EMS・国際小包などの国別地帯区分一覧表

EMS・国際小包などの国別地帯区分一覧表

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この記事では
EMS・国際小包などの国別地帯区分について
解説しています。

葉書野 ウラ

海外へ荷物を送るときの料金は「地帯区分」で決まります。以前はサービスごとに地帯が違いましたが、現在はEMS・国際小包・国際通常郵便で共通の5地帯に統一されています。元郵便局員として、いまの地帯区分と調べ方をまとめました。

地帯区分は5地帯に統一されています

2026年8月時点で、国際郵便の地帯区分は第1地帯~第5地帯の5つです。そして、この地帯区分はEMS・国際小包・国際通常郵便(手紙・はがき・印刷物・小形包装物など)で共通になっています。

統一は一度ではなく、二段階で行われました。

実施日内容
2022年6月1日EMSと国際小包の地帯区別が統一され、5地帯に再編
2023年10月1日国際通常郵便物の地帯区別も、EMS・国際小包と同じ5地帯に変更
※出典:日本郵便プレスリリース(2023年4月25日)ほか。2026年8月時点。
この記事の変更について
この記事では以前、「EMS/小包/通常」でそれぞれ地帯が異なる前提の3列一覧表を掲載していました。現在の制度では地帯区分が1本に統一されているため、誤解を招く3列表は取り下げ、5地帯の説明と公式の調べ方に置き換えています。

 

5地帯の区分

地帯対象となる国・地域国・地域数
第1地帯中国・韓国・台湾3
第2地帯アジア(中国・韓国・台湾を除く)26
第3地帯オセアニア・北アメリカ(米国を除く=カナダ・メキシコ等)・中近東・ヨーロッパ93
第4地帯米国(グアム等海外領土を含む)2
第5地帯中南米(メキシコを除く)・アフリカ104
※2026年8月時点。国・地域数は日本郵便が公開している国際小包の取り扱い国・地域一覧(合計228件)を数えたものです。
元郵便局員の補足
国・地域の数は第3地帯(93)と第5地帯(104)が突出しています。ヨーロッパはすべて第3地帯、アフリカと中南米はすべて第5地帯、と覚えておくと窓口でもだいたい間違えません。米国だけが単独で第4地帯という点が最初はつまずきやすいところです。

 

主要な国・地域の地帯

よく差し出される国・地域の地帯区分です。

国・地域地帯国・地域地帯
中国第1地帯韓国第1地帯
台湾第1地帯香港第2地帯
タイ第2地帯ベトナム第2地帯
フィリピン第2地帯シンガポール第2地帯
マレーシア第2地帯インドネシア第2地帯
インド第2地帯オーストラリア第3地帯
ニュージーランド第3地帯カナダ第3地帯
メキシコ第3地帯英国第3地帯
フランス第3地帯ドイツ第3地帯
イタリア第3地帯スペイン第3地帯
スイス第3地帯ロシア第3地帯
トルコ第3地帯アラブ首長国連邦第3地帯
米国第4地帯ブラジル第5地帯
アルゼンチン第5地帯南アフリカ共和国第5地帯
エジプト第5地帯
※2026年8月時点。米国の海外領土(グアム・北マリアナ諸島・プエルト・リコ・米領ヴァージン諸島・米領サモア等)も第4地帯です。

 

すべての国・地域の地帯を調べる方法

地帯区分は、国際情勢や航空便の運航状況によって見直されることがあります。差出の直前は、必ず日本郵便の公式ページで確認してください。

調べたいこと日本郵便の公式ページ
国際小包の取り扱い国・地域と地帯国際小包 取り扱い国・地域
通常郵便物の取り扱い国・地域と地帯通常郵便物 取り扱い国・地域
EMSの取り扱い国・地域と地帯EMS 取り扱い国・地域
その国へいま差し出せるかどうか国・地域別の差出可否
※各ページとも第1地帯~第5地帯でページが分かれています。
補足
EMSは取り扱いのある国・地域が限られます。国際小包の一覧に載っていても、EMSでは送れない国があります。ただし、両方で取り扱いのある国については地帯番号は同じです(2026年8月時点で食い違いはありません)。
注意
SAL(エコノミー航空)便は、2026年8月時点ですべての国・地域あてに取り扱いを停止しています。料金表にSAL便の料金が掲載されていても、いまは差し出せません。

 

EMS特別追加料金について

EMS特別追加料金は、航空輸送コストの高騰にともなって一部の地帯に導入された割増料金です。2026年8月時点の対象は第3地帯・第4地帯です。

日本郵便が公開しているEMS料金表の金額には、この特別追加料金があらかじめ含まれています。窓口で別に上乗せされるわけではありません。国際小包(航空便)の第3地帯・第4地帯も同じ考え方で、掲示されている金額が特別追加料金込みの合計額です。

特別追加料金が導入された経緯については、下記の記事を参考にしてください。
EMS特別追加料金の導入について EMS特別追加料金の導入について

 

よくある質問

葉書野 ウラ

「国別地帯区分」に関するよくある質問と回答です。

EMSと国際小包で地帯が違うことはありますか?

ありません。2026年8月時点で、EMS・国際小包・国際通常郵便の地帯区分は共通の5地帯です。ただしEMSは取り扱いのある国・地域が限られるため、EMSの一覧に載っていない国があります。

 

アメリカは第何地帯ですか?

第4地帯です。グアム・北マリアナ諸島・プエルト・リコ・米領ヴァージン諸島・米領サモアなどの海外領土も第4地帯です。米国は単独で1つの地帯になっています。

 

ヨーロッパは第何地帯ですか?

第3地帯です。イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペインなど、ヨーロッパの国はすべて第3地帯に含まれます。オセアニア・カナダ・メキシコ・中近東も同じ第3地帯です。

 

以前あった「第2-1地帯」「第2-2地帯」はどこへいきましたか?

2022年6月1日の再編でなくなりました。EMSの旧区分(第1/第2-1/第2-2/第3地帯)は現在の5地帯とは対応しません。古い地帯表の数字をそのまま現在の料金表に当てはめないでください。

 

地帯区分はどこで確認できますか?

日本郵便の「国際小包 取り扱い国・地域」「通常郵便物 取り扱い国・地域」「EMS 取り扱い国・地域」の各ページで、第1地帯~第5地帯に分かれて掲載されています。差出の直前に確認するのが確実です。

 

 

国別地帯区分のまとめ

  • 国際郵便の地帯区分は第1地帯~第5地帯の5つです。
  • EMS・国際小包・国際通常郵便で地帯区分は共通です(サービスごとに違いません)。
  • 統一は二段階で、EMS・国際小包が2022年6月1日、国際通常郵便物が2023年10月1日です。
  • 米国だけが単独で第4地帯、ヨーロッパ・オセアニア・カナダ・中近東が第3地帯です。
  • 全228の国・地域の地帯は、日本郵便の公式ページで確認できます。

葉書野 ウラ

地帯を1つ間違えると料金が数百円~千円単位でずれます。古い一覧表の数字は当てにせず、差出前に公式で確認する習慣をつけてください。参考になれば幸いです。

 

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この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手