引っ越し荷物を発送する際の注意点と送料を少しでも安くする梱包テクニックを元郵便局員が解説します

引っ越し荷物を発送する際に注意点すべき点と、現場で培った経験を基に送料を少しでも安くする梱包テクニックを元郵便局員が紹介します。

梱包テクニック

ちょっとしたことを工夫するだけで、送料を安く抑える事ができます。
現場で培った経験を基に、送料を少しでも安くする梱包テクニックを解説します。


ゆうパックの料金算出方法

ゆうパックの料金の算出方法は、日本郵便のWEBサイトで簡単にできますが、事前に料金を調べない人ってかなり多いのが現実です。

1つ2つくらいの荷物であれば問題ないですが、遠方であったり、個数が多かったり、サイズが大きい場合などは「差出地」「宛先地」「サイズ」「個数」を入力し、荷物の数やサイズを調整したり割引を併用する事で、通常より料金を少し安くすることができます。

例えば、福岡から東京まで各サイズ別に10個づつ発送したら、下記の金額になります。
(持込み割・複数口割引あり)

60サイズ:16,000円
80サイズ:18,200円
100サイズ:20,500円
120サイズ:23,000円
140サイズ:25,400円
160サイズ:27,600円
170サイズ:31,200円
 
料金料を見たら一目瞭然ですが、小さい箱で個数を増やすくらいなら、大きめの箱にまとめて全体の個数を減らした方がお得になります。

120サイズ10個分の荷物を60サイズの箱で発送すると、単純計算ですが20個となり送料は32,000円になります。
120サイズ10個分の送料が23,000円ですので、その差額は9,000円となります。

事前に荷物の量を把握し大まかな全体量を計算する事で、送料を大幅に抑える事ができます。
そういう意味では、下記の荷物の準備と仕分けが非常に大事になってきます。


荷物の準備と仕分け

引っ越しの荷物を準備する際に、きちんと種別にわけて仕分けすると良いと思います。
家ごと引っ越しなら仕方ないですが、単身引っ越しであれば「不用品」「今必要じゃないもの」は省くと良いと思います。

ぐちゃぐちゃに入れても無駄なスペースを作るだけですし、破損の原因にもなりますし、伝票を書いたり、発送時に二度手間となる可能性が高くなります。
衣類、本、皿などの割れ物類など、大まかに仕分けするだけでも後々大きな差がでます。

特に衣類であれば、衣装ケースに詰めて、衣装ケースごと荷物として発送されるケースも多々あります。
途中で蓋が開かないように、結束バンドや紐、テープなどで頑丈に固定する等の対策は行う必要があります。

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補足
ゆうパックは、サイズに関わらず重さが25kgを超え30kg以下の荷物は「重量ゆうパック」となり、基本運賃+500円となりますし、ひもやテープなどを用いて複数の荷物を把束できません。
なかなか25kgを超える荷物はないと思いますが、注意すべき点ではあります。


梱包時の注意点

大きめの箱で全体的の個数を抑えて、種別に分けて梱包するのが良いのですが、大きめの箱で発送時には注意すべき点が1つあります。
重量がある場合、出来れば底板ダンボールを1枚入れて、底の部分を少し補強しておく必要があります。

底板ダンボールなしでテープのみの簡単な補強だと、箱が変形したり、中心部が重量に耐え切れず破損する原因になります。
輸送中に底が抜けてしまう事も考えられますので、ダンボールをカットしたりして、底板ダンボールを1枚入れておく事をオススメします。
底板ダンボール付のセット品などもあります。

ゲーム機やパソコン等、リチウム電池を使っているものは航空輸送ができませんので、通常の荷物を分けておくと発送しやすいですし、香水やスプレー缶などは引受ができませんので、仕分けせずにごちゃごちゃに入れておくと、荷物そのものが差出人返還となりますので、くれぐれも航空輸送禁止引受禁止のものだけは確認しておく必要があります。
 

参考

リチウム電池の取り扱いについては、以下の記事を参考にしてください。
リチウム電池の航空輸送ガイド(内国・国際)


スマートな伝票の書き方

下記がゆうパックの元払いで一般的に使用されるラベルですが、あて先・住所などは間違わないように書けば問題ないです。

特に注意すべきは「品名」です。

品名欄にも「正確に記載してください」と書いてありますが、引っ越しの荷物は「雑貨」「日用品」「食品等」「〇〇用品類」という記載が多いです。

これは上記にでも解説してますが、梱包時に種別分けをしないために何か何が入っているかさえ把握出来てない場合や、中身が多すぎて書くのが面倒な場合など、色々な原因が考えられますが、近年品名にはかなり厳しくなっておりますので、必ず内容品を口頭で確認されます。

発送前に裏面もチェックしておくと参考にはなると思います。

裏面にも書いてありますが、航空輸送禁止に該当するものがあった場合、配達指定日があっても間に合わない事がありますと書いてありますので、きちんと仕分けしておくと全てが遅延するという事態は避ける事ができます。

意外と大事なとこでいうと、伝票は複数枚つづりですので、筆圧が弱いと一番下にある荷物に貼付する伝票の字が全く読めない事が多々あります。
こういうものトラブルの原因となりますので、できるだけボールペンでしっかりと書いてくれると助かりますし、住所が見にくいと集配局というより配達局で困る事が多いです。


割引を駆使して発送する

ゆうパックを発送する際に使える割引は複数ありますが、引っ越しの場合だと「持込割引」と「複数口割引」になります。
持込割引が120円、複数口割引が60円、1つ当たり180円安くなりますので、10個あれば1800円の割引となり、1個分くらいは無料となるくらいの割引となりますが、集荷を頼んだ場合、持ち込み割引は適応外にとなります。

アプリ割で継続利用割引などが使える場合は、さらに料金はやすくなると思います。
 

参考

アプリ割については、以下の記事を参考にしてください。
ゆうパックがトク・ラク・ベンリになる「ゆうパックスマホ割アプリ」の活用方法を元郵便局員が解説します


参考


ゆうパックの料金は下記のページより調べる事ができますので、料金を計算する際に参考にしてください。
参考 ゆうパックの料金計算日本郵便 参考 アプリ割ゆうパックの料金計算日本郵便 参考 チルドゆうパックの料金計算日本郵便 参考 重量ゆうパックの料金計算日本郵便