EMSラベルの書き方と記入例|手書き廃止後の送り状の作り方を元郵便局員が解説

EMS(国際スピード郵便)のラベルが重なった様子

本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト等)が含まれます。

EMSラベル(送り状)は、2024年3月1日に手書きのラベルが廃止され、いまは国際郵便マイページサービスで作成して印刷する方式になりました。 この記事ではEMSラベルの入手方法・入力する項目と記入例・貼り方・印刷後の注意点について、元郵便局員が解説しています。

葉書野 ウラ

元郵便局員として、EMSラベルの現在の作り方を「手書きは使えるのか」「どこでもらうのか」「何を入力するのか」の順に整理します。廃止の時期・入力項目・貼り方は記憶で書かず、日本郵便の公式ページと国際郵便マイページサービスのFAQに当たって確認し、原文のまま引用しています。

EMSラベルは手書きできる?2024年3月1日に廃止されました

EMS(国際スピード郵便)は、日本郵便の公式ページで「世界120以上の国や地域に30kgまでの書類やお荷物を安心、簡単、便利に送れる国際郵便で最速のサービスです。」と案内されているサービスです。同じページの「概要」には、続けて「国際郵便マイページでのラベルの作成が必要です。」(EMS|日本郵便・2026年9月時点)と書かれています。 EMSラベルとは、このEMSで荷物や書類を送るときに荷物へ貼り付ける送り状のことです。EMS伝票発送ラベル宛名ラベルと呼ばれることもありますが、どれも同じものを指しています。 そのEMSラベルですが、物品を送るときに郵便局でもらって手書きで記入する方法はもう使えません。日本郵便の「ラベルの作成方法」ページには、次のように記載されています。
ラベルの準備・作成には、「国際郵便マイページサービス」のご利用が必要です。手書きのラベルでは送れません。(ラベルの作成方法|日本郵便・2026年9月時点)
廃止の時期も公式に明記されています。日本郵便の国際郵便「ダウンロード」ページには、次のように書かれています。
2024年3月1日から手書きのラベル廃止に伴い、税関告知書CN23のダウンロードは削除しました。(ダウンロード|日本郵便・2026年9月時点)
つまりEMSラベルは「郵便局でもらって書くもの」から「自分で作って印刷して持っていくもの」に変わったということです。EMS送り状のダウンロード(ExcelやPDFの様式配布)を探している方もいますが、日本郵便の「ダウンロード」ページにEMSラベルの様式は掲載されていません。用紙を落として手書きで埋める出し方は残っていません。 EMSラベルが手書きから電子作成に変わった時期2024年2月までは、郵便局で受け取った8枚綴りのラベルに手書きで記入して差し出すことができた。2024年3月1日以降は、国際郵便マイページサービスで作成したラベルが必要で、手書きのラベルでは送ることができない。ただし書類だけを送るEMSの書類用ラベルは、集荷時に渡してもらえるものとして公式の案内が残っている。〜 2024年2月郵便局でもらう8枚綴りのラベルに手書きで記入して差し出せた2024年3月1日 〜手書きのラベルは廃止国際郵便マイページサービスで作成したラベルを印刷して使う書類だけを送るEMSの「書類用ラベル」は集荷で渡してもらえるものとして公式の案内が残っています

書類だけを送るEMSは「書類用ラベル」の案内が残っている

手書きが使えない対象について、日本郵便は送るものを限定して書いています。国際郵便マイページサービスのFAQ「集荷はできますか。」には、次のように記載されています。
EMSで物品などを送る場合や国際小包を送る場合、手書きラベルを使うことができませんので、ラベルは国際郵便マイページサービスで事前に作成してください。 そのため、リンク先Web集荷サービスでの入力項目「ラベルの用意」欄では、専用パウチ(国際郵便マイページサービスで作成したラベルを郵便物に貼付するための袋)またはEMS(書類用)ラベルのみ、集荷時のお渡しに対応しています。(集荷はできますか。|国際郵便マイページFAQ・2026年9月時点)
読み取れることは2つです。物品を送るEMSは手書きラベルを使えません。一方で、書類だけを送るEMSの「書類用ラベル」は、集荷のときに渡してもらえるものとして公式の案内が残っています。
注意
書類のつもりでも、金銭的価値のあるものを一緒に入れるなら「物品」の扱いになります。日本郵便は税関告知書について「税関検査の対象とされる可能性のあるもの(物品などの金銭的価値のあるもの)を包有する郵便物」と説明しています(税関告知書について|日本郵便)。物品が1点でも入るなら、国際郵便マイページサービスでラベルを作成してください。

