に折ったら、先端部分をきっちり谷折りにして固定してください。

宅急便コンパクト専用箱の組立途中。側面のふたを内側に折り込む位置を矢印で示している
STEP.3
品物を入れる

品物を入れたら、サイド部分(③④)を内側に折ります。

宅急便コンパクト専用箱の組立途中。側面を折り込み、最後のツメを差し込む位置を矢印で示している
STEP.4
蓋を閉める

蓋部分の⑤をサイド部分に差し込みながら蓋を閉めてください。

宅急便コンパクト専用箱のふたを開いた状態を斜めから見たところ。ふたの裏に組み立て方の図が印刷されている
STEP.5
付属のテープで固定して完了

⑦の部分にある貼り付け用テープを剥がして、蓋を固定したら完了です。宅急便コンパクトはテープが箱に付いているので、テープを別に用意する必要はありません。

組み立て完了した宅急便コンパクト専用箱を上から見たところ。「宅急便コンパクトは専用の送り状が必要です。」の注意書きと送り状貼付欄がある
 

ゆうパケットプラス専用箱の組み立て方

ゆうパケットプラス専用箱に印刷された組立方法。①を内側に折り差し込む→②を山折りする→①を開いて⑤に差し込む→③⑥の扉に差し込みテープ等で留める、の手順が図で示されている

日本郵便は公式ページで、組み立ての手順を「お品物を入れ、②を山折りします。」「③を開いて、④に差し込みます。」「⑤、⑥の順に差し込み、テープ等で留めます。」と案内しています(このあとに郵便ポストへの投かんが続きます)。箱にも同じ番号で組立方法が印刷されており、その前に①を内側に折って差し込む工程が入ります。実際の箱で追うと次のようになります。

STEP.1
①を内側に折って差し込む

広げた箱の①の部分を内側に折り、差し込んで固定します。

ゆうパケットプラス専用箱を組み立てる途中の状態。底面を組んで側面を立ち上げたところを上から見た写真
STEP.2
品物を入れて②を山折りする

品物を入れたら、②の部分を山折りします。

ゆうパケットプラス専用箱の内側。組み立て後の箱を斜め上から見た写真
STEP.3
③を開いて④に差し込む

蓋部分の③を開いて、④に差し込みながら蓋を閉めてください。

ゆうパケットプラス専用箱の組立途中。ふたを開いて「③開いて、⑤に差し込みます。」の指示が印刷された面を立てた状態
STEP.4
⑤と⑥を順に差し込む

⑤の部分を箱本体に差し込みます。

ゆうパケットプラス専用箱のふたを閉じる手順。「⑤差し込みます。」のツメを差し込み口に入れるところ

⑤を差し込んだら、⑥の部分を差し込んで蓋を固定します。

ゆうパケットプラス専用箱のふたを閉じる手順。「⑥②の上に差し込みます。」のツメを差し込んだ状態
STEP.5
テープ等で留めて完了

差し込んだうえで、公式の手順どおりテープ等で留めます。宅急便コンパクトのような付属の貼り付け用テープは案内されていないので、留めるテープは自分で用意しておくと確実です。

組み立て完了したゆうパケットプラス専用箱を上から見たところ。ラベル貼付位置の枠が印刷されている

参考

ゆうパケットプラスそのものの料金や発送方法は、下記の記事にまとめています。

ゆうパケットプラスの料金や発送方法は?元郵便局員が徹底解説します! ゆうパケットプラスの料金や発送方法は?元郵便局員が徹底解説します!  

使うときの注意点

 

サイズや厚みをオーバーしたらどうなる?

どちらのサービスも、規定を超えた荷物はそのままでは運ばれません。ただし厚みオーバーだったときの扱いが違います。

ゆうパケットプラス専用箱の側面には、この上限(厚さと重さ)と組み立て方が印刷されています。

ゆうパケットプラス専用箱に印刷された利用方法。手順どおりに組み立てること、専用ラベルを貼ること、厚さ7cm・重量2kgまでであることが書かれている

ゆうパケットプラスについて、日本郵便は「大きさや重量が規定サイズ(長さ24cm、幅17cm、厚さ7cm以下・2kg以下)を超えている。」を取り扱えないケースの一つに挙げ、こうしたケースでは「引受けをお断りする場合やコンビニなどでお預かり後、郵便局から返送する場合があります。」と案内しています。厚みが7cmを超えると、差出人のところへ戻ってくる可能性があるということです。

