悪質な受取拒否と送り付け商法について
解説しています。

代引きとは?
代引きとは、代金引換ともいい、配達の際に郵便物・荷物と引き換えに、差出人のご指定の代金を受取人からお預かりするサービスです。
日本郵便に限らず、ほとんどの大手運送業者で利用できますし、以前から利用する人が多いサービスの1つです。
日本郵便のみ、ゆうパックなどの荷物だけではなく、郵便でも代引きが利用できます。
参考
代引きについては、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点
絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(簡易書留・普通)の書き方と注意点
絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(書留)の書き方と注意点
悪質な行為
代引きは、商品と交換で代金を払うため、注文してから商品が届く間に「気が変わった」や「やっぱり必要なかった」と思い、簡単に受け取りを拒否する悪質なケースが増加し、代引きサービスの中止に踏み切る企業・ショップも出てきています。
[お知らせ] プレミアムバンダイ内 「魂ウェブ商店」一部決済方法の中止についてhttps://t.co/3oj3po6bsu
WEBコンビニ(前払い)をはじめ、引き続きご利用いただける決済方法など、詳細はリンク先をご確認ください。
ご不便をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/bFid9STidH— 魂ネイションズ公式 (@t_features) August 9, 2019
アメブロを更新しました。 『新規代引き中止のお知らせ』 https://t.co/IB3jnY8sDc
— 本物の味シーレッシュ (@searesh_news) August 24, 2018
支払いの義務
代引きを拒否した場合、法律上は注文した側に商品返品に際して発生した余分な送料を負担する義務が生じますし、弁護士によると「受領を拒否しても代金支払い義務を免れるわけではない」ということなので、代引きを受取拒否してもそれですべてが終わりというわけではありません。
送り付け商法
最近、特に問題となっているのが、Amazon(アマゾン)から、覚えのない代引き商品が届く送り付け商法という手口です。
家族がつい支払ってしまったというケースも多く、色々なサイトで注意喚起されています。
「気が変わった」や「やっぱり必要なかった」という理由での受取拒否は考えられませんが、上記のように全く身に覚えのない商品が代引きで届いた場合、きちんと「頼んだ覚えがない商品です」と受取拒否をしてください。
受取拒否
受取拒否については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!郵便物とゆうパックの適切な受取拒否の方法
追記:マスクの送り付け商法
コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクが全国的に品薄になっています。
この混乱に便乗して、マスクの送り付け商法が増加してきていますのでご注意ください。
マスクの品薄に便乗した“マスクの送り付け商法”に注意!
<関連記事>
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点