2024年3月1日を境に変わったこと

項目2024年3月1日以降
ラベルの
入手
郵便局でもらう用紙から、国際郵便マイページサービスで自分で作成する方式
記入の
方法
手書きから、画面への入力へ(原則、半角・英数字で入力)
税関
告知書
ラベル作成時に必要な枚数が自動で作成されるため、別途作る必要なし
CN23の
用紙配布
ダウンロードは削除された(公式サイトに様式なし)
荷物への
貼り方
ラベルを直接貼る方式から、専用パウチに入れて貼る方式
※2026年9月時点。税関告知書の扱いは税関告知書について|日本郵便に「国際郵便マイページサービスでラベルを作成していただくと、既定の設定で自動的に必要な枚数の税関告知書が作成されますので、別途作成していただく必要はありません。」と記載されています。  

EMSラベルはどこでもらえる?入手までの3つの経路

EMSの伝票(送り状)は、いまはもらうのではなく自分で作ります。EMSの出し方で最初に確認したいのがこの点です。ただし印刷を郵便局に任せる経路が用意されているので、自宅にプリンターが無くても差し出せます。 EMSラベルを用意する3つの経路国際郵便マイページサービスでEMSラベルを用意する方法は3つある。1つ目は自宅にプリンターがある場合で、パソコン版で作成しA4白色の用紙に印刷して郵便局で受け取ったパウチに入れる。2つ目はスマートフォンがある場合で、スマホ版で作成し届いた二次元コードを郵便局のゆうプリタッチにかざして印刷する。3つ目はプリンターもスマートフォンも無い場合で、パソコン版で作成し、ラベルイメージに記載されたお問い合わせ番号を郵便局の窓口で伝えて印刷してもらう。EMSラベルを用意する① 自宅にプリンターがあるパソコン版で作成 → A4白色の用紙に印刷→ 郵便局でパウチを受け取り、入れて貼る② スマートフォンがあるスマホ版で作成 → 届いた二次元コードを郵便局の「ゆうプリタッチ」にかざして印刷③ どちらも持っていないパソコン版で作成 → お問い合わせ番号を郵便局の窓口で伝えて印刷してもらう

パソコンで作って自宅のプリンターで印刷する

日本郵便の「ラベルの作成方法」ページでは、パソコンから作成する手順を次の4段階で案内しています。
  1. マイページで必要な情報を入力します。
  2. ご自身のプリンターでラベルを印刷します。
  3. 郵便局でパウチを受け取ります。
  4. 印刷したラベルをパウチに入れ、貼付します。
用紙の指定もはっきり決まっています。国際郵便マイページFAQには「ラベル、控えを印刷の際は、A4白色の用紙に、片面で印刷してください。印刷が鮮明であれば白黒印刷で問題ありません。」(用紙の大きさ・色は何でもいいですか。)と記載されています。カラープリンターは要りません。

スマホで作って郵便局のゆうプリタッチで印刷する

スマートフォンから作る場合は、印刷を郵便局の機械が引き受けます。手順は次のとおりです。
  1. マイページで必要な情報を入力します。
  2. ご指定のメールアドレスに二次元コード表示用URLが送信されます。
  3. 二次元コードを、郵便局に配備されているゆうプリタッチにかざします。
  4. ラベル印刷の完了です。
ゆうプリタッチが置かれていない郵便局もあります。その場合について公式は「ゆうプリタッチがない郵便局で差し出す際は郵便局員に印刷用番号(お問い合わせ番号)をお伝えください。」と案内しています。
補足
コンビニのマルチコピー機は使えません。国際郵便マイページFAQ「スマートフォン版で作成したラベルはコンビニに置いてある端末でも印刷できますか。」の回答は「コンビニの端末では印刷できません。」の一文です。

プリンターもスマホも無いときは窓口で印刷してもらう

自宅にプリンターが無く、スマートフォンも持っていない場合の経路も公式に用意されています。国際郵便マイページFAQ「パソコンでラベルを作成したいのですが、家にプリンタがありません。」には、次のように記載されています。
国際郵便マイページサービス(スマートフォン版)をご利用ください。スマートフォン版では、郵便局に設置されている「ゆうプリタッチ」というプリンタで印刷することが出来ます。(中略)スマートフォンをお持ちでない場合は、国際郵便マイページサービス(パソコン版)から作成し、作成したラベルイメージに記載されている「お問い合わせ番号」を、郵便局の窓口でお伝えください。郵便局にて印刷いたします。(パソコンでラベルを作成したいのですが、家にプリンタがありません。|国際郵便マイページFAQ・2026年9月時点)
つまりラベルの作成そのものはお客さま側で必ず必要で、印刷だけは郵便局に任せられるという切り分けです。窓口へ行く前に、パソコンかスマートフォンで入力を済ませておいてください。  

