郵便区内特別郵便物の利用方法と料金割引の適応条件

この記事では
郵便区内特別郵便物の利用方法について
解説しています。
葉書野 ウラ
郵便区内特別郵便物は、一度に大量の郵便物を差し出す場合に料金が安くなりますので、郵便区内特別郵便物の利用方法と割引の適応条件について、元郵便局員が解説します。

郵便区内特別郵便物とは?

郵便区内特別郵便物とは、同一差出人から差し出される定形郵便物または定形外郵便物で、同時に100通以上差し出す等の条件を満たし、同一の郵便区(配達郵便局ごとに定められている郵便物の配達区域)内のみでその引き受けおよび配達を行う郵便物のことです。
通常より、割安な料金で差出すことができます。

区内特別を市内特別と表現される場合もありますが、基本的に言い方が違うだけで同じサービスを意味しますが、区分郵便物と区内特別郵便物は全く別のサービスになります。

参考

区内郵便物については、下記の記事を参考にしてください。
区分郵便物の利用方法と料金割引の適応条件


利用条件

郵便区内特別郵便物を利用する場合、下記の条件を満たす必要があります。

  • 長さ34cm以内、幅25cm以内、重量250g以内の定形郵便物または定形外郵便物であること
  • 同一の郵便区内のみにおいてその引き受けおよび配達を行うものであること
  • 同一差出人から同時に100通以上差し出されるものであること
  • 形状、重量および取り扱いが同一のものである(同一重量帯のものを取りまとめる等の条件を満たすときは、形状または重量が異なるものを差し出すことができます)こと
  • 料金別納(料金を現金等で支払うものに限ります。)、料金後納または料金計器別納としたものであること
  • 表面の見やすい所に「郵便区内特別」の文字を明りょうに表示したものであること
 
注意
引受局と配達局が異なる場合は通常料金となりますので、事前に差出予定の郵便局にて配達エリアを確認してください。

 

分類フローチャート

郵便区内特別郵便は、特別料金(1)~(4)までまでの4種類があります。
どの分類に該当するかで料金も異なってきますので、下記のチャートにて確認ください。
 

チャート(1)
郵便区内特別郵便の利用条件を全て満たしていること
満たしていない場合、郵便区内特別郵便はご利用できません。
 


チャート(2)
下記の両方の条件を満たしていますか?
  • 一度の差出通数が1,000通以上であること
  • 配達まで、通常の送達日数に加えて3日程度の余裕があること


チャート(3)
下記の両方の条件を満たしていますか?
  • 差し出す郵便物は、形状や材質等一定の条件を満たす定形郵便物であること
  • 差出郵便局は、別に定める郵便局であること
 


チャート(4)
文章カスタマバーコードを記載していますか?
 


チャート(5)
文章下記の両方の条件を満たしていますか?
  • 差し出す郵便物は、形状や材質等一定の条件を満たす定形郵便物であること
  • 差出郵便局は、別に定める郵便局であること
 


チャート(6)
文章カスタマバーコードを記載していますか?
 


チャート(7)
差出郵便局の「バーコード記載が必要となる日」の前日までに差し出されますか?
 


チャート(8)
差出郵便局が指定する区分をしていますか?
 


料金割引の適応条件

郵便区内特別郵便物を利用する場合、下記の条件を満たす必要があります。



特別料金(1)

  • 差出人
  • 同一差出人に限ります。

  • 郵便物の種類
  • 定形郵便物、定形外郵便物のいずれかに限ります。

  • あて先
  • 同一の郵便区内のみにおいてその引き受けおよび配達を行うものに限ります。

  • バーコードの記載方法
  • なし

  • 形状・重量
  • 長さ34cm以内、幅25cm以内、重量250g以内で、形状、重量および取り扱いが同一のものに限ります。

  • 差出通数
  • 同時に100通以上

  • 支払方法
  • 料金別納(現金のみ)、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。

  • 事前区分等
  • なし

  • 配達日数
  • なし

  • オプションサービス
  • オプションサービスを付加することはできません。


特別料金(2)

