引受時刻証明の郵送方法について
解説しています。
引受時刻証明とは?
引受時刻証明とは、特許や実用新案、意匠及び商標登録の出願のように、郵便物の差出時刻が権利の得失又は優先順に影響を及ぼす場合に、一般書留とした郵便物の引受時刻(分単位、秒は切り上げ)を証明するサービスです。
引受時刻証明は一般書留とする必要がありますので、万が一、郵便事故(紛失・破損・汚損など)が発生した場合、原則として500万円までの実損額が賠償されますが、内容とする現金の額(現金以外のものは時価)を超えて申し出ることはできません。
損害要償額のお申し出がない場合、一般書留は10万円が上限となります。
参考
一般書留については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!一般書留の郵送方法と注意点
対応サービス
引受時刻証明は全てのサービスで利用できるわけではなく、下記のサービスのみ利用可能です。
- 定形郵便
- 定形外郵便
- ミニレター
- 葉書
- 第三種郵便
- 第四種郵便
- ゆうメール
- 心身障がい者用ゆうメール
併用可能なオプション
引受時刻証明と併用可能なオプションは、下記のサービスになります。
簡易書留とすることはできません。
引受時刻証明の郵送方法
お客さま
〇〇〇円になります。
局員(窓口)
郵送したい郵便物をもって最寄りの郵便局の窓口に行き、「引受時刻証明でお願いします」と伝え、その場で料金を支払えば完了です。
難しく考える必要はありませんし、誰でも利用できます。
引受時刻証明は一般書留にする必要がありますので、レシートに追跡番号が記載されます。
追跡番号により配達の状況がいつでも確認できます。
局によっては手書きの「書留・配達記録郵便物等受領証」を渡される場合もありますが、現在はレシートが「書留・配達記録郵便物等受領証」になっています。
注意点
下記の「書留・特定記録郵便物等差出票」の記入を求められることがありますので、その場合、差出人と受取人の名前だけ記入してください。
局によっては、別の書式で控えを出してくれる場合もありますので、必ずしも記入を求められるわけではありません。
よくある質問と回答
[prpsay img=”https://stamp.yuubinya.com/wp-content/uploads/2019/10/huki-hatena.png” name=”葉書野 ウラ”]「引受時刻証明」に関するよくある質問と回答です。[/prpsay]切手を貼れば、ポスト投かんによる差出しは可能ですか?
引受時刻証明は、ポスト投かんによる差出しはできません。
郵便局の窓口からのみ差出しが可能です。
引受時刻証明は、日曜日・祝日も配達されますか?
一般書留とする必要がありますので、日曜日・祝日も配達されます。
コンビニからも差出しできますか?
郵便局の窓口からのみ可能です。
手渡しで配達されますか?
一般書留とする必要がありますので、受け渡しの際に受領印またはサインが必要となります。
引受時刻証明ってどのような場合に使われますか?
特許や実用新案、意匠及び商標登録の出願のように、郵便物の差出時刻が権利の得失につながる場合に利用されるケースが多いです。
料金の計算方法を教えてください。
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