缶バッジの発送方法と送料を安くする梱包方法

この記事では
缶バッジの発送・梱包方法について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]元郵便局員が教える!缶バッジの発送方法と送料を少しでも安くするためにやるべき梱包テクニックを解説します。[/prpsay]

缶バッジの発送方法

缶バッジは危険物に該当しませんので、単品で送るには全く問題ありません。
品名も「缶バッジ」で大丈夫です。

缶バッジには、大小さまざまなサイズがあります。
凹みやすいという製品の特性上、梱包に少し工夫が必要となるケースがありますし、形状的な問題で厚さ制限により送料が高くなる場合もありますので、フリマアプリなどに出品する際は、送料を計算した上で価格を決定しないと送料赤字になる可能性もあります。

参考

送料赤字については、下記の記事を参考にしてください。
その価格で大丈夫?メルカリやラクマに多い送料赤字の原因と対処方法を解説

 

缶バッジの重量

缶バッジもサイズにより重量が少し異なりますので、下記に一般的な缶バッジのサイズを紹介します。

 

31mm缶バッジ
サイズ31mm x 重さ4g前後

 

57mm缶バッジ
サイズ57mm x 重さ10g前後

 

76mm缶バッジ
サイズ76mm x 重さ18g前後

 

定形外郵便(規格内)で発送する

    • 予想送料

120円~210円

    • 予想サイズ

50g以上~150g以内(規格内)

    • 追跡番号

なし

    • 損害賠償

なし

発送方法
郵便ポストに投かんできるのであれば料金分の切手を貼付して、郵便ポストに投かんすれば完了です。
郵便ポストに投かんできない場合、郵便局の窓口より郵送してください。
※定形サイズの封筒を利用した場合でも、厚みが1cmを超えれば定形外となります。

 

定形外郵便(規格外)で発送する

    • 予想送料

200円~300円

    • 予想サイズ

50g以上~150g以内(規格外)

    • 追跡番号

なし

    • 損害賠償

なし

発送方法
郵便ポストに投かんできるのであれば料金分の切手を貼付して、郵便ポストに投かんすれば完了です。
郵便ポストに投かんできない場合、郵便局の窓口より郵送してください。
※厚みが3cmを超えれば定形外(規格外)となります。

 

クリックポストで発送する

    • 送料

198円

    • サイズ・重量

    • 追跡番号

あり

    • 損害賠償

滅失や毀損があった場合は郵便料金だけが返金されるますが、損害賠償を請求する者は、その運賃を支払ったことを証明する必要があります。

クリックポストの利用方法については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!初めての方でも失敗しないクリックポストの送り方

 

レターパックで発送する

▼レターパックライト

    • 送料

370円

    • サイズ・重量

    • 追跡番号

あり

    • 損害賠償

なし


▼レターパックプラス

    • 送料

520円

    • サイズ・重量

    • 追跡番号

あり

    • 損害賠償

なし

 

e発送サービスで発送する

e発送サービスの利用手順や料金一覧については、下記の記事を参考にしてください。
郵便局やコンビニから超簡単にe発送サービスで荷物を発送する方法と注意点

 

着払で発送する

缶バッジを着払で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパケットを着払いで発送する方法 絶対に失敗しない!着払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点

 

代金引換で発送する

缶バッジを代金引換で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(簡易書留・普通)の書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(書留)の書き方と注意点

 

送料を安くする梱包方法


缶バッジを発送する際、送料を少しでも安くするには“封筒の角2サイズに収まり、厚さを3cm以内にすること”が重要なポイントなります。
サイズ内にきちんと収めることができれば、クリックポストで発送できますし、e発送の場合だとゆうパケットサイズでの発送が可能となりますので、安い送料で発送できます。

ただし缶バッジにおいては、凹みによるクレームが非常に多いので、送料を安くする梱包も大事ですが凹まない梱包を心がけたほうがいいかと思いますので、厚さを3cm以内にしてクリックポストサイズ内で送ると割り切ったほうが梱包も楽です。

頑張って梱包して定形郵便で送っても定形郵便は区分機にかけられますので、区分機のローラーで凹む可能性があります。
区分機を避けるために、あえて1cmオーバーにして送るということも大事だといえます。

クリックポストの規定サイズを梱包の目安としてください。

 

必要な梱包資材

缶バッジの場合は、プチプチとOPP袋があれば簡単に梱包できます。
小さめのOPP袋は必須なので、Amazon楽天市場で購入してください。
(最寄りのダイソーやセリアでも購入可)


クリックポスト用のダンボールについては、2020年4月15日(水)より日本郵便から衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」が販売開始されました。
1個(65円)単位で最寄りの郵便局にて購入できるようになりましたので、詳細は下記の記事を参考にしてください。
日本郵便より衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」の販売開始

 

梱包手順

STEP.1
OPP袋に入れる
缶バッジをOPP袋に入れます。
OPP袋に入れる際、髪の毛や埃などを一緒に入れてしまわないように注意してください。
STEP.2
ぷちぷちで包む
OPP袋にいれた缶バッジをぷちぷちで包み、封筒に入れます。
クリックポストなどで送る場合は、クリックポスト用のダンボール箱を使用すると凹みなどのリスクが大幅に軽減されます。
STEP.3
商品の発送

クリックポストであればラベルを貼付してポスト投かん、e発送であればコンビニや郵便局にて発送すれば完了です。

 

注意点

缶バッジ全般に言えることですが、輸送中の凹みによるトラブルが非常に多いです。
特に小さい缶バッジだと定形サイズで送れますが、定形サイズだと区分機にかけられてローラーで凹む可能性が高いので、できるだけ区分機を避けるために厚さは1cm以上が望ましいです。

「折曲厳禁」や「手区分希望」などの表示を行っても、絶対に区分機にかからないという保証はありません。
100%区分機に架かからない方法はありませんが、可能性的な問題でいえばプラパン(プラスチック板)やアクリル板などを封筒内にいれて郵便物が曲がらない状態にすれば、1cm以内でも区分機にかかる可能性は極めて低くなります。

大量生産品であれば代替品もあるかと思いますが、限定品やビンテージなどの高額商品であれば、送料より万が一の損害賠償やトラブルにならない梱包を最優先すべきかもしれません。

メルカリ、ラクマ、ヤフオク、モバオク、paypayフリマで売れた場合、e発送を利用したほうがコスト・補償的にも安心だと思います。

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