宅急便コンパクトの場合、ヤマト運輸は「宅急便コンパクト専用BOX・薄型専用BOXの厚みが外寸5cmを超えるなど著しく変形している場合」「宅急便コンパクト専用BOX・薄型専用BOXのふたが閉まらない場合」などを挙げ、これらは「宅急便(60サイズ~)でのお預かりとさせていただきます」としています。返送ではなく、通常の宅急便に切り替わって送料が上がるという違いです。

注意
メルカリの公式ガイドは、宅急便コンパクトが宅急便に変更された場合について「サイズを宅急便に変更した場合、宅急便サイズの送料が差し引かれます。」と案内しています。また「梱包状態に余裕がない(詰め込みすぎている状態)場合も配送会社にて超過と判断する場合がございます」とも書かれています。ぱんぱんに詰めないほうが安全です。
 

専用箱以外の箱は使えない

どちらのサービスも専用箱を使うことが利用の条件です。日本郵便は「ゆうパケットプラス専用箱を使用していない。」荷物を取り扱えないケースに挙げており、ヤマト運輸も「宅急便コンパクト専用BOX以外の、量販店等で販売されているBOXは同等サイズであっても、宅急便コンパクトとしてお預かりできません。」と明記しています。手持ちの箱や、同じ寸法の市販の箱で代用することはできません。

また日本郵便は、専用箱を「変形したり、加工している。」場合も取り扱えないケースに挙げています。切って小さくする、貼り足して大きくするといった手を加えた箱は使えません。

 

専用箱の再利用はできる?

宅急便コンパクトははっきり「一度限り」です。ヤマト運輸は「一度使用した専用BOXおよび薄型専用BOXは、強度が弱くなる可能性があるため、一度限りのご利用をお願いします。」と案内し、メルカリの公式ガイドも「宅急便コンパクトの専用資材は、再利用はできません。」と書いています。

ゆうパケットプラスについては、日本郵便の公式ページとメルカリの公式ガイドのどちらにも、再利用の可否を明示した記載がありません。日本郵便のページが示しているのは、取り扱えないケースとして「「ゆうパケットプラス」のロゴや文字が全て消えている。」「ゆうパケットプラス専用箱を、変形したり、加工している。または、専用箱が荷物の輸送に耐えられる状態ではない。」という条件のほうです。

 

配達のされ方が違う(置き配と手渡し)

ここは受け取る側にとって大きな違いです。日本郵便は「ゆうパケットプラスは郵便受箱への配達またはご指定の場所への置き場所配達(置き配)となります。」としており、対面での受け渡しではありません。厚さ7cmの箱なので、郵便受箱に入らなければ置き配になります。

対してヤマト運輸は宅急便コンパクトについて「宅急便と同様に利用でき、お届けは手渡しとなります。」と書いています。受取人が在宅している必要があるかわりに、直接手渡しされます。壊れやすい物や、置き配にしたくない物は宅急便コンパクトのほうが向きます。

 

ゆうパケットプラスは対応アプリ・サイト限定

日本郵便は「ゆうパケットプラスは、対応アプリ・サイト以外ではご利用いただけません。」と明記しています。公式ページに載っている対応アプリ・サイトは、ゆうゆうメルカリ便、かんたんラクマパック(日本郵便)、おてがる配送(日本郵便)です。

さらに、専用箱を対応アプリ・サイトのゆうパケットプラス以外で差し出した場合は「ゆうパックのお取り扱いとなります。」とされ、「ゆうパケットプラス専用箱」を使用して郵便物として差し出すこともできません。信書も送れません。

宅急便コンパクトにはこの制限がなく、フリマアプリを通さずヤマト運輸の営業所やコンビニに持ち込んで送れます。フリマアプリを使わずに送りたいときは、この2つのうち選べるのは宅急便コンパクトだけになります。

 

よくある質問

葉書野 ウラ

「ゆうパケットプラスと宅急便コンパクト」に関するよくある質問と回答です。

ゆうパケットプラスと宅急便コンパクト、どっちが大きいですか?