EMSラベルの書き方|入力する項目と記入例

手書きが廃止された結果、「書き方」は「入力の仕方」に変わりました。入力する中身は、ラベルに手書きしていた時代と同じで、差出人・受取人・内容品の3つが柱です。
入力する項目書き方
ご依頼主
(差出人)
氏名・住所・郵便番号などを、原則半角・英数字で入力
お届け先
(受取人)
氏名・住所・郵便番号。受取人の電話番号は分かる範囲で入力すればよい
内容品の
品名
総称や商品名ではなく、具体的な品名を入力(例:Toy ではなく Stuffed Doll)
内容品の
個数・価格
品目ごとにもれなく入力。一回の差出で登録できる内容品は60項目まで
内容品の
重量
必須ではない。分かる範囲で入力すればよい
HSコード一部のヨーロッパなどあては入力が推奨されている
発送予定日入力した日付の前後14日間がラベルの有効期間になる
※2026年9月時点。出典は内容品の正確な入力について|日本郵便と国際郵便マイページFAQ。

あて名(差出人・受取人)の書き方

言語の指定は、日本郵便のよくあるご質問「ラベルの内容を日本語で記入したいのですが。」で明確に断られています。
配達先や内容品が分からないため、送り先の国の税関や郵便局で止まってしまったり、返送される場合がございます。英語(推奨)またはフランス語で記載をお願いします。(ラベルの内容を日本語で記入したいのですが。|日本郵便・2026年9月時点)
住所の書き方は日本語の順序と逆になります。日本郵便のよくあるご質問「英字でのあて名の書き方が分かりません。」の回答は「1段目に名前を記入し、2段目以降は日本とは逆に、建物名や番地から記載します。」(英字でのあて名の書き方が分かりません。|日本郵便)です。小さい単位から大きい単位へ、と覚えてください。 受取人の電話番号は空欄でも入力を進められます。公式の回答は「場合によって受取人様に連絡する必要が出ることもございますので、分かる範囲でご記入ください。」(EMSラベル欄の「受取人電話番号」が分からないのですが、必要ですか?)です。分かるなら入れておいてください。日本郵便は差出しの注意点として「税関検査の対象とされる可能性のある内容品を包有する郵便物については、名宛国において税関検査を円滑・迅速にするためにお届け先に連絡を取る場合があります。」とも案内しています。
補足
日本郵便は「可能な限り、ご依頼主およびお届け先の住所氏名を郵便物の内部に記載するか、郵便物の中にそれらを記載した紙を入れていただきますようお願いいたします。」(国際郵便の差出しにあたっての注意点はありますか?|日本郵便)と案内しています。ラベルが破れて読めなくなったときの保険になるので、箱の中にも住所氏名を1枚入れておいてください。

内容品の書き方(品名・個数・重量・価格)

EMSラベルで最も具体的に書くことを求められるのがこの欄です。日本郵便の「内容品の正確な入力について」には、入力すべき4項目が次のように書かれています。
内容品の品名、個数、重量、価格を、英語(推奨)またはフランス語で入力すること。(内容品の正確な入力について|日本郵便・2026年9月時点)
同じページは、正確でなかった場合に何が起きるかも書いています。
入力が正確でない場合、名あて国における税関検査に時間を要したり、場合によっては、郵便物が返送、没収等されることがあります。(内容品の正確な入力について|日本郵便・2026年9月時点)
ここを雑に埋めると、荷物が止まるか返ってきます。 内容品はすべて記載するのか、一部でよいのかを迷う方がいますが、答えは入っているものを品目ごとにすべて入力するです。書き方のコツは大きな言葉を使わないことです。公式は「ぬいぐるみを送る場合は、総称の“Toy”(おもちゃ)や、商品名ではなく、品名の“Stuffed Doll”(ぬいぐるみ)と、入力します。」と例を挙げています。重量については必須ではなく、国際郵便マイページFAQに「内容品の重量や総重量は必須項目ではないので、分かる範囲でご入力ください。」(内容品の重量や総重量は必ず入力しなければいけませんか。)と記載されています。
補足
英語の品名が分からないときは、日本郵便が「内容品の日英・中英訳、HSコード類の例」で対訳を公開しています。国際郵便マイページサービスの内容品入力画面からも検索できます。

