元郵便局員が教える!置き配保険の仕組みと補償までの流れ

この記事では
置き配保険について
解説しています。
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-talk.png” name=”葉書野 ウラ”]置き配保険の仕組みと補償までの流れについて元郵便局員が解説します。[/prpsay]

置き配保険とは?

日本郵便が置き配により配達した後の盗難に対して保険金の支払いを行う仕組みです。
置き配保険は日本郵便が置き配した全ての荷物が対象というわけありませんので、置き配保険の補償条件や補償の流れについて解説します。

置き配とは?
荷物の受取人があらかじめ指定された場所(玄関前、置き配バッグ、宅配ボックス、車庫、物置など)に非対面で荷物などをお届けするサービスです。

 

サービス概要

置き配保険のサービス概要について解説します。

 

置き配保険の対象となる荷物

日本郵便との間で事前に合意した荷送人から差し出された荷物で、商品を購入した注文者からの指定に基づき置き配により配達されたものが対象となります。
※置き配を指定した場合、自動的に保険が付保となります。

 

補償内容

注文者さまに対して商品の購入代金(送料、消費税および使用ポイント分を含む。)またはお支払限度額のいずれか低い額まで補償あれます。

 

補償金額

・1事故当たりのお支払限度額は、10,000 円(送料、消費税および使用ポイント分を含む)です。

 

補償回数

保険の適用回数の上限は、1年当たり2回までです。

 

補償までの流れ

  • 盗難届の提出(注1)
    保険金の請求には盗難届の受理番号が必要となりますので、警察に盗難届を提出していただく必要があります。
  • 保険金の請求申請(注2)
    Web上の保険金請求フォームに必要事項を入力の上、保険金を請求を行うことが可能です。
注意
盗難届の受理番号が必要となりますので、必ず警察に盗難届を提出してください。

 

盗難届の出し方

置き配の場合は最寄の交番・駐在所に出向き「盗難届を出したい」という意向を伝えてください。
その後、警察官に盗まれたと思われる状況(盗まれた可能性がある日時と場所・盗まれたと気がついた時間・防犯カメラの有無・内容品など)を聞かれます。
盗難届はその場で受理されますし、受け付けたという証明として受理番号が記載された紙をその場で渡してくれます。
状況により異なると思いますが、手続きは比較的スムーズで15分もあれば提出することができると思います。

 

まとめ

保険料に関しては、日本郵便が負担しますので注文者さまのご負担はありません。
承諾なく送料に保険金が上乗せされたり、別途で保険料を支払う必要はありません。

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