元郵便局員が教える!化粧品類の正しい品名の書き方と引受・空輸禁止物一覧

香水・口紅・アイシャドウ・メイクブラシなど化粧品類が並んだ様子

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この記事では
化粧品類の品名の書き方について
解説しています。

葉書野 ウラ

化粧品類は、で引受・航空輸送できない商品が多くあります。
品名の書き方次第では発送トラブルが繋がることが非常に多いので、化粧品類の正しい品名の書き方と引受・空輸禁止に該当する商品を解説します。
注意
日本郵便は「掲載されている品名はあくまで一例であり、商品によって異なる場合がございます」と明記しています。この記事の一覧に載っていない商品が必ず送れるわけではありませんし、載っている商品でも中身によって判断が変わります。迷ったら差し出す前に集配郵便局の窓口でご確認ください(2026年7月時点・日本郵便「航空危険物等品名検索」)。

化粧品類の引受・航空輸送

化粧品類は、危険物に該当する成分が多く含まれているものがあり、引受不可や航空搭載不可の商品が多くあります。
郵便局において引受の可否や航空搭載の可否の判断する場合、主に下記の3点を確認します。

 

アルコール度数の表記

化粧品に含まれているアルコール度数の表記が必要になります。
アルコールが含まれていない場合、「アルコールなし」「ノンアルコール」などの記載が必要になります。

引受条件
アルコール度数が60%以下

航空搭載条件
アルコール度数が24%以下

 

可燃性・高圧ガス

化粧品に含まれている可燃性・高圧ガスの有無の表記が必要になります。
可燃性・高圧ガスが含まれていない場合、「可燃性ガスなし」「高圧ガスなし」などの記載が必要になります。

引受条件
可燃性ガスは引受け不可

航空搭載条件
高圧ガスは航空搭載不可

 

引火性液体

化粧品に含まれている引火性液体の有無の表記が必要になります。
引火性液体が含まれていない場合、「引火性液体なし」などの記載が必要になります。

引受条件
引火点が30℃以上

航空搭載条件
引火点が61℃以上

注意
化粧品に該当成分が含まれていない場合は、含まれていない事を表記してください。
表記がない場合、安全性の問題上「含まれている」と判断されます。

 

正しい品名の書き方

今までに、お問い合わせの多かった商品の正しい品名の書き方を紹介します。
正しい品名の書き方=品名のみでは航空搭載が難しいけれど、品名を正しく書くことで航空搭載が可能となる場合があるもの。

参考

品名の重要性については、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパックラベルの品名欄に「お茶わん」と手書きされた記入例 ゆうパックを早く届けるには品名が大事!元郵便局員が教える正しい品名の書き方

 

品名から探す


日焼け止めクリーム

「日焼け止めクリーム」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、日焼け止めクリーム(アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

日焼け止めローション

「日焼け止めローション」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、日焼け止めローション(アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

アロマオイル

「アロマオイル」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、アロマオイル(引火点61℃以上)が望ましいです。

 

エッセンシャルオイル

「エッセンシャルオイル」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、エッセンシャルオイル(引火点61℃以上)が望ましいです。

 

クレンジングオイル

「クレンジングオイル」だけでは引受は△ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、クレンジングオイル(引火性液体なし、高圧ガスなし、アルコール度数24%以下)が望ましいです。
(引受△=場合によっては引受不可の可能性もあり)

 

クレンジングクリーム

「クレンジングクリーム」だけでは引受は△ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、クレンジングクリーム(引火性液体なし、高圧ガスなし、アルコール度数24%以下)が望ましいです。
(引受△=場合によっては引受不可の可能性もあり)

 

除光液

「除光液」だけでは引受は△ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、除光液(引火性液体なし、アルコール度数24%以下)が望ましいです。
(引受△=場合によっては引受不可の可能性もあり)

 

整髪料

「整髪料」だけでは引受は△ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、整髪料(可燃性ガスなし、アルコール度数24%以下)が望ましいです。
(引受△=場合によっては引受不可の可能性もあり)

 

