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葉書野 ウラ
郵便の流れ
手紙をポストに入れると、その1通は7つのステップを通って相手に届きます。ポストに投函してから届くまでの郵便の流れを、まず図解にまとめました。
具体的にわかりやすいように、大阪から東京に手紙を送ったとして解説します。
参考動画
下記は郵便物の流れに関する参考動画となります。いずれも日本郵便が「手紙の書き方体験授業」のサイトで公開している教材動画で、見出しは公開元がつけている動画タイトルのままにしています。
おたよりの消印と風景印(STEP.3 の工程)
はがきや手紙を住所ごとに仕分ける(STEP.4 の工程)
大きな郵便局でおたよりを仕分け(STEP.4〜STEP.5 の工程)
郵便物が仕分けられる仕組み(郵便の仕組み)
STEP.4 から STEP.6 でいう「仕分け」は、人が1通ずつあて名を読んでいるわけではありません。郵便配達の仕組みを支えているのは区分機とバーコードです。郵便局の仕組みは引受側と配達側で役割が分かれていて、日本郵便の公式マニュアルはそれぞれが何をしているかを次のように説明しています。
整理すると、バーコードに対する区分機の役割は、2つの郵便局できれいに分かれています。
| 郵便局 | 区分機がすること |
|---|---|
| 引受側の郵便局 | 印字する |
| 配達側の郵便局 | 読み取る |
- 引受側/郵便番号とあて名を合わせて読み取り、住所全体を表すバーコードを透明なインクで印字します。以後の処理は、このバーコードを読み取って行われます。
- 配達側/そのバーコードを読み取り、配達順に並べるところまで機械化されています。バーコードがまだ印字されていない郵便物は、配達側の郵便局で印字されます。
つまり STEP.7 の配達で郵便物が順番どおりに並んでいるのは、STEP.4 で印字されたバーコードを STEP.6 の機械が読んでいるからです。ただし公式マニュアルが説明しているのは機械で処理できたときの流れです。区分機で読み取れなかった郵便物は人が入力して補われ、STEP.6 では配達員による手区分も行われます。
ブラックライトを当てると見えるバーコードの正体
封筒やはがきにブラックライトを当てると、見覚えのないバーコードが浮かび上がることがあります。これが上で出てきた透明なインクで印字されたバーコードです。公式マニュアルはこう説明しています。
公式マニュアルは、区分機が印字する局内バーコードとIDバーコードをまとめて「住所を表すバーコード等」と呼んでいます。差出人が自分で印字するカスタマバーコードを加えた3種類の違いは、誰が印字するかです。
| バーコードの種類 | 誰が印字するか |
|---|---|
| 局内バーコード | 区分機 |
| IDバーコード | 区分機 |
| カスタマバーコード | 差出人 |
- 局内バーコード・IDバーコード/区分機が印字します。どちらも透明の特殊なインクを使うので、そのままでは目に見えません。
- カスタマバーコード/差出人があらかじめ印字するものです。料金割引を受けようとする場合に印字するもので、差し出しの必要条件ではありません。
よくある質問と回答
葉書野 ウラ
テレビで見て知ったんですが、ブラックライトを当てると見えるバーコードって何の意味がありますか?
郵便物の住所を表すバーコードです。日本郵便のマニュアルは「区分機では郵便物に記載された郵便番号とあて名を合わせて読み取り住所を表すバーコード等(局内バーコードおよびIDバーコード)を印字します」「局内バーコードおよびIDバーコードは、透明の特殊なインクを使用します」と説明しています。透明なインクで印字されているため、ブラックライトを当てると浮かび上がります。
郵便物をポストに投函した場合、ポストから郵便物を取り集めした担当者などを調べる事はできますか?
集荷担当局であれば、投函したポスト・日付・時間さえわかれば、担当者を調べる事はできます。
ポストっていたるところにありますが、全国に何本くらいありますか?
総務省の資料によると、郵便ポスト(郵便差出箱)の設置本数は2023年度末(2024年3月31日)現在で173,935本です。日本郵政公社が発足する前の2002年度末は185,966本だったので、そこから12,031本(6.5%)減っています(総務省「郵便事業の現状と今後の見通しについて」2024年7月・資料1-5)。
ゆうパックは郵便局員が配達しないと聞いたんですが、誰が配達してるのですか?
全く配達しないわけではありませんし、郵便局員ももちろんゆうパックを配達しております。 通称「委託さん」と言われている、配達の業務委託を受けた方が配達する事もあります。
郵便の流れのまとめ
- ポスト投函から配達までは7つのステップ。前半4つは差し出した側、後半3つは届け先の側の郵便局が担当する
- 引受側の郵便局が、区分機で郵便番号とあて名を合わせて読み取り、住所全体を表すバーコードを透明なインクで印字する
- 配達側の郵便局は、そのバーコードを読み取って配達順に並べるところまで機械化している
- ブラックライトで見えるバーコードは局内バーコード・IDバーコード。区分機が透明の特殊なインクで印字したもの
- 差出人が自分で印字するカスタマバーコードは別物で、差し出しの必要条件ではない
- 区分機が読み取れなかった郵便物は、ビデオコーディングシステムで人が入力して処理される
葉書野 ウラ









