別納郵便物等差出票について
解説しています。
別納郵便物等差出票
普通郵便を別納で差出する場合、別納郵便物等差出票を郵便物と提出する必要があります。
後納差出票はパソコンなどで差出票を自作しても問題ありませんが、別納差出票は原則的に決められた以下の差出票しか使用できませんのでご注意ください。(※特約は対象外)
※ 差出票は、郵便物の差出を行う人が記入しなければなりません。
参考
料金別納郵便の手続き方法については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!料金別納郵便の差出し方法
別納郵便物等差出票の書き方
別納郵便物等差出票は記入すべき項目が多くあるように見えますが、実際に差出しを行う際に記入すべき内容はそんなに多くありません。
下記に、記入すべき項目と記入すべき内容を解説しますので参考にしてください。
差出人の住所・氏名
手書きの場合は、上記のように記入すれば問題ありません。
一般のお客様の場合は、発送代行業者を記入する必要はありません。
差出年月日・支払い方法
必ず領収書と差出票の日付を合わせないといけません。
支払い方法は「現金」「証紙」「切手」「小切手」から選択できますが、一部サービスは切手での支払いができなくなりますのでご注意ください。
参考
料金割引郵便物等の料金支払方法の変更については、下記の記事を参考にしてください。
2019年1月1日より料金別納の一部サービスで切手払いが不可になります
郵便種別
特殊取扱とは、「書留」「速達」「特別記録」などが該当し、特殊取扱しなければ無記入のままで問題ありません。
書留の場合、「簡易」か「一般」かを明記してください。
重量は、日本郵便で定められている価格帯を基準にし、重量別に通数を記載してください。
地帯は、記入しなくても問題ありません。
1通の料金等は、封便物等の1通の金額を書く必要がありますが、特殊取扱を行う場合、特殊取扱料金も含めた金額を書いてください。
差出通数と合計金額は、一番下の計の部分も忘れずに書いてください。
記入ミス・訂正印
印鑑で訂正する場合、二枚目も訂正する必要があります。
注意点
上記の項目は、送付手続き前に差出人が記載しておくべき項目です。
別納郵便物等差出票は、郵便局員ではなく差出人が記載しなくてはなりません。
定期的に別納郵便物等差出票を使って郵便物を送付される方は、あらかじめ窓口で別納郵便物等差出票を多めに貰ってください。
事務的に別納での支払いしか認められていないのであれば仕方ありませんが、料金後納や後納ポストインに変更すれば全体的に効率がかなり良くなると思います。
参考
料金後納や後納ポストインについては、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!料金後納の審査条件と失敗しない申請方法 元郵便局員が教える!後納ポストインの良い点と悪い点 元郵便局員が教える!料金後納関連の各種申請書類と記入例
よくある質問と回答
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-hatena.png” name=”葉書野 ウラ”]「別納郵便物等差出票」に関するよくある質問と回答です。[/prpsay]郵便物に別納表示を行いたいのですが、差出事業所名には何を表示すればいいですか?
差出しを行った郵便局名です。
最近は差出事業所名は明記しなくても全く問題ありませんが、念のために差出局にご確認ください。
大口割の種類と割引率を教えてください。
大きく分けると「広告郵便物」「区分郵便物」「バーコード付郵便物」「郵便区内特別郵便物」があります。
割引の適応条件や割引率については、下記の記事を参考にしてください。
広告郵便物の利用方法と料金割引の適応条件 区分郵便物の利用方法と料金割引の適応条件 バーコード付郵便物の利用方法と料金割引の適応条件 郵便区内特別郵便物の利用方法と料金割引の適応条件
普通郵便の特約契約ってありますか?
ありません。
大口・法人向け割引を適応すれば安く送付できますが、それぞれに細かい条件があります。
広告ハガキを差出しする際、毎回見本を出さないといけませんか?
担当局により異なりますが、原則として事前に提出する必要があります。
別納郵便物等差出票の「通数検査」とは、1通づつ数えるんですか?
お客様が差出しする際は、きちんと通数を数えた上で差出しをお願いします。
引受時に通数が多くその場で通数を確認できない場合は、一度局に持ち帰って通数確認を行います。
その場合は、担当者がその場で預かり証を発行しますので、破棄しないようにご注ください。
別納のスタンプは、市販のもので問題ありませんか?
問題ありません。
下記のようなスタンプを利用されている方が多いので、参考になれば幸いです。
<関連記事>
元郵便局員が教える!料金後納の審査条件と失敗しない申請方法 料金別納郵便の支払い方法と注意点