軸によって変わります。底面は宅急便コンパクト(横25cm×奥行20cm)が大きく、厚みはゆうパケットプラス(7cm)が大きいです。公表されている外寸から計算した容積では、ゆうパケットプラスが2,856cm³、宅急便コンパクトが2,500cm³で、ゆうパケットプラスが約14%大きくなります。

 

ゆうパケットプラスの内寸を教えてください。

日本郵便は内寸を公表していません。公表されているのは外寸の24cm×17cm×7cmだけです。参考までに、宅急便コンパクト(箱型)はヤマト運輸が内寸を縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cmと公表しており、外寸との差は各辺で3〜7mmです。

 

ゆうパケットプラスは専用箱が必要ですか?

必要です。日本郵便は「ゆうパケットプラス専用箱を使用していない。」荷物を取り扱えないケースに挙げています。専用箱以外の箱では送れません。

 

ゆうパケットプラス専用箱にテープは必要ですか?

必要です。日本郵便の組立方法の最後は「⑤、⑥の順に差し込み、テープ等で留めます。」となっており、箱に印刷されている手順も同じです。テープなしでは公式の手順どおりに仕上がりません。宅急便コンパクトのほうはメルカリ公式が「付属の貼り付け用テープをご利用ください」と案内しており、テープが箱に付いています。

 

ゆうパケットプラスの厚みが7cmを超えたらどうなりますか?

日本郵便は規定サイズを超えた荷物について「引受けをお断りする場合やコンビニなどでお預かり後、郵便局から返送する場合があります。」と案内しています。受け付けてもらえないか、預けたあとで返送されるということです。

 

ゆうパケットとゆうパケットプラスの違いは何ですか?

箱の要否と厚みが違います。ゆうパケットプラスは専用箱を使い、厚さ7cm・2kgまで。ゆうパケットは専用箱が不要なかわりに、厚さは3cmまでです。厚みのある物を送るためのサービスがゆうパケットプラスです。

 

ゆうパックとゆうパケットプラスは何が違いますか?

ゆうパックは決まった専用箱がなく、自分で用意した箱で送れる荷物のサービスで、対応アプリ・サイトを通さなくても使えます。ゆうパケットプラスは専用箱が要り、対応アプリ・サイト以外では使えません。なお日本郵便は、ゆうパケットプラス専用箱を対応アプリ・サイトのゆうパケットプラス以外で差し出した場合は「ゆうパックのお取り扱いとなります。」としています。

 

宅急便コンパクトの箱はどこで買えますか?

ヤマト運輸は「ヤマト運輸営業所、取扱店にて販売しています(一部取扱店除く)」とし、コンビニエンスストアでも購入できると案内しています。価格は70円(税込み・2026年9月時点)です。

 

宅急便コンパクトに重さの制限はありますか?

ヤマト運輸の記載は「特に規定はございません。」です。一方ゆうパケットプラスには2kg以下という上限があります。2kgを超えそうな物を送るときは、この点も判断材料になります。

 

ゆうパケットプラスと宅急便コンパクトの違いのまとめ

  • 外寸はゆうパケットプラス24cm×17cm×7cm宅急便コンパクト(箱型)縦20cm・横25cm・高さ5cm
  • 底面は宅急便コンパクトが広く、厚みはゆうパケットプラスが2cm厚い。外寸から計算した容積はゆうパケットプラスが約14%大きい
  • 内寸を公表しているのは宅急便コンパクトだけ(縦19.3cm・横24.7cm・高さ4.7cm)
  • 重さの上限はゆうパケットプラス2kg以下/宅急便コンパクトは規定なし
  • 箱代は65円/70円。メルカリ経由の送料と合わせるとどちらも520円(2026年9月時点)
  • テープはゆうパケットプラスは「テープ等で留めます」=用意が必要、宅急便コンパクトは箱に付属
  • 再利用は宅急便コンパクトが「一度限り」と明記。ゆうパケットプラスは可否の記載なし
  • 配達はゆうパケットプラスが郵便受箱か置き配、宅急便コンパクトが手渡し
  • ゆうパケットプラスは対応アプリ・サイト限定。フリマアプリを通さず送りたいなら宅急便コンパクト

葉書野 ウラ

宅急便コンパクトかゆうパケットプラスかで迷ったときも、料金は同じなので、「平たい物なら宅急便コンパクト、厚みのある物ならゆうパケットプラス」「手渡しにしたいなら宅急便コンパクト」の2点で選べば迷いません。専用箱を先に買っておく必要がある点だけ気をつけてください。参考になれば幸いです。
<関連記事> ゆうパケットプラスの料金や発送方法は?元郵便局員が徹底解説します! ゆうパケットプラスの料金や発送方法は?元郵便局員が徹底解説します!

この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手