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乾電池の航空搭載可否について元郵便局員が解説します

乾電池といってもマンガン電池やアルカリ電池やリチウム電池などの種類があり、種類別に航空搭載の可否が異なります。
種類別に航空搭載の可否について解説します。

航空搭載禁止

航空搭載禁止とは、航空機の安全運航のため「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」等により、航空機による輸送が制限されている物品になります。

航空搭載禁止に該当する物品は、ヤマト運輸だけ搭載可能で日本郵便だけ搭載不可能という物品はありません。
全業者一律で決められています。

航空搭載禁止=引受禁止というわけではありませんし、遠方に発送する際に若干お届け日数がかかります。
航空輸送しない地域への発送であれば、全く気にする必要はありません。


乾電池の航空搭載

乾電池は形状や種類が多種多様にありますが、大きく分類すると「マンガン乾電池」「アルカリ乾電池」「ニッケルカドミウム乾電池」「リチウム乾電池」に分ける事ができます。

「乾電池=全て航空搭載禁止」と思われている方も多々いると思いますが、種類によっては航空搭載ができる乾電池もありますので、種類別に解説します。


マンガン乾電池

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マンガン乾電池は、航空搭載可能です。


アルカリ乾電池

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アルカリ乾電池は、航空搭載可能です。


ニッケルカドミウム乾電池

ニッケルカドミウム乾電池は、密閉型のみ航空搭載可能です。
ニッケルカドミウム乾電池は、腐敗性物質を含む恐れがあるため、「密閉型」である事を確認した上で、品名欄に「密閉型」であることを追記する必要があります。
密閉型とは、市販されている一般的な乾電池の形状です。


リチウム乾電池

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リチウム乾電池は、航空搭載禁止です。
スマホなどのバッテリーもリチウム電池に該当します。
ゆうパック限定になりますが、かなり細かい条件があえば航空搭載が出来る商品もありますが、リチウム電池の内国・国際輸送については別の機会に詳しく紹介したいと思います。


事故事例


実際に貨物室でリチウム電池が発火し、機体が大破炎上し死亡した事故などもあります。
参考 UPS航空6便墜落事故ウィキペディア


まとめ

3年くらい前の話ですが、モバイルバッテリーを内容品とする定形外郵便を区分した際に、落下した衝撃で発煙した事故がありました。
幸い、郵便局内の作業でしたので人的・物的被害もありませんでしたが、これが航空機内で発生したとなれば大惨事にも繋がります。

「郵便局の窓口で荷物を出すたびに”電池入ってませんか?”って毎回聞かれるから面倒」なんていう話を聞きますが、上記のような事があるので特に電池に関しては徹底して確認されます。

郵便局員が中身を確認するのは、航空搭載禁止品や引受禁止品が中に入っていないかの確認は当然ですが、本当は法律(郵便法)で決まっている事なのでご理解ください。
 

参考

品名については、下記の記事を参考にしてください。
荷物を少しでも早く届ける為には品名が最も大事です!元郵便局員が教える「正しい品名の書き方」