確定申告の郵送方法について
解説しています。
葉書野 ウラ
確定申告の書類を郵送する際の注意点
確定申告の書類を郵送する場合、大きく分けて4つの注意点があります。
郵送方法
確定申告の書類を郵送する場合、もっとも注意すべき点は「郵送方法」です。
確定申告の書類は、総務省の「信書ガイドライン」上においては、信書に該当しますので、郵送方法が下記に限られています。
- 普通郵便
- レターパック
- スマートレター
- ミニレター
確定申告の書類を郵送するのにスマートレターやミニレターは実用的ではなので、実際には普通郵便(第一種郵便物)かレターパックでの郵送が無難だと思います。
<関連記事>
「信書」って何?送る前に確認したい基礎知識を解説します!
郵送先
郵送で確定申告を行う場合、確定申告書類の郵送先は開業届に記載した納税地(住所地・居所地・事業所等の所在地)の管轄税務署となります。
管轄税務署の名前は知っていても住所までは知らないという方も多いと思いますので、国税庁のウェブサイトにて各税務署の住所や管轄区域を調べてください。
- 国税庁(公式)
封筒のサイズ
郵送時の封筒のサイズに規定はありません。
原則的に確定申告の書類は折り曲げても問題ありませんので、封筒内に入りさえすればどんなサイズでも大丈夫です。
添付する書類が多い場合などは、できるだけ折り曲げないように「角形2号」と呼ばれるA4サイズの封筒を利用する人が多いです。
確定申告書の提出日
令和5年(2024年)分の確定申告の相談と申告書の受付期間は下記の通りです。
※原則は平日の8:30~17:00
▼所得税等
2024年2月16日(木)~3月15日(金)
▼贈与税
2024年2月1日(木)~3月15日(金)
▼個人事業者の消費税及び地方消費税
~2024年3月31日(日)
消印の有効性
確定申告を郵送する場合、消印の日付が提出日と見なされます。
ですから、締切当日に郵便窓口で受け付けてもらえば問題ありません。
郵便ポストに投かんする場合、取集時間の関係で翌日扱いになってしまう可能性がありますので、事前にポストに書いてある取集時間を確認した上で投かんしてください。
早めに郵送するのが理想ですが、どうしても最終日に郵送しなければいけない場合は、できるだけ窓口より郵送してください。
また貼付分の切手に不足がないように、きちんと重さを測って切手を貼付してください。
<関連記事>
宅急便で送れないもの一覧