ドライフラワーの発送・梱包方法について
解説しています。
目次
ドライフラワーの発送方法
ドライフラワーは危険物に該当しませんので、単品で送るには全く問題ありません。
品名も「ドライフラワー」で問題ありません。
ドライフラワーはデリケートな商品なので、輸送中の型崩れや花落ちによるクレームも多く、かなり梱包に気を使わなければなりません。
厚めのダンボールを使ったり、針金で固定したり、緩衝材を多用して隙間を埋めたり、梱包資材にも少し費用がかかります。
個人でドライフラワーを販売する場合、輸送中のトラブル防止のために「ドライフラワーはデリケートな商品ですので、梱包には最大限配慮しますが、花落ち、型崩れなどが発生する可能性もございますのでご理解下さい」と事前に告知しておくべきだと思います。
参考
第四種郵便については、下記の記事を参考にしてください。
第四種郵便の送り方と送料を賢く節約する方法を元郵便局員が解説!
定形外郵便(規格内)で発送する
- 予想送料
120円~390円
- 予想サイズ
50g以上~500g以内(規格内)
- 追跡番号
なし
- 損害賠償
なし
厚さが3cmを超えた場合、定形外郵便(規格外)として取り扱われます。
スマートレターで発送する
- 送料
180円
- サイズ・重量
- 追跡番号
なし
- 損害賠償
なし
クリックポストで発送する
- 送料
198円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
滅失や毀損があった場合は郵便料金だけが返金されるますが、損害賠償を請求する者は、その運賃を支払ったことを証明する必要があります。
クリックポストの利用方法については、下記の記事を参考にしてください。
元郵便局員が教える!初めての方でも失敗しないクリックポストの送り方
レターパックで発送する
▼レターパックライト
- 送料
370円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
なし
▼レターパックプラス
- 送料
520円
- サイズ・重量
- 追跡番号
あり
- 損害賠償
なし
e発送サービスで発送する
e発送サービスの利用手順や料金一覧については、下記の記事を参考にしてください。
郵便局やコンビニから超簡単にe発送サービスで荷物を発送する方法と注意点
着払で発送する
ドライフラワーを着払で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
ゆうパケットを着払いで発送する方法 絶対に失敗しない!着払いゆうパックの送り状伝票ラベルの書き方と注意点
代金引換で発送する
ドライフラワーを代金引換で発送する場合は、下記の記事を参考にしてください。
絶対に失敗しない!代金引換ゆうパックラベルの書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(簡易書留・普通)の書き方と注意点 絶対に失敗しない!代金引換郵便ラベル(書留)の書き方と注意点
送料を安くする梱包方法
価格だけで判断するなら定形外やミニレターが安いですが、追跡情報も補償もありません。
ドライフラワー自体の重量は軽いのですが、梱包資材で重量が増えたり、厚みが増しますので、場合によってはクリックポストのほうが使い勝手が良いかもしれません。
メルカリやラクマで売れた場合、ゆうゆうメルカリ便やラクマパック(日本郵便)のゆうパケットを利用すると送料も安いですし、追跡・独自の補償もあり安心です。
必要な梱包資材
ドライフラワーの場合、ドライフラワーに合わせたサイズの箱を利用したいので、箱を自作したほうが良いです。
他にもフローラルワイヤーや板ダンボールがあれば便利です。
更紙は必須なので、Amazonや楽天市場で購入してください。
(最寄りのダイソーやセリアでも購入可)
クリックポスト用のダンボールについては、2020年4月15日(水)より日本郵便から衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」が販売開始されました。
1個(65円)単位で最寄りの郵便局にて購入できるようになりましたので、詳細は下記の記事を参考にしてください。
日本郵便より衣類や小物の発送に便利な包装資材「箱(薄型)」の販売開始
梱包手順
手ごろなダンボールが無ければ、ダイソーなどで60サイズのダンボールを1使えば加工できます。
更紙は柔らかいですし、丸めて隙間埋めの緩衝材としても活用できます。
強く縛り付けると破損の原因にもなりますので、縛る箇所をあらかじめ考えて力加減に注意してください。
押さえつけすぎると折れますし、ゆるゆるだと隙間埋めの意味がありません。
紙を硬く丸めずに、ふんわりとした感じで更紙を活用してください。
注意点
基本的にドライフラワーの発送は定形外郵便を利用される人が多いのですが、サイズ、重量、内容品によってはクリックポストのほうが使い勝手が良い場合もあります。
普通郵便でドライフラワーを郵送される際の注意点として、日本郵便には「水濡防止」「折曲厳禁」「揺さぶり禁止」などの付加サービスはありません。
自作したシールを貼付したり、赤で大きく書くのは自由ですが、普通郵便にそこまでのクオリティを求められても対応はできません。
当然、できるだけ最大限の努力はしますが、商品が濡れない梱包、折り曲がらない工夫、揺さぶられても破損しない状態で発送してください。
参考
普通郵便における水濡注意などの拘束力については、下記の記事を参考にしてください。
普通郵便の「水濡れ注意」や「折曲厳禁」など注意書きの効果と拘束力とは?
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