はがきの発送・梱包方法について
解説しています。
目次
はがきの発送方法
はがきは危険物に該当しませんので、単品で送るには全く問題ありません。
品名も「はがき」「年賀はがき」「かもめーる」などで大丈夫です。
年賀はがきの季節になるとレターパック、ゆうパック、e発送などで年賀はがきを送る方が非常に多くなります。
はがきは、かなりデリケートな商品なので、きちんと梱包しないと凹みや角折れが発生し、高確率でクレームの原因になります。
はがき(未使用品に限る)は、フリマアプリよって出品できないサイトもありますので、出品時にはご注意ください。
定形外郵便(規格内)で発送する
- 予想送料
120円~390円
- 予想サイズ
50g以上~500g以内(規格内)
- 追跡番号
なし
- 損害賠償
なし
郵便ポストに投かんできない場合、郵便局の窓口より郵送してください。
ハガキの枚数により発送方法が異なってくると思いますので、下記の「枚数別のサイズ・重量」を参考にしてください。
クリックポストで発送する
- 送料
198円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
滅失や毀損があった場合は郵便料金だけが返金されるますが、損害賠償を請求する者は、その運賃を支払ったことを証明する必要があります。
クリックポストの利用方法については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!初めての方でも失敗しないクリックポストの送り方
レターパックで発送する
▼レターパックライト
- 送料
370円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
なし
▼レターパックプラス
- 送料
520円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
なし
ゆうパックで発送する
はがきをゆうパックで発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!元払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点
e発送サービスで発送する
e発送サービスの利用手順や料金一覧については、下記の記事を参考にしてください。
※メルカリでは、未使用の郵便葉書は販売禁止となっております。
郵便局やコンビニから超簡単にe発送サービスで荷物を発送する方法と注意点
着払で発送する
はがきを着払で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパケットを着払いで発送する方法 絶対に失敗しない!着払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点
代金引換で発送する
はがきを代金引換で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(簡易書留・普通)の書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(書留)の書き方と注意点
枚数別のサイズ・重量
はがきを枚数別に重ねた際の厚みと総重量を計測してみましたので、枚数に合わせた発送方法を絞り込むことができます。
はがき100枚の厚さと重量
葉書を100枚重ねると、約2.4cm(厚さ)、約310g(重量)になります。
100枚を50枚づつの2山に分ければ、スマートレターに入れる事ができますし、厚さに3cm制限のある発送方法(クリックポスト、ゆうパケットなど)でも発送できます。
補償を優先するなら、ゆうパック(60サイズ)しかありません。
はがき200枚の厚さと重量
葉書を200枚重ねると、約5cm(厚さ)、約630g(重量)になります。
200枚を100枚づつの2山に分け、梱包材の工夫をすればクリックポスト、ゆうパケットなどでも発送できます。
補償を優先するなら、ゆうパック(60サイズ)しかありません。
他社であれば、内容品が30,000円以内であれば宅急便コンパクトが良いかもしれません。
メルカリ便(使用済みのはがきのみ販売可)であれば、ゆうパケットプラスなどがベストだと思いますし、通常であればレターパックプラスなどの利用が多く見受けられます。
はがき400枚の厚さと重量
葉書を400枚重ねると、約10cm(厚さ)、約1300g(重量)がになります。
400枚を100枚づつの4山に分け、梱包材の工夫をすればクリックポスト、ゆうパケット、レターパックライトなどでも発送できます。
補償を優先するなら、ゆうパック(60サイズ)しかありません。
メルカリ便であれば、400枚を200枚づつの2山に分ければ、ゆうパケットプラスがベストだと思います。
はがき1000枚の厚さと重量
葉書を1000枚重ねると、約25cm(厚さ)、約3400g(重量)になります。
内容品も6万円超えなので、万が一の補償面を考えるとゆうパックの利用がベストだと言えます。
はがき4000枚の厚さと重量
4000枚の場合、ダンボールに綺麗にいれるとギリギリ80サイズになります。
100サイズで送料を計算しておくと、頑丈に梱包してサイズアップしても送料赤字にはなりません。
送料を安くする梱包方法
はがきを発送する際、送料を少しでも安くするには“枚数に合わせた発送方法の選択”が重要なポイントなりますが、はがきに関しては現金にも換金できますので、送料の安さよりクレームにならない梱包・発送を行う事が大事だといえます。
はがきに関しては、少しくらい送料が高くても損害賠償のある発送方法をおすすめします。
必要な梱包資材
はがきの場合、少量であればスマートレターやレターパック、大量であればダンボール箱の利用が良いです。
封筒や宅配袋では、外装の破損や内容品の角折れの原因に繋がる可能性があります。
水濡防止のためにOPP袋は必須なので、Amazonや楽天市場で購入してください。
(最寄りのダイソーやセリアでも購入可)
クリックポスト用のダンボールについては、2020年4月15日(水)より日本郵便から衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」が販売開始されました。
1個(65円)単位で最寄りの郵便局にて購入できるようになりましたので、詳細は下記の記事を参考にしてください。
日本郵便より衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」の販売開始
梱包手順
水に濡れてしまうと確実にトラブルになりますので、絶対に水に濡れない対策を行う必要があります。
緩衝材に紙を使用する場合、広告紙よりクラフト紙やコピー用紙のほうがよいです。
注意点
送料や追跡情報の有無を見れば、クリックポストが一番リーズナブルだと思いますが、はがきに関しては送料より万が一の損害賠償を最優先すべきかもしれません。
詰め込みすぎると角が潰れたりして確実にトラブルに発展しますので、上手に緩衝材を活用しつつ、きっちり固定したほうが輸送中のトラブル回避になると思います。
メルカリ(使用済みのはがきのみ販売可)、ラクマ、ヤフオク、モバオク、paypayフリマで売れた場合、e発送を利用したほうがコスト・補償的にも安心だと思います。
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