宅急便で送れないもの一覧について
解説しています。
目次
現金、小切手、手形、株券その他の有価証券
荷物と一緒に同封するのもダメです。
現金を送る場合は、日本郵便の「現金書留」以外に方法はありません。
小切手、手形、株券その他の有価証券を送る場合は、一般的に「一般書留」「簡易書留」「配達証明」で送付される事が多いです。
参考
現金書留については、下記の記事を参考にしてください。
現金書留の正しい送り方は?手順や注意点を元郵便局員が解説!
クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類
宅急便では、クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類の発送が禁止されています。
クレジットカード、キャッシュカードなどのカード類を送る場合、一般的に「簡易書留」で発送される事が多いです。
再発行が困難な受験票、パスポート、車検証類
紛失時や破損時のリスクが大きいので、基本的にヤマト運輸では発送できません。
日本郵便であれば、「簡易書留」や「一般書留」や「レターパックプラス」で発送される事が多いです。
再生不可能な原稿、原図、テープ、フィルム類
紛失時や破損時のリスクが大きいので、基本的にヤマト運輸では発送できません。
日本郵便であれば基本的に発送は可能ですが、きちんと破損防止の梱包を行い、万が一の為に補償のある発送方法をご利用ください。
犬、ネコ、小鳥などのペット類
宅急便では発送できませんが、ヤマトホームコンビニエンスで対応が可能です。
日本郵便の場合、魚介類、は虫類、昆虫類や小鳥などの小動物については一定条件を満たしていれば対応可能です。
参考
生きた動物をゆうパックで輸送する条件は、下記のサイトを参考にしてください。
- 日本郵便(生き物の取り扱いについて)
毒物および劇物類
バッテリーなど、製品内に劇物類が含まれているものも対象となります。
バッテリー関連は、日本郵便でも引受不可の危険物に指定されてますので引受を断られます。
遺骨、位牌、仏壇
遺骨などの発送は、たくさんの配送業者がありますが日本郵便のゆうパックのみ発送可能です。
遺骨を宅配業者に依頼して郵送することは「送骨」と呼ばれ、年々需要の高まっているサービスの1つです。
※遺骨は損害賠償の対象外となります。
参考
送骨については、下記の記事を参考にしてください。
コロナ禍で需要が急拡大している「送骨サービス」利用方法や注意点を解説
銃砲刀剣
宅急便では、原則的に引受をお断りされます。
ネット上には、「ゴルフクラブと品名を偽れば大丈夫」という情報もありますが、昔に比べたら内容品の確認は厳しくなっておりますし、品名を偽って発送する行為は万が一の際に保障が受けられない等のリスクがあります。
花火、灯油、ガスボンベ、シンナーなどの発火性、引火性、揮発性のある物品または火薬類
こういった商品をネットで購入した際、ほとんど佐川急便が配達してくれることが多いです。
一梱包の価格が30万円を超える荷物
宅急便の補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき30万円(税込み)までです。
一梱包の価格が30万円を超える荷物に関しては、配送できません。
宅急便ではなくヤマト便をご利用ください。
不潔な物品など、他の荷物に損害をおよぼすおそれのある荷物
荷崩れや液漏れの可能性のがある荷物は、他の荷物を破損・汚損する可能性がありますので引受不可となります。
荷主の最低限の責任として、きちんと梱包する必要があります。
信書その他法令の規定または公序良俗に反する荷物
信書は、日本郵便(定型郵便、定形外郵便、レターパックライト、レターパックプラス、スマートレター、ミニレター、EMS)・佐川急便(飛脚特定信書便)のみで発送可能となります。
参考
信書については、以下の記事を参考にしてください。
「信書」って何?送る前に確認したい基礎知識を解説します!
160サイズを超えるお荷物
160サイズを超える荷物は、宅急便ではなくヤマト便をご利用ください。