商品を送る注意書きは手書きでいい?メルカリで取扱注意の商品を送る方法!

商品を送る注意書きは手書きでいい?メルカリで取扱注意の商品を送る方法!

この記事では 商品を送る時の手書きについて 解説しています。

葉書野 ウラ

メルカリで商品を発送する時、または商品を受け取る時に「われもの注意」や「取扱注意」などのマークを見たことがある方が多いのではないでしょうか。
これらは、荷物を配達する配達員に対して「こんな中身が入っているので、注意して運んでください」と伝えるために重要な役割をはたします。

特に壊れやすいものや精密機器などを送る時は、丁寧に梱包をしたり、配達員にわかるように注意書きを添えたりすることで、取引相手とのトラブル防止につながります。

今回はメルカリの商品を送る際の「取扱注意」の使い方や、取扱注意の商品を送る時に気をつけるポイントについて解説します。

 

 

メルカリ商品に手書きで「取扱注意」を書いていい?

メルカリで送ることがある商品のなかには、取り扱いに注意が必要な商品もありますよね。
そのような商品を送る時は、「取扱注意」という目印(ケアマーク)をつけておくと良いでしょう。
手書きで「取扱注意」と記載する方法もありますが、あまりおすすめしません。

以下が手書きをおすすめしない主な理由です。

  • 使用するペンによっては、水に濡れたり消えたり滲んだりして、注意書きが読めなくなってしまう
  • 注意書きが目立たず、配達員に気付いてもらえない可能性がある

また、ヤマト運輸のよくあるご質問ページでは、「手書きで商品の配送用の箱に注意書きを書いても対応ができない」という旨の記載があります。
そのため、メルカリの商品発送時に注意書きをする場合は、ヤマト運輸指定の取扱注意シールを貼っての対応となります。

メルカリで取扱注意のものを送る場合の注意点

メルカリで取扱注意の商品を送る時は「緩衝材を使う」「小分けにして梱包する」「取扱注意のシールを貼る」という3つのポイントをおさえると良いでしょう。

商品の発送作業に慣れない始めのうちは、手間に感じるかもしません。
しかし、手間を惜しまずに丁寧に梱包をして発送することで、お互いに気持ち良く商品取引を行うことができます。

ここでは、メルカリで取扱注意の商品を送る時の3つのポイントについて、ひとつずつご紹介します。

メルカリの取扱注意の商品を送るポイント①緩衝材を使う

メルカリで取扱注意の商品を送るポイントの1つめは「緩衝材を使う」ことです。
緩衝材(かんしょうざい)とは、衝突や落下などによる衝撃から商品を保護するために使用される資材のことです。
食器や精密機器、アクリルスタンド、缶バッジのような壊れやすい商品・傷つけたくない商品を送る時によく使われます。

例えば、よく耳にする以下の資材も緩衝材のひとつです。

  • プチプチ(エアーキャップ、気泡緩衝材)
  • 新聞紙
  • 発報スチロール
  • ダンボール
  • エアークッション
  • バラ緩衝材

緩衝材には、商品の「包装用」「固定用」と大きく分けて2つの用途があります。

包装用の緩衝材は、主に割れやすい商品を送る時に使用されます。
包装用の緩衝材で代表的な資材として挙げられるのはプチプチです。

固定用の緩衝材は、商品をダンボールなどの箱に入れる時に、箱と商品の隙間を埋めて固定する目的で使用されます。
エアークッションや新聞紙などが固定用の緩衝材としてよく使われています。

特にメルカリのような個人間での商品取引をする際は、トラブルを避けるために厳重に梱包することをおすすめします。
取扱注意の商品に関しては、配送用の箱に手書きやシールで「取扱注意」と記載するほかにも、包装用・固定用の緩衝材を両方使用して梱包すると安全です。

メルカリの取扱注意の商品を送るポイント②数が多い時は小分けにする

メルカリで取扱注意の商品を送るポイントの2つめは「数が多い時は小分けにする」ことです。
送る商品の数が多い場合や、パーツごとに分解することができる商品の場合は、ひとつにまとめるのではなく、小分けにしてそれぞれ個別に梱包しましょう。
小分けにして梱包することで、商品同士がぶつかることによる破損を防ぎます。

小分けにして梱包したほうが良い商品は、例えば化粧品やアクリルスタンドなどの割れたり折れたりしやすいものです。
プチプチで梱包するなどのほかに、ジッパー・チャック付き袋にひとつずつ入れる方法もあります。
送る商品にあわせて使用する梱包材を変えるといいでしょう。

また、小分け梱包にプラスして、配送用の箱に手書きやシールで「取扱注意」と記載すると、取引相手に丁寧な印象を与えることができ、気持ちの良い取引につながるでしょう。

メルカリの取扱注意の商品を送るポイント③手書きではなくシールを貼る

メルカリで取扱注意の商品を送るポイントの3つめは「手書きではなくシールを貼る」ことです。
シールを貼るメリットとしては、「手書きよりも簡単」「アイコンがついていてわかりやすい」などが挙げられます。
手書きで「取扱注意」と記載しても、雨などの水濡れによって文字が滲んでしまい、丁寧に配送してもらえない可能性もあります。

また、配送業者指定のシールがある場合は、指定のシールの方が配達員が見慣れているため対応してもらいやすいです。
配送業者によっては無償でシールを用意してくれるため、費用がかからない点もメリットです。

取扱注意シールには、さまざまな種類があります。

  • 取扱注意
  • 下積み厳禁
  • 上積み厳禁
  • 折曲厳禁
  • われもの注意
  • 天地無用
  • 精密機器
  • 水濡れ注意

取扱注意シールは、配送業者に用意がない場合、ネット通販や100均などでも購入が可能です。
基本的には目立つ位置にシールを貼れば問題ありませんが、「天地無用」シールを貼る時は貼る場所に注意しましょう。
矢印マークが指す方向が「上」になるため、配送用の箱の上面に貼ってしまうと、箱の上面が横向きになってしまいます。

なお、取扱注意シールが貼ってあるからといって必ずしも荷物が安全に配達されるとは限りません。
そのため、可能であれば配送伝票(送り状)にも取扱注意の旨を記載することがおすすめです。

メルカリで取扱注意の商品を送る時は慎重に

メルカリなどのフリマサービスは便利な反面、梱包や発送手続きをすべて自分で行う手間がかかってしまいます。

しかし、安心してメルカリの商品を送るためには、特に慎重に発送までの準備をしましょう。
さまざまな緩衝材を組み合わせて梱包をしたり、取扱注意の注意書きを手書きではなくシールにしたりなど、細かな気配りが大切です。

お互いが気持ち良く取引を終えられるように、この記事の内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

 

参考

らくらくメルカリ便vsラクマパック(宅急便コンパクト編)については、下記の記事を参考にしてください。
らくらくメルカリ便vsラクマパック(宅急便コンパクト編)