EMSラベルの印字終了について
解説しています。
EMSラベル印字ネット受付サービス
記入作業軽減のため、EMSラベルのご依頼主、お届け先欄を無料で印字するサービスを日本郵便が提供していましたが、2020年1月31日(金)をもってEMSラベル印字ネット受付サービスが終了します。
参考
EMSラベル印字ネット受付サービスについては、下記の記事を参考にしてください。
国際郵便を便利で楽に発送できる!国際郵便マイページサービスの利用方法
終了となる原因
EMSラベル印字ネット受付サービスが終了する原因は、米国において法律「STOP Act」が制定され、2021年1月から米国宛て記録扱い郵便物(EMS、小包郵便物、書留郵便物、eパケット、eパケットライト)については、通関に関する情報を事前に電子的に送信しなくてはいけなくなり、通関に関する情報を事前に電子的に送信しなかった場合、返送もしくは大幅に送達が遅延となります。
米国以外の国(カナダ、オーストラリア、中国、香港、韓国、タイ、英国、フランス、スペインなど)についても同様に通関情報の電子的な送信を求められていますので、EMSラベル印字ネット受付サービスにより作成したラベルでは、これらの要請に対応できないことから、サービスの終了が決定されました。
2020年1月31日(金)注文受付分までは対応可能です。
参考
アメリカ宛の荷物の発送については、下記の記事を参考にしてください。
アメリカあて国際郵便の通関電子データ義務化と手書きラベルの引受不可問題
新しいラベルの作成方法
今後は、手書きのラベルでの発送を避けてオンラインシッピングツールや国際郵便マイページサービス for ゆうプリタッチを利用したほうが安全で確実に荷物を発送できます。
具体的な利用方法については、下記の記事を参考にしてください。
国際郵便を便利で楽に発送できる!国際郵便マイページサービスの利用方法 国際郵便マイページサービス for ゆうプリタッチの利用手順を解説