缶ビールの発送方法と送料を安くする梱包方法

この記事では
缶ビールの発送・梱包方法について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]元郵便局員が教える!缶ビールの発送方法と送料を少しでも安くするためにやるべき梱包テクニックを解説します。[/prpsay]

缶ビールの発送方法

ビールはアルコール飲料ですが、酒税法上、アルコール度数が24度以下であることが明らかなので、危険物に該当しません。
品名も「ビール」で大丈夫です。

個人間で缶ビールを単品発送する事はないと思いますし、一般的に缶ビールはお中元やお歳暮の時に箱入りでの発送が多いと思いますので、ゆうパックでの発送が多いです。

 

酒税法

ビールは、酒税法上「アルコール度数20%以下」と定められていますので、ゆうパックなどの品名欄にアルコール度数を記載する必要はありませんし、「ビール + 内容量(ml)」だけの明記で問題ありません。

ゆうパックの場合、アルコール度数が24度以下であれば1容器当たりの容量の制限もありませんので、外装を含む荷物の総重量が25kg以内であればゆうパックで発送可能となります。

参考

酒類の分類定義については、下記の記事を参考にしてください。
郵便・ゆうパックで発送できるお酒の種類とアルコール度数一覧

 

ゆうパックで発送する

缶ビールをゆうパックで発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!元払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点

 

e発送サービスで発送する

e発送サービスの利用手順や料金一覧については、下記の記事を参考にしてください。
郵便局やコンビニから超簡単にe発送サービスで荷物を発送する方法と注意点

 

着払で発送する

缶ビールを着払で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!着払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点

 

代金引換で発送する

缶ビールを代金引換で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点

 

送料を安くする梱包方法


個人間で缶ビール単品を売買する事はほとんどないと思いますし、一般的にお中元やお歳暮の時期に箱単位で缶ビールを送ることがほとんどだと思います。
お中元やお歳暮の場合、酒屋、デパート、ショッピングセンターなど、さまざまなところで購入することができ、店舗から直接発送してくれますし、持ち帰りの場合も包装までしてくれる店舗がほとんどなので、自身で包装することもほとんどないと思います。

 

必要な梱包資材

缶ビールを発送する際は、包装紙があれば簡単に梱包できます。
包装紙1つで見た目も変わりますので、Amazon楽天市場で探してみてください。
(最寄りのダイソーやセリアでも購入可)

 

梱包手順

缶ビールを単品で発送するケースはないと思いますので、箱やケースに入った状態での梱包手順を紹介します。

STEP.1
包装
包装紙を使って、丁寧に梱包します。
柄の向きや角の部分の折り返しなど、細かいとこまで気を使って包装すると見た目もすごく良くなります。
STEP.2
商品の発送
ゆうパックやe発送であれば、コンビニや郵便局にて発送すれば完了です。

 

注意点

缶ビールを発送する際の注意点はほとんどありませんが、あえて挙げれば「品名」には注意すべきです。
ビールで一番多い品名は、「ASAHI」「キリン」という銘柄を品名に書かれているケースが多いのですが、残念ながら銘柄は品名ではありませんので、送り先が空輸エリアであれば陸送に変更される可能性があります。

ビールに関して言えば、「お酒 アルコール度数20度以下」と記載せずに、「ビール 500ml x 10」で問題ありません。
ビールは、酒税法上アルコール度数が決められていますので、「お酒」より「ビール」と記載されていれば陸送に振替輸送されることもなく、期日通りに配達されます。

お中元やお歳暮の場合、期日を指定されていることが多いので、振替輸送による遅延を防ぐためにも「品名」は正しく記載してください。
品名欄は、受取人に中身を伝えるものではなく、郵便局で差立て行う際や航空搭載前のX線検査時などに箱を開けずに内容品を確認するために自己申告する欄ですので、中に何が入っているかをわかりやすく記載する必要があります。

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