整髪用ジェル

「整髪用ジェル」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、整髪用ジェル(アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

ヘアトニック

「ヘアトニック」だけでは引受は△ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、ヘアトニック(アルコール度数24%以下)が望ましいです。
(引受△=場合によっては引受不可の可能性もあり)

 

ヘアムース

スプレータイプでない場合のみ「ヘアムース」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、ヘアムース(可燃性ガスなし、アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

ヘアワックス

「ヘアワックス」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、ヘアワックス(アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

乳液

「乳液」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、乳液(アルコール度数24%以下)が望ましいです。

 

美容液

「美容液」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、美容液(引火性液体なし、高圧ガスなし)が望ましいです。

 

ファンデーション

スプレータイプでない場合のみ「ファンデーション」だけでも引受は可能ですが、航空搭載は不可です。
航空搭載を可能にしたい場合、ファンデーション(高圧ガスなし)が望ましいです。

注意
上記に紹介してる商品は、スプレータイプ(高圧ガス・可燃性ガスを含む)ではない事が前提です。

 

品名のみでも引受・航空搭載可能な商品

下記の8商品は、日本郵便の「航空危険物等品名検索」で【国内】引受け・【国内(航空搭載)】・【国際】引受けの3つとも「○」です(2026年7月時点)。品名を正しく書けば、条件を書き添えなくても引き受けてもらえます。


アイシャドー

公式の品名は「アイメイク/アイシャドー/アイライナー/つけまつげ/アイプチ/二重のり」で、3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。

 

マスカラ

3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。

 

カミソリ

公式では「刃物/包丁/剃刀/カッターナイフ/はさみ/のこぎり」として3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。刃物ですので、梱包時に刃をしっかり保護してください。

 

口紅

公式の品名は「口紅/リップグロス(リップカード)」で、3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。

 

コンタクト洗浄液

3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。

 

サプリメント

3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。ただし国際郵便の場合は、名宛国側で禁制品になっていないか国別条件表を確認してください。

 

サンオイル

3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。同じ日焼け関連でも「日焼け止め(クリーム・ローション)」は3つとも「△」で扱いが違いますので、品名を混同しないでください。

 

石鹸

3つとも「○」です(2026年7月時点・出典)。

注意
化粧品の場合、商品名を品名欄に記載されていること非常に多くありますが、基本的に商品名は品名ではありません。

 

品名に条件を書けば引受・航空搭載できる商品

下記の7商品は、公式では「△」=原則として引受けまたは航空搭載ができないものの、必要な条件を満たせば可能になる商品です(2026年7月時点)。品名だけでは通りません。アルコール度数・可燃性ガスや高圧ガスの有無・引火点などを品名欄に書き添えてください。


化粧水

3つとも「△」です。アルコールなど引火性液体が含まれない場合は品名欄にその旨を記載し、アルコールが含まれる場合は引受けは濃度60%未満、航空搭載は濃度24%以下であることを確認して記載します。スプレータイプは可燃性ガスを使用していないことの記載が必要で、高圧ガスを使ったスプレー缶式は航空搭載できません(2026年7月時点・出典)。

 

お香

3つとも「△」です。発火性物質(着火剤)が含まれていないことを確認し、その旨を品名欄に記載します(2026年7月時点・出典)。

 

ボディクリーム

公式の品名は「ボディケア用品/ボディソープ/ボディシャンプー/ボディクリーム/ボディローション/ボディオイル」で、【国内】引受けは「○」ですが、航空搭載と国際は「△」です。高圧ガスを使ったスプレー缶式は航空搭載できませんので、含まれない場合は品名欄にその旨を記載します。ボディローションはアルコールが含まれる場合、濃度24%以下であることの記載が必要です(2026年7月時点・出典)。

 

ボディソープ

ボディクリームと同じ品目の扱いで、【国内】引受けは「○」・航空搭載と国際は「△」です。高圧ガスが含まれない場合は品名欄にその旨を記載してください(2026年7月時点・出典)。

 

