郵便局の荷物を宅配ボックスに入れてもらうには?必要な申請方法を紹介

郵便局の荷物を宅配ボックスに入れてもらうには?必要な申請方法を紹介

郵便局の郵便物は、民間宅配業者と同じく宅配ボックスに配達してもらうことができます。
しかし、なかには「宅配ボックスを設置しているのに、宅配ボックスに配達してくれなかった」という方もいるのではないでしょうか?

実は、郵便局の郵便物を宅配ボックスで受け取るには「指定場所配達に関する依頼書」を提出する必要があります。
そのため、依頼書を提出していないと、宅配ボックスには配達してもらえず、持ち帰られてしまうのです。

今回の記事では、郵便局の郵便物を宅配ボックスで受け取る方法や、郵便局の郵便物で宅配ボックスが使用できるもの、できないものについて詳しく解説していきます。
また、再配達時に宅配ボックスへの配達を行う方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

郵便局の郵便物は宅配ボックスを使える?

郵便局の郵便物は、宅配ボックスを使うことができます。
ただし、いくつかの条件を満たす必要があります。
また、条件を満たしていても宅配ボックスが使える郵便物と使えない郵便物があるので注意が必要でしょう。

ここからは、郵便局の郵便物で宅配ボックスが使えるもの、使えないものについて詳しく解説していきます。

郵便局の郵便物で宅配ボックスが使えるもの

郵便局からの郵便物で宅配ボックスが使えるものは以下の通りです。

  • 書留郵便物
  • ゆうパック
  • レターパックライト
  • ゆうメール
  • ゆうパケット
  • 定形外郵便物

このうち、レターパックライト・ゆうメール・ゆうパケット・定形外郵便は、基本的に自宅の郵便受けに配達されるので、郵便受けに入らない大きさのものが宅配ボックスに届きます。

オンラインで購入した商品が郵便局経由で配送される場合は、ゆうパックやゆうパケット・ゆうメールで届くことがほとんどです。
そのため、基本的にオンラインショッピングの荷物は宅配ボックスで受け取ることができるといえるでしょう。

郵便局の郵便物で宅配ボックスが使えないもの

郵便局からの郵便物で、宅配ボックスが使えないものは以下の通りです。

  • 新特急郵便
  • 現金を内容とする書留
  • 配達証明
  • 特別送達
  • 本人限定受取
  • 保冷、生ものを内容とする郵便物
  • 支払いを要する郵便物
  • 受取通知または保険付きとする国際郵便物
  • 税付郵便物
  • レターパックプラス
  • セキュリティゆうパック

代引き配送や運賃などの郵便物は、受け取り時に対面で料金を支払う必要があるため宅配ボックスで受け取ることができません。
また、セキュリティの観点から本人限定受取やセキュリティゆうパックも宅配ボックスへの配達はできないのです。

ほかにも、保冷が必要な生ものや生鮮食品等の郵便物は、もしも食べ物が傷んでしまった時の責任を負うことができないことから宅配ボックスには届けられないようです。

ちなみに、生ものなどの保冷が必要な郵便物は、郵便局だけでなく他の宅配業者でも同じように宅配ボックスへの配達はできません。
正確には、保冷機能のある宅配ボックスでのみ受け取れるようです。

しかし、現在日本で保冷機能付きの宅配ボックスは販売されていません。
そのため、保冷が必要な郵便物は、宅配ボックスではなく対面での受け取りになるでしょう。

郵便局の郵便物を宅配ボックスで受け取るには?

郵便局の郵便物を宅配ボックスで受け取るには、「指定場所配達に関する依頼書」を提出する必要があります。
依頼書の提出方法は、配達郵便局に直接提出する方法と、配達郵便局へ郵送で提出する方法の2種類です。

「指定場所配達に関する依頼書」を提出すると、配達担当者が宅配ボックスの確認に訪問します。
確認作業に問題がなければ、宅配ボックスに2次元コードが貼られます。
この作業が終われば、不在時に宅配ボックスを利用できるようになるのです。

逆に、依頼書の提出をしなければ、例え宅配ボックスを設置したとしても、郵便物を宅配ボックスへ配達してもらうことはできないので注意してくださいね。

また、依頼書を提出すれば、宅配ボックスを設置せず玄関前に荷物を届けてもらう「置き配」の利用も可能です。
しかし、盗難の可能性も考えられるので、安全に荷物を受け取るために宅配ボックスを設置するのが無難といえるでしょう。

郵便局の再配達で宅配ボックスを使う方法

郵便局からの荷物が不在により持ち帰られた場合、再配達で宅配ボックスに届けてもらうには、再配達の依頼時に宅配ボックスへの配送を希望する旨を記入しましょう。
不在票に記載されたQRコードからWEBにアクセスし、再配達依頼を進めていくうちに「連絡事項」という項目が表れます。
そこに「不在時は宅配ボックス配達希望」と記載しておくことで、郵便局の配達員に知らせることができるのです。

また、電話での再配達依頼では、自動受付の電話番号ではなく、オペレーターに繋がる番号にかけましょう。
しかし、オペレーター経由では確実に配達員に情報が届くとは限らないので、不在票に配達員直通の電話番号が記載されている場合は、その番号に直接連絡をするのが良いかもしれません。

郵便局の荷物を宅配ボックスで受け取るには申請が必要

今回の記事では、郵便局の郵便物を宅配ボックスで受け取る方法や、宅配ボックスを使える郵便物、使えない郵便物などについて解説しました。
宅配ボックスを使用すれば、不在時に郵便物を受け取れてとても便利ですよね。

また、非接触で受け取れることからコロナウイルスの感染防止対策にもおすすめです。

郵便局の荷物を宅配ボックスで受け取るには「指定場所配達に関する依頼書」の提出が必要です。
自宅に宅配ボックスを設置したら、郵便局への手続きを忘れないようにしましょう!

 

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