ゆうゆうメルカリ便で発送前に間違って発送通知を押してしまった場合の対処法

ゆうゆうメルカリ便で発送前に間違って発送通知を押してしまった場合の対処法を解説します。

ゆうゆうメルカリ便

ゆうゆうメルカリ便で商品を発送したら、必ず「発送通知」を押さなければなりませんが、稀に手が触れたりして誤通知を経験した人もいると思います。

郵便局にも「間違って発送通知を教えてしまったんですが何とかなりませんか?」とか「間違って押したので追跡を消してください」などと直接窓口に来局される方もいらっしゃいますが、基本的にメルカリ内のシステム内の話なので、郵便局では全く対応できないです。

ゆうゆうメルカリ便に関しては、どんなトラブルでもお客様がメルカリ事務局に連絡した上での対応待ちとなりますので、郵便局に直接連絡・相談しても「対応しない」じゃなくて「対応できない」というのが現状です。

誤発送通知に関しても同様ですので、簡単に解決できる対処法を元郵便局員が解説します。

 

誤発送通知の対処法

実は誤発送通知にも2タイプあり、いずれのタイプかによって対応が異なります。
購入者に伝える連絡内容も異ってきますので、タイプ別の対処方法を解説します。

 

発送手続きを行っていない場合

発送手続きを行っていない場合というのは、窓口やレジで発送手続きを行っていない状態(伝票を印字していない)です。

ゆうゆうメルカリ便で発送通知ボタンを押した後に、発送をやめて配送方法を変更したい場合や通知そのものが誤通知だった場合、「しばらくお待ちください」の画面で3時間ほど待てば問題は解決します。

その後、配送方法変更のボタンをタッチすると、「発送待ち」の状態に戻ります。

一度ゆうゆうメルカリ便で発送通知を押してしまった場合、再度ゆうゆうメルカリ便を利用することができませんので、らくらくメルカリ便、その他配送方法で商品発送を行ってください。

 

発送手続きを行った場合

発送手続きを行った場合というのは、窓口やレジで発送手続きを行った状態(伝票を印字した)です。

出来るだけ早く購入者にメッセージにてお詫びした上で、別の発送方法になると伝える必要があります。
発送方法の変更に伴い「ゆうゆうメルカリ便は使えないので匿名配送にならない事」「住所氏名を教えていただかなければ商品を送れない事」を伝えてください。

匿名配送でなければキャンセルという事であれば、受け付けるしかありません。
取引そのものをキャンセルして再出品という事もできますが、任意の判断に任せます。

 

判断基準

配送状況のステータスバーが表示されている場合は、発送方法の変更はできません。
配送状況のステータスバーがなく「購入者の受取りをお待ちください」「データの確認に時間がかかる場合がございます」と表示されていれば、3時間後に発送方法の変更ボタンが出てきます

表示されている文面で判断する事が可能です。

 

まとめ


この手の問題で一番多いのが、ゆうパケットのサイズ超過による差出人返還後の再発送です。

再発送の場合、上記でいう「発送手続きを行った場合」に該当します。
購入者にメッセージにてお詫びした上で、別の発送方法になると伝える必要があり、住所氏名を教えていただかなければいけません。
発送方法の変更に伴って送料が高くなり赤字になったとしても、メルカリの規約上、出品者の確認ミスなので商品を発送しなければなりません。

ちょっとした確認不足の結果、ものすごく無駄な手間と時間とお金を消費することになり、結果的に評価にも悪影響を及ぼす可能性も高いです。

他にも「中身を入れ忘れた、一部入れ忘れた」「別の商品と入れ間違えた」なども多く、差出直後であれば差出局にて差戻請求後の再発送となりますが、この場合も「発送手続きを行った場合」に該当します。

「利益を出したい」「送料を少しでも安くしたい」というのも大事な事だと思いますが、そこに重きを置きすぎてトラブルが多発すれば身も蓋もありません。
きちんとゆうゆうメルカリ便の利用方法などを確認し、メルカリや日本郵便で決められている事を守ったうえで、トラブルのない取引を行う事が一番大事だと思います。

参考

ゆうゆうメルカリ便と「はこぽす」については、下記の記事を参考にしてください。

「はこぽす」から「ゆうゆうメルカリ便」が発送できるサービスの実証実験開始について解説