シャンプー

3つとも「△」です。引受けの段階から条件が付き、スプレータイプでないなど可燃性ガスを使用しない場合は品名欄にその旨を記載します。航空搭載も高圧ガスが含まれないことの記載が必要で、高圧ガスを使ったスプレー缶式は航空搭載できません。なお「カラーシャンプー・白髪染めシャンプー」はヘアカラーの扱いになります(2026年7月時点・出典)。

 

ヘアトリートメント

3つとも「△」です。アルコールが含まれない場合はその旨を、含まれる場合は引受けは度数60%未満、航空搭載は濃度24%以下であることを品名欄に記載します。スプレータイプは可燃性ガスを使用していないことの記載も必要です(2026年7月時点・出典)。

 

ハンドクリーム

3つとも「△」です。アルコールを含む場合は引受けは度数60度未満かつ引火点が30度を超えること、航空搭載は濃度24%以下であることを確認して品名欄に記載します。引火性液体が含まれない場合はその旨の記載で構いません(2026年7月時点・出典)。

 

引受・航空搭載不可の商品

下記に該当する商品は、原則として引受けまたは航空輸送ができません。香水のように条件を満たしても引き受けてもらえない「×」の商品と、条件を書けば引き受けてもらえる「△」の商品が混ざっていますので、商品ごとの説明を確認してください(2026年7月時点)。

    • 化粧用オイル

「化粧用オイル」という品名は日本郵便の公式一覧に掲載がないため、この品名だけでは可否を判断できません。近い品目である「美容オイル(フェイスオイル)」は3つとも「△」で、アルコール濃度が60%未満であることを確認して品名欄に記載する必要があります(2026年7月時点・出典)。公式一覧に載っていない=送れる、ではありません。差し出す前に窓口でご確認ください。

    • 香水

香水は、日本郵便では【国内】引受け・【国内(航空搭載)】・【国際】引受けの3つとも「×」で、条件を満たしても引き受けてもらえません(2026年7月時点・日本郵便「航空危険物等品名検索」)。公式は「×」の品目に条件を一切示していませんので、アルコールフリーであっても、品名欄に「アルコールフリー」と書いても引受可にはなりません
なお「練り香水」は公式の品名一覧に掲載がないため、日本郵便の一覧だけでは可否を判断できません。差し出す前に必ず集配郵便局の窓口でご確認ください。

    • ヘアカラー

ヘアカラーは3つとも「△」です。国内あての引受けも無条件ではなく、可燃性ガスが含まれていないことを確認して品名欄に記載し、引火性液体が含まれる場合は引火点が30度を超えることも記載します。航空搭載と国際は、搭載・引受けが可能なものかSDS(安全データシート)などで確認されますので、「ヘアカラー(非航空危険物)MSDS確認済」のように記載します(2026年7月時点・日本郵便「航空危険物等品名検索」)。

    • ヘアスプレー

ヘアースプレーは【国内】引受けが「△」、航空搭載と国際は「×」です。可燃性ガスが含まれていないことを確認して品名欄に記載すれば引き受けてもらえますが、条件を満たしても航空搭載と国際郵便はできません(2026年7月時点・出典)。

    • マニキュア

マニキュアは【国内】引受けが「△」、航空搭載と国際は「×」です。引火点が30度を超えることを確認し、その旨を品名欄に記載すれば引き受けてもらえますが、条件を満たしても航空搭載と国際郵便はできません(2026年7月時点・出典)。

参考

ヘアカラー・香水の発送方法については、下記の記事を参考にしてください。
店頭の棚に並んだ泡タイプのヘアカラー商品 元郵便局員が教える!引受不可のヘアカラーを海外へ発送する方法 香水の発送方法と送料を安くする梱包方法 香水の発送方法と送料を安くする梱包方法

補足
ご不明な点は、最寄りの集配郵便局の窓口にてご確認ください。

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化粧品を安全に発送するためのおすすめ梱包材

液体の化粧品は漏れ防止のためOPP袋や宅配ビニール袋に入れ、ガラス瓶はプチプチで包んでから発送するのがおすすめです。

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