  • 差出人
  • 同一差出人に限ります。

  • 郵便物の種類
  • バーコード記載による特別料金の取扱局として指定された郵便局に差し出される厚さ6mm以下で封筒の材質等一定の条件を満たす定形郵便物に限ります。

  • あて先
  • 同一の郵便区内のみにおいてその引き受けおよび配達を行うものに限ります。

  • バーコードの記載方法
  • 受取人の住所等を表す所定のバーコードを郵便物に記載してください。

  • 形状・重量
  • 定形郵便物の範囲内で、形状、重量および取り扱いが同一のものに限ります。

  • 差出通数
  • 同時に100通以上

  • 支払方法
  • 料金別納(現金のみ)、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。

  • 事前区分等
  • 一部がバーコード付郵便物の場合は、バーコード付郵便物とそれ以外の郵便物とに区分してください。(バーコード付郵便物が100通以上の場合に限ります。)

  • 配達区分
  • なし

  • オプションサービス
  • オプションサービスを付加することはできません。


特別料金(3)

  • 差出人
  • 同一差出人に限ります。

  • 郵便物の種類
  • バーコード記載による特別料金の取扱局として指定された郵便局に差し出される厚さ6mm以下で封筒の材質等一定の条件を満たす定形郵便物に限ります。

  • あて先
  • 同一の郵便区内のみにおいてその引き受けおよび配達を行うものに限ります。

  • バーコードの記載方法
  • 受取人の住所等を表す所定のバーコードを郵便物に記載してください。

  • 形状・重量
  • 定形郵便物の範囲内で、形状、重量および取り扱いが同一のものに限ります。

  • 差出通数
  • 同時に1,000通以上

  • 支払方法
  • 料金別納(現金のみ)、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。

  • 事前区分等
  • 一部がバーコード付郵便物の場合は、バーコード付郵便物とそれ以外の郵便物とに区分してください。(バーコード付郵便物が1,000通以上の場合に限ります。)

  • 配達区分
  • その郵便物をこれと同種の他の郵便物の配達日数に3日程度加算した日数により配達をする特別な取り扱いをすることの承諾をしていただきます。

  • オプションサービス
  • オプションサービスを付加することはできません。


特別料金(4)

  • 差出人
  • 同一差出人に限ります。

  • 郵便物の種類
  • 定形郵便物(左の郵便物の種類およびあて先の条件を満たすものを除きます。)、定形外郵便物のいずれかに限ります。

  • あて先
  • 同一の郵便区内のみにおいてその引き受けおよび配達を行うものに限ります。

  • バーコードの記載方法
  • なし

  • 形状・重量
  • 長さ34cm以内、幅25cm以内、重量250g以内で、形状、重量および取り扱いが同一のものに限ります。

  • 差出通数
  • 同時に1,000通以上

  • 支払方法
  • 料金別納(現金のみ)、料金後納、料金計器別納のいずれかに限ります。

  • 事前区分等
  • 差出郵便局が指定する区域ごとに区分してください。

  • 配達区分
  • その郵便物をこれと同種の他の郵便物の配達日数に3日程度加算した日数により配達をする特別な取り扱いをすることの承諾をしていただきます。

  • オプションサービス
  • オプションサービスを付加することはできません。


料金

 
特別料金(1)の適用を受ける場合



特別料金(2)~特別料金(4)の適用を受ける場合

 

注意点

料金後納の場合、料金後納承認局から差出し場合のみ料金後納の利用が可能ですが、他局から差出しを行う場合、事前に他局差出の手続きを行っていれば、別納(現金のみ)で支払う事も可能です。

参考

料金別納・料金後納については、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!別納郵便物等差出票の書き方と注意点を解説 絶対に失敗しない!後納郵便物等差出票の書き方と注意点を元郵便局員が解説します