元郵便局員が教える!消印(普通日付印・特別日付印)の種類と押印方法

この記事では
消印の種類と押印方法について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]消印(普通日付印・特別日付印)の種類と押印方法について元郵便局員が解説します。[/prpsay]

消印の種類

消印(けしいん)には、「普通日付印」と「特別日付印」があります。
一般的には日付印(ひづけいん)と読みますが、郵便局では日付印(にっぷいん)と読みます。

普通日付印とは、ふだんよく見る日付と時間が記載されているシンプルな消印のことですが、特別日付印は以下の4種類があります。

    • 特殊日付印

国家的又は国民的記念事項、規模が特に大きい博覧会、郵政事業上記念すべき事項等に使用する日付印です。

    • 小型記念日付印

各地の行事、催物等にちなみ使用する日付印です。

    • 風景入日付印

各地の名所・史跡などにちなんで使用する日付印です。

    • 初日用日付印

日本郵便㈱が発行する切手類にちなみ、その発行日に使用する日付印です。

 

押印方法

特殊日付印は、「手押し印」と「自動押印機印」の2種類の押印方法があります。
押印の種類は、以下の2種類に分かれています。

    • 記念押印

第二種郵便料金相当額以上、63円以上の郵便切手にコレクションなどの目的として押印するものです。

    • 引受消印

手紙として差し出された郵便物の郵便切手に、「消印」として押印するものです。

使用期間は、原則として「手押し印」が発行日から7日間、「自動押印機印」が発行日のみとなります。
使用する郵便局は、切手発行の都度に日本郵便のウェブサイトにて公表されています。

 

<関連記事>
元郵便局員が教える!配達証明の郵送方法と注意点