「See the attached document」と印字されたとき

内容品を細かく入力すると、送り状の品名欄が「See the attached document」の1行だけになることがあります。これは不具合ではありません。
「添付書類を参照してください」という意味の文章です。送り状のスペースに限りがあるため、内容品の項目数が多いときは送り状に全ての品目を印字せずに、税関告知書やインボイスに全ての内容品を印字します。(送り状に内容品が全て印字されずに「See the attached document」という印字がされます。|国際郵便マイページFAQ・2026年9月時点)
このときは税関告知書やインボイスを外さずに、まとめてパウチへ入れてください。品目の一覧はそちらに載っています。なお、日本郵便の「国際郵便の送り方ガイド」には「インボイスは内容品の総額が20万円を超えるものを送る場合などに必要となります。」と記載されています。  

EMSラベルの貼り方と、印刷したあとの注意点

印刷したラベルは、そのまま荷物にテープで貼るのではなく専用パウチに入れて貼り付けます。パウチは郵便局で受け取れます。 貼る位置には決まりがあります。日本郵便のよくあるご質問「ラベルを作成して、郵便物に貼付してから郵便局へ差し出す場合、注意点はありますか?」には、次のように記載されています。
お客さまがラベルを作成され、郵便物に貼付される場合は、バーコードの貼付位置にご注意ください。確実な追跡入力を実施するため、バーコード全体を郵便物の単一表面に貼付してください。(ラベルを作成して、郵便物に貼付してから郵便局へ差し出す場合、注意点はありますか?|日本郵便・2026年9月時点)
角をまたいで折り曲げて貼ると、確実な追跡入力ができません。あわせて「国際郵便の送り方ガイド」の梱包の項目には「発送用ラベルは開封口へかからないように貼ります。」と記載されています。フタの合わせ目をまたがない、平らな一面に貼る——この2点を守ってください。

印刷したラベルを手書きで直してはいけない

入力を間違えたことに印刷後に気づいても、ペンで直してはいけません。国際郵便マイページFAQ「印刷した後に修正することはできますか。」の回答は、次のとおりです。
手書きでの修正は原則認められません。特にヨーロッパ等の国・地域の税関検査では、送信された通関電子データに基づいて、輸入可否の判断や、関税等の税額の算定を行うため、入力された内容品名や金額に誤りがありますと、郵便物ラベルや税関告知書の手書き修正を行っても認められず、通関手続に時間を要したり、高額な関税等が課される場合があります。(印刷した後に修正することはできますか。|国際郵便マイページFAQ・2026年9月時点)
ラベルに書いた文字は税関に届く電子データと連動していないため、紙だけ直しても意味がありません。パソコン版なら「発送履歴を見る」の「再作成」から、スマートフォン版なら最初から作り直してください。
注意
同じラベルをコピーして2個目の荷物に使うことはできません。国際郵便マイページFAQには「同じラベルをコピーして複数の郵便物に使うことはできません。」と明記されています。通関電子データが正常に送信されないなどの不利益が生じます。荷物が2個なら、ラベルも2枚作ってください。
 

参考|2024年2月まで使われていた手書きのEMSラベル

ここから下は、手書きが廃止される前に郵便局で配布されていたEMS送り状の実物写真です。いまは物品を送るEMSでは使えませんが、書類用ラベルの見た目や、ラベルが何枚で構成され、どの控えが誰の手元に残るのかを知る資料として残しておきます。

書類用ラベルと物品用ラベルの違いと見分け方

EMSのラベルには「書類用」と「物品用」の2つがあります。違いは中身で、書類を送るときは「書類用」、物品を送るときは「物品用(EMS物品用ラベル)」を使います。 EMS(国際スピード郵便)の書類用ラベル。左上に「書類用(Business Papers)」と表示され、From・Toの記入欄がある EMS(国際スピード郵便)の物品用ラベル。左上に「物品用(For goods)」と表示され、From・Toの記入欄と内容品の明細欄がある 大きさでも見分けられますが、確実なのはラベル上部の表示です。それぞれのラベルに「書類用(Business Papers)」「物品用(For goods)」と印刷されています。
EMSラベルの見分け方。書類用ラベルの上部にある「書類用(Business Papers)」の表示
EMSラベルの見分け方。物品用ラベルの上部にある「物品用(For goods)」の表示
なお、書類と物品を1つの荷物に混ぜてよいかは公式に回答があります。日本郵便のよくあるご質問「EMSでは、書類と物品を一緒に入れて送れると聞きましたが?」の回答は「EMSは書類と物品を一緒に入れて送ることができます。」です。混ぜた場合は物品として扱われるため、ラベルは国際郵便マイページサービスで作成してください。

