元郵便局員が教える!被災地へ郵便や荷物を確実に届けてもらう方法

この記事では
支援物資の発送について
解説しています。
葉書野 ウラ
被災地に郵便物や荷物を確実に届けてもらうためにやるべき3つのポイントを、実際に被災地で配達した経験をもとに解説します。

お願い

西日本で大雨による被害、近畿では台風による被害、北海道では地震による甚大な被害がでております。

「家族、親戚、知り合いに物資を送りたい」という気持ちはわかりますが、まず送り先の状況をきちんと確認してください。
状況によって“あて先の記入方法”が大きく異なります。

「郵便局ならなんとか探してくれる!」というのは大きな間違いで、1人でも多くの方に迅速に荷物を届けなければならい状況ですので、くれぐれもご協力ください。

不要不急な荷物の発送は控えてください。


重要な3つのポイント

被災地に郵便や荷物を送る際は、下記の3つのポイントを必ず守ってください。

  • 普通郵便を利用する
  • 追跡情報のある方法で発送する
  • 住所をきちんと記載する
 
特に「住所をきちんと記載する」というが、最も大事な事になります。
避難場所、車中泊、知り合いの家、本当に色々な状況がありますので、できるだけ詳細に書いてください。


普通郵便を利用する

震災の場合、被災地への荷物の引受が停止されることが予想されます。
東日本巨大地震の際も、被災地あて荷物が引受停止となりました。

引受が停止されるのは「荷物(ゆうパック、ゆうメール、ゆうパケット)」であって、普通郵便は荷物に該当しません。
当然、郵便物も遅延すると思いますが、余程の事態でない限り、郵便物の引受を断られる事はほとんどありません。

参考

郵便物・荷物の定義については、下記の記事を参考にしてください。
郵便の定義とサービス一覧 荷物の定義とサービス一覧


追跡情報のある方法で発送する

ゆうパックで発送できる場合は、ゆうパックで問題ないと思います。
ゆうパックが引受停止となり普通郵便で発送する場合、必ず追跡情報のある方法を発送する事を強くオススメします。

普通郵便に追跡番号をつけるなら、「特定記録」か「簡易・一般書留」の2択になります。
「特定記録」は郵便受け投かんとなり、簡易・一般書留は必ず手渡しで渡しますので確実に相手に配達されます。

いずれも窓口から発送可能となり、ポスト投かんできません

参考

特定記録・書留の定義については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!特定記録の郵送方法と注意点 元郵便局員が教える!一般書留の郵送方法と注意点 元郵便局員が教える!簡易書留の郵送方法と注意点

重要
追跡情報があると配送状況が確認できますし、紛失防止にもなります。
何より「書留」は必ず手渡しで渡しますので、確実に相手に配達されます。


住所をきちんと記載する

相手先の自宅に発送する場合は、通常通りの記載方法で問題ありませんが、避難所や親族宅に一時避難されている場合は住所をきちんと記載してください。
特に連絡のとれる「電話番号」の記載が大事になりますし、配達の際に電話にて場所を確認する事が多々あります。
配達する側、受取る側にメリットしかないので、連絡が取れる電話がある場合が記載をお願いします。


あて先の記入方法


受取人の状況によって宛先の記入方法が異なりますので、くれぐれもお間違えの無いようお願いします。


避難所に送る場合


 

補足
郵便番号は避難場所の郵便番号を記載し、避難所の住所と避難所名(気付)を記載します。
避難所の住所の下に必ず自宅の住所を記載し、電話番号は確実に連絡がとれるものを記載して下さい。
避難所名と名前だけだと探すのに時間がかかりますので、避難所の住所の下にできるだけ自宅住所を記載してください。


友人・知人宅に送る場合


 

補足
郵便番号や住所は友人宅を記載し、現居住者名(様方)を記載します。
現居住者名はフルネームでの記載が望ましく、電話番号は確実に連絡がとれるものを記載して下さい。
この場合、自宅住所を記載は不要です。


郵便局留めで送る場合

参考

郵便局留については、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!郵便局留の「書き方」と「受取り方」

重要
送り先によって住所の書き方が少し異なります。
上記はゆうパック伝票をサンプルにしてますが、定形外の場合も上記と同じ記載方法で全く問題ありません。


追記:台風10号の影響について

台風10号の影響については、下記の記事を参考にしてください。
台風10号の影響により業務を休止する九州各県の郵便局情報まとめ