手書きラベルは8枚綴りだった

廃止前のEMSラベルは、8枚綴りの複写式でした。1枚ずつ役割が決まっています。 (1枚目) EMSラベルの1枚目。「EMSをご利用いただくお客様へのお知らせ」と、航空危険物が入っていないことを確認するチェック欄・署名欄がある
補足
1枚目には、発送時の注意事項などが記載されていました。必要なければはがして捨てる部分です。

参考

航空危険物については、下記の記事を参考にしてください。 世界地図の上に置かれた「FRAGILE HANDLE WITH CARE」と印字された段ボール箱 元郵便局員が教える!海外に送る前にチェックすべき航空危険物一覧 分解されたスマートフォンとリチウム電池が並ぶ様子 リチウム電池マークの書き方と貼り方|航空搭載の条件を元郵便局員が解説
(2枚目) EMSラベルの2枚目(伝票記入用)。荷物にそのまま貼付され、From・To・内容品を英語などで記入する
補足
2枚目は伝票記入用で、荷物にそのまま貼付されました。
(3枚目) EMSラベルの3枚目(お客様の控え)。From・Toと内容品の明細欄が赤い罫線で印刷されている (4枚目) EMSラベルの4枚目。「EMS受取書(Sender's Copy)」と表示され、配達状況の問い合わせ先が記載されている
補足
3枚目と4枚目はお客さまの控えでした。
(5枚目) EMSラベルの5枚目(引受局の控え)。日付印を押す欄と損害要償額の欄がある
補足
5枚目は引受局の控えでした。
(6枚目) EMSラベルの6枚目。税関告知書(CUSTOMS DECLARATION CN23)で、内容品の明細と署名欄がある (7枚目) EMSラベルの7枚目。6枚目と対になる税関告知書(CN23)
補足
6枚目と7枚目は税関告知書で、荷物に付いたまま発送されました。
(8枚目) EMSラベルの8枚目。緑色の配達証(PROOF OF DELIVERY)で、配達日と受取人の署名欄がある
補足
8枚目は配達証でした。

発送時に貼付された状態と、手書きしていた欄

8枚綴りのうち、発送時に貼付されるのは「税関告知書」「税関告知書」「配達証」が付いた状態でした。 荷物に貼付された状態のEMSラベル。税関告知書2枚と配達証が付いたままになっている 差出人が手書きしていたのは、次の画像の1・2・3の3か所だけです。1が差出人の氏名・住所・郵便番号、2が受取人の氏名・住所・郵便番号、3が内容品でした。入力する中身がいまの国際郵便マイページサービスと同じであることが分かります。 EMSラベルの記入例。差出人Taro Yubinと受取人Ms. Hanako Yubin(アメリカ・バージニア州)の住所、内容品にKimonoとMagazineを書き込み、記入箇所をA〜Fと①〜⑤で示している

参考

国際郵便・小包の関連記事は、下記を参考にしてください。 世界地図の上に置かれた「FRAGILE HANDLE WITH CARE」と印字された段ボール箱 元郵便局員が教える!海外に送る前にチェックすべき航空危険物一覧 分解されたスマートフォンとリチウム電池が並ぶ様子 リチウム電池マークの書き方と貼り方|航空搭載の条件を元郵便局員が解説 国際郵便ラベルの「内容品の詳細な記載」欄に英語で品名を記入した例 国際郵便の内容品(品名)の英語表記一覧|EMS・国際エアパケットの書き方を元郵便局員が解説 丸めた状態の布製メジャー(巻尺) EMS・国際小包のサイズの測り方|長さ+横周とゆうパック170cmの違いを元郵便局員が解説 火薬類・高圧ガス・引火性液体など、送れない危険物の一覧表 元郵便局員が教える!国際郵便の危険物申告書の書き方と注意点 国際郵便・国際小包・EMSに関するよくある質問と回答 国際郵便・国際小包・EMSに関するよくある質問と回答 赤と青の縁取りが入ったエアメール用の封筒と鉛筆 絶対に失敗しない!エアメールを送付する際のあて名の書き方と注意点 通関委任状(輸入・輸出)の書き方と注意点 通関委任状(輸入・輸出)の書き方と注意点 税関告知書補助用紙の書き方と注意点 税関告知書補助用紙の書き方と注意点 そのリサイクルダンボールは大丈夫?箱の外装にある「危険物ラベル」「マーキング」の一覧と外装トラブルの対処方法を元郵便局員が解説します。 そのリサイクルダンボールは大丈夫?箱の外装にある「危険物ラベル」「マーキング」の一覧と外装トラブルの対処方法を元郵便局員が解説します。  

よくある質問

葉書野 ウラ

「EMSラベル」に関するよくある質問と回答です。

EMSラベルをダウンロードして印刷し、手書きで書くことはできますか?

できません。日本郵便は「2024年3月1日から手書きのラベル廃止に伴い、税関告知書CN23のダウンロードは削除しました。」と案内しており、用紙のダウンロード自体が終了しています。国際郵便マイページサービスで作成してください。

 

EMSの伝票(送り状)はどこでもらえますか?

物品を送る場合は、もらうのではなく自分で作ります。パソコンなら自宅のプリンターで、スマートフォンなら郵便局の「ゆうプリタッチ」で印刷します。どちらも無い場合は、パソコン版で作成してお問い合わせ番号を郵便局の窓口で伝えると、郵便局で印刷してもらえます。

 

2個口で送ります。ラベルは一度に作れますか?

できません。国際郵便マイページFAQには「一度に複数のラベルを作成することはできません。お手数をおかけしますが、郵便物一通ごとにラベルを作成してください。」と記載されています。パソコン版は「発送履歴を見る」の「再作成」から同じ内容を引用して2枚目を作れます。なお、2つの箱をガムテープなどで束ねて1つのEMSにするのは避けてください。日本郵便は「別のEMSとしてお送りください。」と案内しています。

 

ラベルを作りましたが、その日に出せませんでした。使えますか?

使えます。有効期間は「発送予定日として入力した日付およびその前後14日間」です。ただし作成日から未差出のまま14日を経過すると、発送履歴のデータは自動で削除されます。

 

作ったラベルを結局使いませんでした。取り消しは必要ですか?

不要です。国際郵便マイページFAQには「ご使用にならないラベルは適宜破棄してください。また、お客さま側で通関電子データを削除する必要はありません。通関電子データが作成されたことを理由として郵便料金等が発生することはありません。」と記載されています。

 

EMSは集荷に来てもらえますか?

来てもらえます。日本郵便は「EMSおよび国際小包は集荷に対応しております。」と案内しています。ただし物品を送る場合はラベルを事前に作っておく必要があり、集荷時に渡してもらえるのは専用パウチかEMS(書類用)ラベルだけです。

 

EMSラベルの書き方のまとめ

  • 手書きのEMSラベルは2024年3月1日に廃止された。用紙のダウンロードも終了している
  • 物品を送るEMSは国際郵便マイページサービスでラベルを作成する。手書きのラベルでは送れない
  • 書類だけを送るEMSは、EMS(書類用)ラベルを集荷時に渡してもらえる案内が公式に残っている
  • 印刷は、自宅のプリンター/郵便局のゆうプリタッチ/窓口の3経路。プリンターが無くても差し出せる
  • 入力は英語(推奨)またはフランス語。内容品は品名・個数・重量・価格を、総称ではなく具体的な品名で
  • 印刷後の手書き修正は原則認められない。間違えたら作り直す
  • ラベルは専用パウチに入れ、バーコード全体が単一表面に収まるように貼る

葉書野 ウラ

EMSラベルは、物品を送るなら「郵便局でもらって書くもの」ではなく「自分で作って印刷して持っていくもの」に変わりました。荷物を持って窓口へ行く前に、入力と印刷まで済ませておくと手戻りがありません。わからないことがあれば差出し郵便局へ。参考になれば幸いです。
<関連記事> 国際郵便における小形包装物の大きさの変更について 国際郵便における小形包装物の大きさの変更について

この記事を書いた人

葉書野 ウラ元郵便局員

元郵便局員が今までの経験と知識を元に、郵便関連の情報をバカ真面目に解説してます。

得意分野 — 郵便/ゆうパック/レターパック/国際郵便/梱包/切手